米ドル円追尾ゲリラ戦略
トライオートFXは、両建てポジションで証拠金を節約できるルールになっています。例えば、米ドル円10万通貨買いと米ドル円10万通貨売りという両建てポジションをつくると通常の必要証拠金は110万円ほどになります。でも、トライオートFXでは半分の55万円くらいでOKということになっているのです。
1月より、このルールを利用した米ドル円両建て戦略を稼動させていますのでご紹介します。
米ドル円買いポジションのヘッジに追尾ゲリラを使用する。
私は現在、米ドル円の買いポジションを相当数保有しています。これは、日本の長期円安傾向が不可避で今後も進行すると感じているためです。
ただ、相場が常に円安で推移するわではありません。当然のことながら、定期的に円高時期というものは到来します。そういう円高時期に買いポジションの含み損をヘッジしながら、総合的に利益を増やせる方法として今回の追尾ゲリラ戦略を始めてみました。
この戦略でやることは以下の2点です。
- トライオートFXの追尾ゲリラを使って、米ドル円売りポジションを作ります。
- トライオートFXの両建て証拠金節約のルールを活用して状況をみながら米ドル円買いポジションを作成する。
これにより以下のような状況が想定できます。
- 円安進行時:買いポジションで含み益、売りの追尾ゲリラは損失となりやすいものの往来相場で利益をとることで損失を最小限に抑えて全体の利益を増やす。。
- 円高進行時:買いポジションで含み損、売りの追尾ゲリラは利益をだし損失をヘッジする。
- 長期的効果:それぞれの局面でヘッジと追尾ゲリラ効果を得ながら全体の利益増をしていく。
この思惑で年初から動かした結果がこちらです。
まだ実際の稼動は数日ですが、+66,900円となっています。数字が端数となっているのは利益確定幅を微調整しながらやっていたためです。今後は、基本的には1本決済で1万円の利益確定または損きりという形で推移していくことになります。
現在トライオートFX口座には、両建てとなる米ドル円の買いポジションも10万通貨保有しています。強烈な下げ相場では含み損は増えざるを得ません。単純に買いポジションだけを保有していれば、円高時には下げた分だけ含み損増加となります。でも、
こうしておくことで、売りポジションの追尾ゲリラによる利益で含み損の何割かを補っておくという目論みです。うまく往来相場となってくれれば、トライオートFXの半自動売買で想定外の大きな利益となる可能性もあります。
まあ、あまり期待ばかりしてもしょうがないですけどね。
今回は最初という事で1万通貨の追尾ゲリラ10本で設定しています。これは、トライオートFXの「クイック仕掛け」で設定できる追尾ゲリラ10本の利益確定幅を100pipsに変更したものです。デフォルトは10pipsなのですが、これだと本格的下げ相場突入の際には、買いポジションの含み損をヘッジする効果が薄れてしまうため、大きめの数値に変更しています。
現在10本のうち3本が実際にポジションを保有している状況です。
まずは数週間様子をみます。その結果をみながら、米ドル円の買いポジションの保有数量に合わせて仕掛ける追尾ゲリラ数を増やしていくつもりでいます。