NYダウー日経225サヤ取り 誤注文からの利益
NYダウー日経225サヤ取りの新規ポジションを仕掛けています。
その内容を記事にしました。
NYダウー日経225サヤ取りの特徴
- 勝率約90%。2017年からの売買実績
- サヤ取り両建てポジション1枚売買の証拠金目安は40〜50万円(証拠金状況を勘案して決定)
- 特徴@:両建てなのでリスクは一般の裁量トレードより低目
- 特徴A:暴騰・暴落の影響を受けにくい
- 特徴B:周囲の雰囲気を気にせずに、冷静な売買判断をしやすい
ご注文からの幸運な利益
本日の売買記録です。なんだかんだで手数料差引で110,820円の利益がでています。
そもそもこんなに売買する予定ではなかったのです。
朝方「拡大狙いの仕掛け」を入れようとNYダウ買いー日経225売りのポジションを作りました。
ところがこのポジション「2021年期日」のものだったのです。2021年期日の銘柄は、2021年12月前半が期日なので、期日まで1カ月ちょっと保有することができません。
本来であれば、「NYダウ2022年期日」「日経2252022年期日」の両建てポジションを作らねばならないところなのです。
しまった・・・・誤注文!
いつもであれば数週間で決済することも多いので、そのままにしておこうかと思っていたのですが、どうしても気になってしまう。
そこで今回の売買となった訳です。
最終的に以下のポジションを保有しています。
以下の内容です。
- 日経225/2022年:28871売り15枚
- NYダウ/2022年:35727買い150枚
- 仕掛け時のサヤ:35727ー28871=6896
- 拡大狙いの仕掛け
サヤ6896が拡大して7000・8000と数字が大きくなれば利益が膨らんでいくポジションです。
いつものことですが、日経225が上昇しようが下落しようがサヤが拡大すれば利益となります。
ここのところのサヤ拡大パターンは、「NYダウ上昇・日経225下落」という流れですが、果たしてどうなるでしょうね。
今後のサヤ変動をみながら、次の展開を検討していきます。
NYダウー日経225サヤ取りについて
NYダウと日経225の価格差(サヤと呼ばれています)変動を利用しながら利益をだしていく運用法です。
日本と米国は関係が深いこともあり、NYダウと日経225は相互が影響を与え合うような形で変動しています。
その価格差(サヤ)は、拡大したり縮小したりします。
その流れを利益に変えていくものです。
サヤ変動を利益に変えていくには、「NYダウ売りー日経225買い」という感じの両建てポジションによる売買をしていきます。
具体的な仕掛けパターンは2つあります。
- NYダウー日経225の価格差(サヤ)縮小⇒拡大をねらった仕掛け:日経225売りーNYダウ買い
- NYダウー日経225の価格差(サヤ)拡大⇒縮小をねらった仕掛け:NYダウ売りー日経225買い
拡大を狙うか、縮小を狙うかで、作るポジションが正反対になります。
このサヤ取りのメリットは、大きく3つあります。
- 周囲の雰囲気に呑まれにくく冷静な売買判断ができる。
- 拡大縮小の流れがつかめてくれると収支が安定する。
- 日中株価を見ている必要がないため、忙しくても実践可能
売買には、この後にお見せする「場帳(バチョウ)」という売買道具を使います。
岡三証券が提供するサヤチャートも似たようなタイミングでシグナルが出るので、参考指標として使っています。
リスクについて
サヤ取りにも様々なリスクがあります。
一見、安定してそうなのですが、現実に起きた過去の値動きや損きりなど、リスクを意識するうえで参考になる記事をご紹介します。
サヤ変動リスク これまでの大きな変動記録
記事でも触れていますが、サヤ取りを始めてから一番大きな1日でのサヤ変動幅は2020年3月19⇒20日の908(3005−2097)です。
損きりリスク これまでの記録
NYダウー日経225サヤ取り ここまでの成績
- 2017年運用開始
- 運用原資:7,797,081円
- 2021年運用元金 10,889,376円
年度 |
損益額 |
累計損益額 |
---|---|---|
2017年 |
1,202,919円 |
1,202,919円 |
2018年 |
819,128円 |
2,022,047円 |
2019年 |
-1,465,652円 |
556,395円 |
2020年 |
2,535,900円 |
3,092,295円 |
2021年 |
3,359,248円 |
6,451,543円 |
2021年もコツコツいきます。
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