「ケイ線屋 足をひきひき足を出し」 豪ドル円iここから頼ること
チャートに夢中になっている人を昔は「ケイ線屋」とも呼ばれていました。チャートにも移動平均線やRSIなど様々なものがあります。いろんなチャートを次から次へと使い分けていくのは一見合理的でも、うまくいかないことが多いものです。こんな相場格言もあります。
「ケイ線屋 足をひきひき足を出し」
一生懸命チャート研究をしているのに、売買は損失が積みあがっていくことを皮肉った格言です。ここのところの場帖・グラフ記入をしながらそんなことを感じておりました。
豪ドル円ここのところの値動き
ここのところの豪ドル円日足折れ線グラフです。カメラがこわれてしまって手書きグラフを撮れないので当面こちらで代用させていただきます。下げが一段落して往来気味になってきています。ここから更に下げるかどうかの曲がり角に入っていると感じています。場帖上も、大きな動きは感じられません。大きく崩れそうな感じはまだないのでゆったりと構えたままにしております。
もうちょっと様子を見てからですが、そろそろちょこちょこと買いを入れていく可能性があります。
豪ドル円は往来相場を続けた後にガツーンと大きく動きます。現在の往来相場の中でほどほどに下げたところで少しづつ買いポジションを増やしていければと考えています。
今回は、ちょこちょこと下値を拾うのにトライオートFXやiサイクル注文などの半自動売買を設定しておくつもりでいます。半自動売買と純粋な裁量トレードを組み合わせることで、より効果的な売買ができるかもしれません。
でも、基本は変わりません。サヤすべり取りによる場帖とグラフ記入で1日1分の売買判断を続けていきます。この軸をずらしてしまうと、売買全体が崩れてしまいます。サヤすべり取りの基礎部分は、●●▲■にまとめてあります。
参考:
記事冒頭のケイ線屋の格言「ケイ線屋 足をひきひき足を出し」のパターンは、FXでもはまりがちな部分です。私の師林輝太郎の本で語られている解決策はこれです。
ケイ線を減らして場帖をつけよ!
私達の運用では、使うケイ線(チャート)は手書きの折れ線グラフのみです。グラフは大きな方向性を掴むのんは優れているのですが、微妙な変化はつかめません。これに場帖記入をすることで実際の売買タイミングをみつけていきます。
場帖・グラフによる売買は、慣れてしまえばこれほど楽で簡単なものはないという気がします。パソコン全盛の時代に手書きなんて古臭いと抵抗のある方も多いようですが、作業時間は1分程度なので全くといってよいほど負担になりません。
それでいて、毎年しっかりと稼がせてくれています。今年も、私はこのやり方を中心として利益をだしていきます。