豪ドル円手書きグラフからの見通し 2018年12月
豪ドル円手書きグラフ、毎日描き続けています。お蔭で、先日まで保有していた買いポジションは、豪ドル円83円中ごろで決済しておきことができました。今後もサヤすべり取りの重要売買道具として活用していきます。
豪ドル円崩れ続けそうな形
豪ドル円は84円近辺まで上昇した後、下落に転じた形がでてきています。
いつも通りだと、このまま大きく崩れていく可能性もあります。
既に80円割れしていて、この形が出るというのは要注意です。
70円台前半までの下げは充分に有り得ます。
ただ、2018年は何度かこの形がでたあとに反発に転じています。
「下げそうで下がらない。上がりそうで上がらない」
この繰り返しが、2018年の豪ドル円の値動きでした。今回も、そうなって欲しいとどこかで願っています。
でも、相場の神様は、非情なんですよね。こういう願いをしたくなるときほど、無視されてしまうものです。
突然、いつも通りの値動きに戻って、私を地獄の底に突き落としてくれたりします。
なので、甘い観測はもたずにいきます。ここから大崩れしても大丈夫な体制を整えて、きっちりとやっていかねばなりません。
株も為替も大崩れしそうな感があります。だからといって、ここでいきなりポジションを作っていくのは良い選択肢ではありません。
荒れ相場で大切なことが、2つあります。
- 無暗にポジションを作らない事
- 余裕資金をきっちりと確保しておく事
周りが大荒れな時には、自分を守る意味もあってついつい売買をしたくなります。
そういうポジションは、嵐が去ってしまうとお荷物になることが多々あるものです。そういう愚は防がなければいけません。
ポジションと関連しますが、余裕資金の確保も重要事項です。
荒れ相場は、勝負時・逃げ時のどちらの判断も有り得ます。どちらの判断をする際も余裕資金の有無が適切な判断の支えとなります。
余裕資金がほとんどない場合、心理的に追い詰められた状況での売買判断となることが多く、納得のいく売買判断がしにくいものです。いかなる変動であっても、余裕資金をきっちりと確保することを怠ってはいけません。
こんなことを自分に言い聞かせながら、日々の売買判断を続けています。