NYダウのサヤ7000に乗せる サヤ取り場帳2021年10月26日
NYダウー日経225のサヤ変動のパターンに変化が出てきている気がします。
ポジション操作ルールも、その流れに合わせて変更検討すべき時期かもしれません。
NYダウー日経225サヤ取りの特徴
- 勝率約90%。2017年からの売買実績
- サヤ取り両建てポジション1枚売買の証拠金目安は40〜50万円(証拠金状況を勘案して決定)
- 特徴@:両建てなのでリスクは一般の裁量トレードより低目
- 特徴A:暴騰・暴落の影響を受けにくい
- 特徴B:周囲の雰囲気を気にせずに、冷静な売買判断をしやすい
サヤ取り場帳 2021年10月26日
月日 |
NYダウ |
日経225 |
価格差(サヤ) |
---|---|---|---|
10月19日 |
35341 |
29350 |
5991 |
10月20日 |
35440 |
29255 |
6185 |
10月21日 |
35525 |
28525 |
7000 |
10月22日 |
35526 |
28694 |
6832 |
10月25日 |
35626 |
28801 |
6825 |
補足事項
- 売買口座は、くりっく株365主力で時折GMOクリック証券CFD口座を使用しています。
- この場帳値は、GMOクリック証券CFD取引口座のものです。
サヤ拡大が一気に加速、7000に乗せています。
日経225の崩れが原因です。
最近の日経225は崩れやすいですね。
隣国ということもあって中国関連のニュースで下げ易いということもあるのでしょうが、米国に比べて経済成長力の弱いところが株価の差となってきている気がします。
こういう時は、サヤ拡大が一気に加速したりするんです。
既に7000前後まで拡大しているものの、ここから更に拡大する可能性もあります。
拡大狙いのポジションを仕掛けることがあれば、少し長目に保有した方が良いかもしれません。
その辺も意識しながら、次の仕掛けチャンスを待つことにします。
NYダウー日経225サヤ取りについて
NYダウと日経225の価格差(サヤと呼ばれています)変動を利用しながら利益をだしていく運用法です。
日本と米国は関係が深いこともあり、NYダウと日経225は相互が影響を与え合うような形で変動しています。
その価格差(サヤ)は、拡大したり縮小したりします。
その流れを利益に変えていくものです。
サヤ変動を利益に変えていくには、「NYダウ売りー日経225買い」という感じの両建てポジションによる売買をしていきます。
具体的な仕掛けパターンは2つあります。
- NYダウー日経225の価格差(サヤ)縮小⇒拡大をねらった仕掛け:日経225売りーNYダウ買い
- NYダウー日経225の価格差(サヤ)拡大⇒縮小をねらった仕掛け:NYダウ売りー日経225買い
拡大を狙うか、縮小を狙うかで、作るポジションが正反対になります。
このサヤ取りのメリットは、大きく3つあります。
- 周囲の雰囲気に呑まれにくく冷静な売買判断ができる。
- 拡大縮小の流れがつかめてくれると収支が安定する。
- 日中株価を見ている必要がないため、忙しくても実践可能
売買には、この後にお見せする「場帳(バチョウ)」という売買道具を使います。
岡三証券が提供するサヤチャートも似たようなタイミングでシグナルが出るので、参考指標として使っています。
リスクについて
サヤ取りにも様々なリスクがあります。
一見、安定してそうなのですが、現実に起きた過去の値動きや損きりなど、リスクを意識するうえで参考になる記事をご紹介します。
サヤ変動リスク これまでの大きな変動記録
記事でも触れていますが、サヤ取りを始めてから一番大きな1日でのサヤ変動幅は2020年3月19⇒20日の908(3005−2097)です。
損きりリスク これまでの記録
NYダウー日経225サヤ取り ここまでの成績
- 2017年運用開始
- 運用原資:7,797,081円
- 2021年運用元金 10,889,376円
年度 |
損益額 |
累計損益額 |
---|---|---|
2017年 |
1,202,919円 |
1,202,919円 |
2018年 |
819,128円 |
2,022,047円 |
2019年 |
-1,465,652円 |
556,395円 |
2020年 |
2,535,900円 |
3,092,295円 |
2021年 |
3,155,498円 |
6,247,793円 |
2021年もコツコツいきます。
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