トライオートFXのトルコリラ取扱開始に注目
インヴァスト証券が提供するトライオートFX口座にて2015年9月28日よりトルコリラ円の取扱いが開始されます。その詳細が先日公開されたのですが、興味深い部分がいくつかあったので紹介させていただきます。
トルコリラ円 売り派と両建て派注目のスペック
下記がトルコリラ円の概要です。
2015年9月10日のインヴァスト証券お客様へのお知らせの中で告知されたものなので、既に目を通されている方も多いかもしれません。
この中で私が注目しているのが薄赤色部分の2点です。
- トルコリラ円スプレッド5.5銭
- スワップポイント100円程度
まずトルコリラ円スプレッド5.5銭というのは、業界最狭水準です。現在固定スプレッドでもっとも狭いのがヒロセ通商の4.9銭です。くりっく365は固定スプレッドではないのですが、4〜7銭くらいのスプレッドを提供しています。トライオート口座の5.5銭はこれらと同じまたはちょっと劣るくらいの水準ということになります。
トライオート口座は、マネースクエアのトラリピに近いサービスでもあるため半自動売買設定のオートパイロット注文では手数料が発生します。ただ、完全手動のマニュアル注文でポジションを作れば手数料無料なので使い分けができるのでスプレッド5.5銭の恩恵は十分に享受できます。
次にスワップポイントです。
スワップポイント100円程度というのは、トルコリラ円買い派にとっては「低くすぎる」と感じるかもしれません。でも、売り派あるいスワップポイントサヤ取り(異業者両建)などのは両建て派の視点でいくと評価は逆転します。
売りポジションでのマイナススワップポイントがー100円前後ということになるので、これはもっとも負担が少ないグループに入ります。
しかも、トライオート口座は売りスワップポイントと買いスワップポイントの差が数円程度と小さ目の口座です。トライオート口座内で両建てにしても気になるほどの負担にはなりません。
これを利用する形の戦略も有効です。
- トルコリラ円売りポジション保有
- トルコリラ円買いポジションをトラリピ風に買い下がる
他の口座でこれをやると、買いスワップポイントと売りスワップポイントの差額がジワジワと効いてきて続けるのが苦しくなったりするものですが、トライオート口座ではその心理的負担が軽減できます。
9月28日まではまだ日があるので、実際にどういうスワップポイントになるのかはわかりません。ただ、スワップポイントが高くても低くても利用価値があります。この通りのスペックが実現されれば、トルコリラ円売買でトライオート口座を有効活用できそうです。
取扱い開始が楽しみです。トライオート口座は、通常10000円のところタイアップにて+3000円の最高13,000円キャッシュバックキャンペーン中です。