上げ相場 下げ相場 どちらでも対応可能な体制
昨日、オプションで3つの売買をしています。
上げ相場に強く、下げ相場でも攻められる、そんなイメージでポジション操作をしています。
- 米ドルが高金利時期を活用した運用
- リスクは、初期はスワップ投資と同等ですが、長期になるにつれ低くなっていきます
- リターンは、相場変動次第で大きくなる可能性がある
- スワップポイント想定利回り年間23%前後(2023年4月時点)
- FXポジション:基本的にスワップポイント蓄積に専念する
- FXオプション@:コール売りで利益上乗せ狙う
- FXオプションA:下げ相場ではプット買い・上げ相場ではコール買いで利益上乗せ狙う
運用資金600万円で月10〜15万円の資産増(確定利益+スワップポイント)を目安に運用しています。
米ドル円スワップ投資の特長
更なる円安に備えた米ドル円乗換
本日ちょっと下げてはいるものの、米ドル円が150円を再突破する可能性が濃厚になってきています。
昨日時点で、上げ相場で損失を抱えるコール売りの権利行使価格は149.75円でした。
このポジションは、米ドル円が権利行使日に149.75円を超えると損失を計上することになります。
更なる円安に備えて、この権利行使価格を上げる売買をしていますので、その内容をご紹介します。
- コール売り権利行使価格149.75円30万通貨決済 約定値0.692:207,600円支払
- コール売り権利行使価格150.50円27万通貨新規 約定値0.806:217,620円受取
- プット売り5万通貨決済 約定値0.2940:9,700円支払
- 9月21日売買収支:ー207,600円+217,620円ー9,700円=320円受取
1と2の売買が、今回のメインとなる売買です。手出しなく、コール売りの切り替えができています。
これにより、権利行使価格が149.75円⇒150.50円となっていて、上げ相場でも損失を出しにくくなっています。
これによる代償は、権利行使期日が1カ月ほど伸びたことです。
尚、ポジション数量も30万⇒27万と減らしていているので、この部分でも上げ相場でのダメージを少し減らしています。
最後の3番目のプット売り決済は、プレミアムがゼロに近くなっていて、乗換売買の受取り金額に少し余裕があったので、一緒に決済した次第です。
この売買で、米ドル円が円高気味に推移した時に、新規でプット売りを仕掛ける余裕を作ったことになります。
上げるにせよ、下げるにせよ、利益を上乗せできる余裕を作りながら、ゆったり売買を続けていきます。
FXオプション口座はここ使っています。
米ドル円 スワップ投資について
1月より実験的に続けてきたのですが、うまくやっていけそうなので運用公開させていただきます。
以下の趣旨で行っています。
- 米ドル円買いポジションをFX口座で保有してスワップポイントを貯め続ける。
- その後、FXオプションを活用しながらリスクを上げずに利益の上乗せを図っていく。
使う口座は、2口座です。
- FX:岡三証券 くりっく365
- FXオプション:サクソバンク証券
オプションの使い方解説
ここでのFXオプションは、それぞれ以下のような目的で使います。
性質:「上げ相場で損失・下げ相場で利益」「利益限定・損失限定なし」
ポジションを作った時に受け取るプレミアム代金は利益となります。
一方、決済または期日にプレミアム支払いが発生した場合は、その分は損失になります。。
FX買いポジションと対になる形で仕掛けています。
カバードコール戦略と呼ばれる方法で、FXポジションでスワップポイントを貯めながら、コール売りでのプレミアム受取で利益上乗せをするために使います。
性質:「上げ相場で利益・下げ相場で損失」「利益限定なし・損失限定」
コ−ル売りで受け取ったプレミアム代金の範囲内でコール買いを仕掛けています。
「FX+コール売り」の形は、上げ相場となると利益が限定されることになります。
これにコール買いを入れることで、上げ相場では、コール買いが利益を追いかけてくれる形になります。
仮に下げ相場となっても、コール買いが損失を膨らませることはないので、リスクも限定されて大損となることはありません。
FX口座は、米ドル円スワップポイントが高水準となることが多いくりっく365口座を使っています。
FXオプション口座はここ使っています。