トルコリラ円 USDTRYからみた今後

トルコリラ円は、ここのところ安定して推移しています。一時の下げ続きからは落ち着いてきたようです。USDTRYチャートからみた、今後のトルコリラ円予想をまとめてみました。スワップポイントの最新状況も本日更新しております。

 

トルコリラ円(TRYJPY)スワップポイント比較2015

USDTRYからみたトルコリラ円の今後

トルコリラ円 USDTRY

 

2015年11月11日時点のUSDTRY日足ローソク足です。USDTRYの値動きは、トルコリラ円とはほぼ反対となります。つまり、USDTRY上昇=トルコリラ円下落という感じです。9月末くらいまでトルコリラ円は下落し続けたので、このチャートでは上昇し続けたということになります。

 

ご存知のとおり、トルコ総選挙の結果を受けてトルコリラは週明けより窓開けして大幅に上昇しました。あれから10日経過してトルコリラ上昇分の穴を埋めた形になってきています。

 

2014年からのUSDTRYの値動きをみると上げ下げの基本パターンのようなものがあるようにも感じます。

 

下落⇒1か月程度上昇⇒下落⇒1か月程度上昇というパターンです。今回のトルコリラ上昇は11月前半の窓開け時点で約1か月経過しています。この流れでいくと米ドルに対しては、トルコリラ下落の流れに入り始めたとみることもできます。

 

でも、わからないですけどね。

 

総選挙などでの指導者の去就で相場の流れが変わるということはよくあります。安定感を手にしたトルコ大統領が効果的な経済政策を実施する可能性もあります。

 

ただ、USDTRYのチャートを見る限りそろそろ大きく動きそうな感じがでてきています。私は、どちらかというと下目線です。

 

トルコリラ円の売買条件は、スプレッドはヒロセ通商・スワップポイントはくりっく365という状況になっています。買いスワップポイントだけであればヒロセ通商115円・くりっく365が118円と拮抗しているのですが、もしも売りポジションで仕掛けるのであればヒロセ通商ー200円・くりっく365が-118円と大きな差が付きます。

 

売りで仕掛けるのであれば迷わずくりっく365短期売買で買い中心であればヒロセ通商という使い分けが有効なようです。

 

2015/11/11


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