トライオートFX追尾1本ゲリラ
トライオートFXでは、どなたにでも使い易いように工夫された自動売買注文が用意されています。その一つが「追尾ゲリラ」です。これは、相場の変動を追いかけるようにポジションを作成・決済を繰り返してくれます。「追尾ゲリラ」にも数種類あり最高10本のポジションが発生するタイプものもあります。
私がトライオートFX初心者の方におすすめできるのは「追尾1本ゲリラ」です。この名のとおり、ポジションは1本だけしか発生しませんので、追尾ゲリラの特徴をゆっくりと観察できます。
トライオートFX追尾1本ゲリラ
追尾1本ゲリラの手順は以下のような感じでやると良いと思います。
- 通貨ペアと大まかな売買方針を決める。
- 追尾ゲリラの値幅を決めて設定する。
2014年12月現在であれば、大きな方向性としては「ドル高」あるいは「円安傾向」という見方が大勢です。この見方に沿えば単純に「米ドル円買い」という形あるいは、下げ続けている「AUDUSD売り」という設定もありかなという気がします。
この大まかな売買方針を決めたら、「追尾1本ゲリラ」の設定に入ります。設定の仕方は簡単です。
参考までに「米ドル円買い」の「追尾1本ゲリラ」の設定をご紹介します。
米ドル円買いなのでまずは通貨「USDJPY」を選択します。
今回は、赤いボタンの「上昇(買い)」を選択します。
売買スタイル欄に既に用意してある自動売買注文が表示されています。その中から「追尾1本ゲリラ」を選びます。利益確定幅は5・10・20の3タイプより選択します。今回は10pipsを選びました。選んだらOKボタンを押します。
以上の設定をすると下記画面が表示されるはずです。
これで「稼動」ボタンを押すと売買開始となります。この「追尾1本ゲリラ」は、単純な上げ相場でちょこっと利益をだすだけのものではありません。
往来相場をとる「追尾1本ゲリラ」
相場変動は、往来相場と大きく動く展開の繰り返しです。その割合は、往来相場7割と言われています。「追尾1本ゲリラ」は、その両方を利益源とすることができます。
- 往来相場では細かい売買により利益を積み上げる。
- 大きく動く展開でも値動きを追いかけてポジションを作っていく。
「追尾1本ゲリラ」は、往来相場7割の流れを効率的にとるのに適しています。大きく動く局面では一旦10pipsの利益確定をした後にポジションを作るのが40pips上昇後となります。この設定で100pips上昇したときの利益幅は20pipsだけとなるので、途中で往来がなく一気に吹き上げたときなどは、利益額に不満が残るかもしれません。
逆方向にいった際には40pipsで損きりとなります。そこから10pips下げたら再び買いポジションが発生します。利益と損きりの割合が、1:4となっています。これらの設定は変更可能です。
大まかな方向性を決めて、リスクを抑えながらやるのであれば、この「追尾1本ゲリラ」が合うと思います。