レバレッジ付き定期外貨取引 証拠金維持率の理解
前回記事証拠金維持率対策 レバレッジ上げた理由で、レバレッジ付き定期外貨取引で証拠金維持率の理解が重要であることを書きました。今回は、私の口座状況が説明にちょうど良い状況となっていたので実例として紹介させていただきます。
レバレッジ付き定期外貨取引は、使いこなせば大きな武器になってくれそうですので、この辺はしっかりと理解しておきたいものです。
レバレッジ1倍とレバレッジ3倍の違い
上記画像が本日現在私のレバレッジ付き定期外貨取引口座状況です。一番左が保有ポジション数量で、一番右端がこのポジションに対する取引必要証拠金額です。レバレッジ1倍とレバレッジ3倍で同じ取引証拠金額となっているのですが、保有ポジション数量が3倍違うという形になっています。
もしもレバレッジ1倍の設定のままで買い続けていたら、取引必要証拠金額は4,348円×4=17,392円となるところでした。先日よりレバレッジ3倍に変更したことによって8,696円で済んでいます。
レバレッジ付き定期外貨取引では、この取引必要証拠金額が証拠金維持率計算のうえで重要となります。
先日も書いたのですが、証拠金維持率の計算式は、円時価評価額÷取引必要証拠金×100=●●%です。
本日現在の証拠金維持率は右画像の数字で計算式も入れると、299,925÷8,696×100=3449%です。
もしも、レバレッジ1倍のままで同数量を保有したとすれば、299,925÷17,392×100=1724%となり、証拠金維持率は半分程度まで下がっているところでした。
まあ、1000%以上あるので今のところピンとこない部分もあるかもしれません。
でも、この調子で数ヶ月買い続けていくと、ちょっとした変化がでてくる可能性があります。先日紹介したレバレッジ付き定期外貨取引のこの規定に引っかかる事態が起こりえるからです。
- 口座全体の証拠金維持率が100%を下回った場合、外貨購入指値注文は取消され、定期購入に係る注文の受付を一時停止
1か月でレバレッジ1倍で10万円買うという設定の場合には、10円くらい円高になってポジションに含み損がでてくるとこの規定にひっかかり注文受付一時停止となることが想定されます。リスクを抑えるといううえでは良い規定なのですが「、円高のときに勝負をしたい」という方には留意すべき規定です。
私は、5万円で3倍という設定ではありますが毎月の入金額は15万円としています。これにより実質レバレッジ1倍という考え方で積立を続けています。こうすることで、今後大きな円高時期となれば、レバレッジを上げて勝負をしていくことができます。
年末年始も設定はこのままで毎日買い続けます。適度に利益が貯まったら利益確定をして手堅く増やしていく予定です。今後も、定期的に運用状況をまとめていきます。