そろそろAUDNZD大転換期をトライオートFXでとる戦略
AUDNZDは2011年春から下げ続けている通貨ペアです。そろそろ下げ止まり感がでてきて転換しそうな形になってきています。今回は、このAUDNZD大転換期をとるのにトライオートFXを使った戦略をつくってみました。
AUDNZD大転換期の理由
まず、AUDNZDが大転換期にさしかかったと感じる理由について書かせていただきます。まずは、トライオートFXのAUDNZDチャート画面をご覧下さい。
これは、AUDNZDの2004年からの約10年分の月足チャートです。このチャートを見ると以下のようなことがわかります。
- AUDNZDは過去10年で2005年以来の底値圏に突入している。
- AUDNZDは、大底は大陰線(赤色)が2本以上発生する傾向があり2014年12月でその形が完成ほぼ確実。
- AUDNZDの大底は、2段階に分けて底をつくるいわゆるW型が多い。今回も1年かけてW型を形成しそうになっている。
- 今回の下げの形は、2005年に似ている。
- 2005年に現在値近辺まで下げたときは、大陰線2本の後に大きく上げている。
- 弱気な見方としては、もう数ヶ月ズルズルと下げを更新する可能性もある。
ここからAUDNZDの今後の値動きは以下のような想定ができるかと思います。
- AUDNZDがここから更に大きく下げる可能性は薄い。
- とはいえ、大底を的確に掴むのも難しい。
そして、AUDNZDの日足をみるともうちょっと下げそうな感じもあるため「もう少しズルズルと下げてから反転」というシナリオもありえます。
そして過信も禁物です。
これは絶対と当人は思っていても相場がその期待を裏切る値動きをすることは、よくあることです。このまま更に下落する可能性も考慮して、リスクを小さくするために「敗北ライン」の設定も重要となります。
これらを全て考慮した形で裁量トレードでやるのはちょっと難しいんですよね。
AUDNZD買いポジションは、マイナススワップポジションでもあるので、まだ崩れていく可能性を考慮すれば、買いポジションを作って、放ったらかしにしておけばいいという訳にはいかないからです。
こういう時には、半自動売買トライオートFXの出番です。
AUDNZD大転換期を取るためのトライオートFX設定
下記の設定で稼動検討中です。
トライオートFXで予め用意されている「自動売買注文「コツチャリン20pips」の設定が今回の戦略に合いそうです。デフォルトの設定に「連敗1」だけを加えた形です。この設定だけでいかの対応ができます。この設定は、相場展開に合わせて今後以下のような売買をしてくれます。
- ジリジリと下げ相場:カウンターで買い下がってくれる可能性がある。
- 想定どおり上げ相場に転換:ジグザグの上げでも一気に上げる場合でも、値動きに合わせて利益を積み上げてくれる。
- 最悪の損失:ー160pips
ジリジリとした下げ相場対策としては「コツチャリン10pips」の方が有効かもしれないので、その辺はもう少し策を練ってみます。現在は、クリスマスシーズンの影響でAUDNZDのスプレッドが10pipsまで拡大しているので、通常のスプレッドに縮小するのを待ってからの仕掛けをする予定です。
最近、トライオートFXの戦略を練るのが楽しいです。