FXとレジリエンス 学力もIQも関係ない
FXで利益を出し続ける投資家になるために何が必要なのかを考え続けています。ビジネス界で言われているレジリエンスを磨くことでFXでも成功に近づけるかもしれません。その第一歩を書かせていただきます。
FXとレジリエンス 勝つために何が必要か
成功の鍵は責任である。自らに責任を持たせることである。あらゆることがそこから始まる。地位ではなく責任である。〜ピーター・F・ドラッカー
経営学者ピーター・F・ドラッカーの名をご存知の方は多いでしょう。実践でも使える経営学の教科書として有名な方です。
同じ大学を卒業しても、5年もすると天と地ほどの差がついてしまうことは実社会ではよくあります。学歴やIQなど卒業時の能力が同じくらいでも、その後の人生の生き方で実力の伸びが大きく違ってきます。
レジリエンスの鍛え方の著者久世浩司氏は、こう書いています。
IQや学力ではない。エリートを真のビジネスエリ−トたらしめる何かがそこには存在していました。私はIQや学歴を軽視しているのではありません。ただ頭脳明晰な人たちのなかにも、持続的に成果をあげるたくましいエリートと、キャリアのどこかで挫折してしまうあやういエリートがいるのではないかということに気づいたのです。その違いが「レジリエンス」だと考えています。
この本を読んだときに「レジリエンスが大勢がFXで成功する基礎になるかもしれない」と私は感じました。
ただ、FXとこの本の対象が大きく違うところがあります。ビジネスの世界なので「エリート」なんて言葉がでてきていますが、FXの世界にエリ−トという言葉はありません。
著名な経済学者でさえ、大損して退場させられるのがFXなど投資世界の現実です。
その厳しい世界でも勝ち続ける人々は確実に存在します。
「FXにおけるレジリエンス」が何かを考えていくことが、運用成績を向上させていくことに役立つかもしれません。
レジリエンスの内容はかなり濃いです。それ故に1記事でまとめるなんで到底できません。
私のつたない読解力で少しづつまとめて記事にしていこうと思っています。
今回お伝えしたいのは冒頭のピーター・F・ドラッカーの中にあった「責任」です。
FXの世界は自己責任です。損失も利益も100%自分のものです。「そんなのわかっている」と言われそうですが、自分の責任を回避していることがよくあります。
- あの情報が間違っていた。
- ●●の発言のせいで相場の流れが変わってしまった。
- 使っているチャートが悪い
- 使っているソグトが悪い
振り返ってみると、自分の失敗原因を他人や他の出来事などに求めて「次回は頑張ろう」としているようなことがよくあります。
私は、そう思わないようにしています。
基本的に「自分が悪い」ということからスタートです。例え、私がトイレに行っている間に子供が勝手に注文ボタンを押して損に繋がったとしてもです。
「自分が悪い」ことを前提として、「一体何が悪かったのか」と考えを進めていきます。
こうやっていくと、「自分を変えて前に進むための答えがでてきやすい」のです。
レジリエンスの第一歩:FXの責任原因を己に求める
これを実行するだけでも、次の行動が違ってきます。私のサヤすべり取りも失敗の連続です。でも、失敗しながらも利益を積上げられるようになれたのは失敗の責任を常に自分に求め続けたからだと思っています。