200万円損きり 好調なときに損きりする理由とポジションの選び方
5年ほど前に作ったまま保有し続けていた豪ドル円買いポジションを本日損きりしています。
現在の保有ポジションで利益の乗っているものもあるのですが、敢えて一番含み損を抱えたポジションを決済しています。
参考なるかどうかわかりませんが、その辺の理由なども記事にまとめました。
まずは、いつもの手書きグラフによる豪ドル円見通しからお読みになってください。
手書きグラフからの豪ドル円見通し 2020年6月3日
豪ドル円、ここにきて一気に上昇しています。久々ですね。上げの勢いがこれだけ強い豪ドル円を見たのは久しぶりです。
こういうときは、どこまで上げるかの予測は難しいんです。
この勢いであれば、あと数円上昇して80円台をうかがってもおかしくはありません。
でも、勢いがそろそろしぼむ可能性もあります。
もしかすると、今日あたりが天井かもしれません。
こういうことを考え出した時というのは、「保有ポジションを持ち続けるのがきつくなりだしている」ような時でもあります。
トレーダーが利益を増やしていく過程というのはポジションという荷物を背負った山登りのようなところがあります。
利益が増える=山を登っていくような感じなんです。
山登りでもある程度登っていくと疲れがたまってきて、荷物が重くなっくるのと似ています。
調度、今回のようなときです。
安値で仕込んだ豪ドル円買いポジションに利益が乗り始め、豪ドル円の値動きもそろそろ最終局面という認識もあります。
含み益も重く始めるとともに、「どこで決済するか」を本気で考え始めている時期です。
いつもはほとんど迷いがないのですが、こういう時期はどうしても迷いがでてきます。
こんな時には、保有ポジションを減らすことにしています。
朝方保有中だった豪ドル円買いポジションは、FX50万通貨+FXオプション10万通貨の合計60万通貨ありました。
そのうち、10万通貨を1時間ほど前に損きりしています。
決済したポジションに損失の大きなポジションを選んだのにも理由があるんです。
一番含み損が大きいポジションから損きりするのが良い理由
今回損きりしたポジションです。5年くらい前に豪ドル円95円台のときに作った買いポジションです。
一番含み損が貯まっているポジションを選んで損きりしています。
こうしたのには理由があります。
調子が良い時には、出来るだけ「含み損が大きい」方が望ましいからです。
ここ数ヶ月、私の豪ドル円運用は比較的順調に推移しています。
3月までの下げは売りで利益を出せました。
その後、60円台で買いポジションを増やしながら現在75円台まで保有し続けてこれています。
こういう順調な時というのは、心に隙もできやすい時期でもあります。
そんな時に、「大き目の損失」を出すことで気持ちを引き締めることができるんです。
利益が乗ってきた。俺ってなかなかうまいじゃん。
心の中でこんな風にうぬぼれ始めたときに今回のような損きりをすれば、「何をいい気になっているんだ。まだまだだろ」という気持ちでいられます。
いずれにしても、豪ドル円上げ相場は最終局面かもしれないと思っています。
保有中の50万通貨できっちり利益を確保できるよう頑張ります。
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