「良いプライドは自分を美しく 悪いプライドは自分を醜くする」
夏まゆみさんの書いた「エースと呼ばれる人は何をしているのか」という本を読んでいます。モーニング娘やAKB48の振付師として活躍している方なのですが、わかりやすく鋭いことが書いてありとても刺激になっています。
「良いプライドは自分を美しく 悪いプライドは自分を醜くする」
これは、そのままFXにも通じる言葉です。悪いポジションを切るときに邪魔をするのがこの悪いプライドです。そしてFXで勝つために捨ててはいけない良いプライドもあるのですが、往々にして捨ててしまうことが多い。この本を読み直しながら多くのことを吸収していきたいと思っています。
10万豪ドル決済
本日の朝に、10万豪ドルの買いポジションを損きりしています。場帖上下げ傾向に転じたのがはっきりしてきたのでポジションを減らして様子をみることにします。夏まゆみさんの言葉に刺激をされたわけではないのですが、悪いプライドをまずは捨てておきます(笑)。
この本は、一流になるにはどうすればよいかを簡単にまとめています。それは、一流のトレーダーになるための心構えと重なるものでもあります。一流になるための必要なものとして、「成長する自覚」と「危機感」が上げられています。この2つは相反する要素なのですが、一流トレーダーになるためにも必須のものでもあります。
例えば私の裁量トレードでは、1日1分の作業を続けていくことが必要なのですが、半年もすると飽きてきます。ここで止めずに続けていくためには続けるためのモチベーションがあると効果的なんですよね。
そのときに必要なのが「成長の自覚」だろうと思います。簡単に置き換えると「私はFXでもっと儲けたい」という強い気持ちです。この気持ちが根底にないと1日1分の作業を続けていくことはできません。
そして、利益が出るようになってきた後にもうひとつ大きなハードルがあります。それは「油断」「自分が一流になったという勘違いによる傲慢な気持ち」です。周りの投資家は損をしている方が多いせいか、利益が出せる筋道が見えてくると、誰もがこういう気持ちになりやすいものです。
利益が出せるだけでは一流トレーダーと呼べないのは誰もがわかっているのですが、ついつい気持ちが緩んでしまうんですよね。
その時に自分を更なる高みに導いてくれるのが「危機感」です。言い換えれば「自分はこんなところで満足するつもりはない」とか「何をいい気になっているんだ」といった自分を戒めて行動に導いてくれる気持ちです。
私自身、この本を読みながらちょっとたるんだ気持ちになっていることに気づかされました。気持ちを引き締めて日々の作業を続けていきます。
私が日々1分でやっている作業をまとめたのが●●▲■です。