円高に備えるならトラリピ マイナススワップポイント半減キャンペーン実施中。
米ドル円売りポジション保有で気になるのがマイナススワップポイントです。トラリピ口座では、そのマイナススワップポイントを低減するキャンペーンを実施中です。スワップポイント差だけであれば、スワップポイントサヤ取りに使えそうな通貨ペアもあります。それらの注意事項などについてまとめました。
円高に備えたい方には強い味方です。
円高に備えるための武器
3月末までのこのキャンペーン、円高対策をしたい方には魅力的です。
よく言われることですが、例年3月は円高になりやすいと言われています。
独自視点から「そろそろ円高になるかも」と感じている方もいるだろうと思います。そういう方にとっては、マイナススワップポイント負担を減らせる今回のキャンペーンは有効に使えるはずです。
2月21日発表のマイナススワップポイント状況を一部ご紹介します。
- 米ドル円売りポジション ー50円
- 豪ドル円売りポジション -33円
- NZドル円売りポジションー30円
- カナダドル円売りポジション -30円
- トルコリラ円売りポジション ー90円
あと一声という通貨ペアもあるものの、どの通貨も相当の低負担水準です。
中でも、米ドル円はダントツの低さですね。
このスワップポイントであれば、リピート系自動売買で「米ドル円売り設定」などの仕掛けが更に有効になります。
私も、豪ドル円売り設定をトラリピ口座にて2月より稼働させています(参考記事:豪ドル円売り設定活躍中
どの口座もそうなのですが、リピート系自動売買の出来る口座ではマイナススワップポイントが通常口座よりも大きくなり易い傾向がありました。
そのため、「米ドル円売り設定」などのマイナススワップポイント負担などは精神的ストレスになり易く、設定自体敬遠されがちなところがありました。
スワップポイントでこれだけ大きな特徴がでてくれば、リピート系自動売買で両建て運用というのも一考の価値があるかもしれません。
- ループイフンダン口座 米ドル円買い設定
- トラリピ口座 米ドル円売り設定
2月21日ループイフダンの米ドル円買いスワップポイントは80円です。トラリピ口座の米ドル円売りスワップポイント負担はー50円ですので、同じ数量のポジションを持てば30円のスワップポイント差利益が出る状況です。
自動売買で両建てされている方は、売りポジション用口座をトラリピ口座にすれば利益が増やせそうです。
単純にスワップポイントサヤ取りで使おうと思った方もいるかもしれません。高スワップポイント口座であれば、米ドル円は90円近いスワップポイントが受け取れるところもあります。これを利用すれば、米ドル円で毎日40円近いスワップポイント差利益が得られます。
でも、スワップポイントサヤ取りで使うのであれば、留意すべきポイントが2つあります。
スワップポイントサヤ取りで留意すべき2つのポイント
- 手動売買では片道5銭の手数料が発生すること
- 3月末までのキャンペーンであること
まず、トラリピ口座は自動売買手数料は無料ですが、手動売買では片道手数料5銭発生します。
スワップポイントサヤ取りポジションは、手動売買が基本となるので往復10銭の手数料がかかります。毎日40円のスワップポイント差利益を得られたとしても、往復10銭の手数料+スプレッド2銭=12銭を回収するには、1200÷40=30日かかります。
今から、1カ月後というと3月末になります。
このキャンペーンは3月末までですので、スプレッド・手数料コストをスワップポイント差利益の蓄積で回収できたころに終了という可能性もあります。
そこまでいかなくても、短期間でスワップポイントが下変動することもありますので、労多くして益少なしのパターンになりかねません。
この辺を考慮して、今のところトラリピ口座はスワップポイントサヤ取り 最適組合せからはずしています。
このキャンペーンは、好評であれば4月以降も継続される可能性もあります。昨年トラリピ手数料が無料になったときも、最初はキャンペーンからのスタートでした。それが好評となったことで、キャンペーン終了後も手数料無料継続となった経緯があります。
私がこのキャンペーンをスワップポイントサヤ取りで活用するのであれば、4月以降もこの低水準が継続しているのを確認してからにするつもりでいます。