中国人民元CNHJPY2社比較 スワップ投資を安全にするならどちらが有利か
中国元円運用で安定したスワップポイント受取が期待できるCNHJPYの2社比較です。
項目名 |
セントラル短資FX |
上田ハーロー |
---|---|---|
必要証拠金 | 想定元本の10%(レバレッジ10倍) |
外貨アクティブ口座:想定元本の4%(レバレッジ25倍) |
維持証拠金 | 想定元本の4% | 想定元本の4% |
常時ポジション維持証拠金 | 規定無 | 想定元本の0.7% |
最小取引単位 |
1万通貨 |
1万通貨 |
スプレッド |
3銭 |
3銭 |
キャンペーン |
口座開設+30万通貨売買で5000円 |
口座開設+10万通貨以上で最高15000円のギフト |
公式HP |
*2013年1月現在での比較です。
上田ハーロー社では、「外貨アクティブ口座」と「外貨リザーブ口座」の2種類のFx口座があります。
現実の数値での比較も補足しておきます。
- スワップポイント発生数値:ほぼ同水準
- 提示レートは時折数銭に開きがでることがあります
中国元円を扱うFX業者は増えてきているのですが、中国元にはCNYJPYとCNHJPYの2種類あります。CNYJPYは、スワップポイントが日々大きく変動するため長期保有のスワップ投資には少々難があります。CNHJPYは、2013年1月時点では以下の2社だけが取り扱っています。
常時ポジション維持証拠金について
上田ハーロー社では、強制ロスカットの基準を以下の2つで判定していて、それぞれ維持保証金が違います。
- 日次ロスカット判定基準となる維持保証金 →「日次ポジション維持保証金」
- 即時ロスカット判定基準となる維持保証金 →「常時ポジション維持保証金」
上記表の常時ポジション維持保証金は、中国元相場の変動で日中に含み損で維持保証金が0.7%を割り込んだときに強制ロスカットが発生する仕組みになっています。
ポジション作成時の必要保証金がポイント 中国人民元CNHJPY2社比較
2社の中国元円の一番大きな差は、ポジション作成時の必要証拠金です。結論からいけば、「少ない資金で中国元円ポジションを作れるのが上田ハーロー外貨アクティブ口座」ということになります。
ただ、ロスカット時の維持保証金の基準は、2社共にほぼ同じとなっています。この使い分けは、売買目的が「長期保有」か「短期売買が中心」かによって違ってきます。
長期保有前提であれば、証拠金を少なくした通常はレバレッジ10倍以上でポジションを作ることはあまりないので、どちらを使ってもあまり不自由はありません。
ただ、短期売買で売買益を狙うのであればレバレッジを高くした売買も有効な戦略となりますので、上田ハーロー社の外貨アクティブ口座が望ましいかもしれません。ただ、中国元円のスプレッドは3銭と広いので短期売買なら米ドル円などをやる方が良いという気もします。