日経225大変動期 そろそろ収束かな?
ここのところ、暴騰暴落を繰り返している株式相場、サヤ取りの売買もなかなか忙しくなっています。
通常期は、1カ月に1回程度なんですけどね。
それも、今日で一区切りになるかもしれません。
NYダウー日経225サヤ取りの特徴
- 勝率約90%。2017年からの売買実績
- 2017年運用開始:運用資金現在約2.5倍(2022年までの合計利益率144%)
- サヤ取り両建てポジション1枚売買の証拠金目安は40〜50万円(証拠金状況を勘案して決定)
- 特徴@:両建てなのでリスクは一般の裁量トレードより低目
- 特徴A:暴騰・暴落の影響を受けにくい
- 特徴B:周囲の雰囲気を気にせずに、冷静な売買判断をしやすい
2024年8月 第五回決済記録
今回の売買利益は、売買差損益17,000円+金利配当相当額6,450円ー手数料4,560円=18,890円でした。
8月19日にポジションを仕掛けて21日に決済、保有日数は2日です。
8月の決済は、これで5回目となるのですが、この回数はこれまでの最高記録です。
こんなに短期売買を繰り返したことはないのです。
サヤ変動が異常に激しかったんです。
通常このサヤ取りは、1日で300も動けば大変動なのですが、それが毎日のように起きる。1日でサヤが1000超動く日が何日もありました。
その波に、なんとかかんとか乗れたことで売買回数が増える結果になっています。
いやぁ、運が良かったです。
逆に仕掛けていれば、大損失となるところだったからです。
大損失となる前に逃げれる力量を養っていかねばなりません。
でも、サヤの大変動もそろそろ終わりそうな感じもでてきているので一旦ポジションをゼロにした次第です。
一息入れながら、次のチャンスを待ちます。
NYダウー日経225サヤ取りについて
NYダウと日経225の価格差(サヤと呼ばれています)変動を利用しながら利益をだしていく運用法です。
日本と米国は関係が深いこともあり、NYダウと日経225は相互が影響を与え合うような形で変動しています。
その価格差(サヤ)は、拡大したり縮小したりします。
その流れを利益に変えていくものです。
サヤ変動を利益に変えていくには、「NYダウ売りー日経225買い」という感じの両建てポジションによる売買をしていきます。
具体的な仕掛けパターンは2つあります。
- NYダウー日経225の価格差(サヤ)縮小⇒拡大をねらった仕掛け:日経225売りーNYダウ買い
- NYダウー日経225の価格差(サヤ)拡大⇒縮小をねらった仕掛け:NYダウ売りー日経225買い
拡大を狙うか、縮小を狙うかで、作るポジションが正反対になります。
このサヤ取りのメリットは、大きく3つあります。
- 周囲の雰囲気に呑まれにくく冷静な売買判断ができる。
- 拡大縮小の流れがつかめてくれると収支が安定する。
- 日中株価を見ている必要がないため、忙しくても実践可能
売買には、この後にお見せする「場帳(バチョウ)」という売買道具を使います。
岡三証券が提供するサヤチャートも似たようなタイミングでシグナルが出るので、参考指標として使っています。
リスクについて
サヤ取りにも様々なリスクがあります。
一見、安定してそうなのですが、現実に起きた過去の値動きや損きりなど、リスクを意識するうえで参考になる記事をご紹介します。
サヤ変動リスク これまでの大きな変動記録
記事でも触れていますが、サヤ取りを始めてから一番大きな1日でのサヤ変動幅は2020年3月19⇒20日の908(3005−2097)です。
損きりリスク これまでの記録
NYダウー日経225サヤ取り ここまでの成績
- 2017年運用開始
年度 |
損益額 |
累計損益額 |
---|---|---|
2017年 |
1,202,919円 |
1,202,919円 |
2018年 |
819,128円 |
2,022,047円 |
2019年 |
-1,465,652円 |
556,395円 |
2020年 |
2,535,900円 |
3,092,295円 |
2021年 |
3,385,568円 |
6,477,863円 |
2022年 |
4,747,424円 |
11,225,287円 |
2023年 |
-428,081円 |
10,797,206円 |
2024年 |
1,090,786円 |
11,887,992円 |
2024年も頑張ります!
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