１日のサヤ変動拡大中【NYダウー日経２２５サヤ取り2021年3月11日】

 

 

ちょっと意外な展開なんですよね。

 

 

 

サヤ取り場帳　2021年3月11日

 

 

月日	ＮＹダウ	日経２２５	価格差（サヤ）
３月４日	３０９２１	２８９４１	１９８０
３月５日	３１４７８	２９１５２	２３２６
３月８日	３１８４２	２８８５０	２９９２
３月９日	３１８０５	２９１９６	２６０９
３月１０日	３２３４０	２８９３０	３４１０

 

 

特に、３月１０日は前日から７０１の拡大（３４１０−２６０９）ととても大きな動きです。

 

ここまで動くほどの大きな理由はない気がするんですよね。

 

確かに、米国金利上昇やコロナ禍後の動きは大きなものなのですが、これほど動くのには違和感があります。

 

ちなみに、サヤ取り開始してから一番動いた最高記録は２０２０年３月です。

 

 

この時は「新型コロナウイルス感染超拡大開始」という要因がありました。

 

見方を変えれば、あのコロナ拡大期であっても変動幅は９０００前後だったんです。

 

一見落ち着いている今の時期にこれだけサヤが動くのは「ちょっと不自然」だと思う次第です。

 

こんな時期に果敢に攻めるのは、あまりお勧めできません。

 

ポジションを持ってから、７００も逆方向に動いたときのことを想像してください。

 

恐ろしいことですよね。

 

毎日場帳記入をしているからといって、ピッタリとサヤの流れを当てられるものではありません。

 

 

まずは、もうちょっと落ち着いてくれることを願っています。

 

 

ＮＹダウー日経２２５サヤ取りについて

 

 

日本と米国は関係が深いこともあり、ＮＹダウと日経２２５は相互が影響を与え合うような形で変動しています。

 

その価格差（サヤ）は、拡大したり縮小したりします。

 

その流れを利益に変えていくものです。

 

サヤ変動を利益に変えていくには、「ＮＹダウ売りー日経２２５買い」という感じの両建てポジションによる売買をしていきます。

 

具体的な仕掛けパターンは２つあります。

 

 

 

拡大を狙うか、縮小を狙うかで、作るポジションが正反対になります。

 

このサヤ取りのメリットは、大きく３つあります。

 

 

売買には、この後にお見せする「場帳（バチョウ）」という売買道具を使います。

 

岡三証券が提供するサヤチャートも似たようなタイミングでシグナルが出るので、参考指標として使っています。

 

 

リスクについて

 

サヤ取りにも様々なリスクがあります。

 

一見、安定してそうなのですが、現実に起きた過去の値動きや損きりなど、リスクを意識するうえで参考になる記事をご紹介します。

 

サヤ変動リスク　これまでの大きな変動記録

 

 

記事でも触れていますが、サヤ取りを始めてから一番大きな１日でのサヤ変動幅は２０２０年３月１９⇒２０日の９０８（３００５−２０９７）です。

 

損きりリスク　これまでの記録

 

 

 

ＮＹダウー日経２２５サヤ取り　ここまでの成績

 

 

 

年度	損益額	累計損益額
2017年	1,202,919円	1,202,919円
2018年	819,128円	2,022,047円
2019年	-1,465,652円	556,395円
2020年	2,535,900円	3,092,295円
2021年	1,116,776円	4,209,071円

 

２０２１年もコツコツいきます。

 

 

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