いつの間にか期待していた自分に反省」
「予測しても期待はするな」というのは相場で勝つための鉄則のようなものです。頭ではわかっているはずのことを、たまに忘れている未熟な自分がいます。本日の出来事でした。反省です。
2019年4月19日豪ドル円手書きグラフ見通し
4月19日時点の豪ドル円手書きグラフです。
数日前から「上げ転換したかな」という感じがしています。
その見通しの元、10万豪ドル損きりして20万豪ドル買いポジションを作り、全体のバランスを「買い重視」に方向転換しています。
でも、正直わからないですね。流れが出来そうになるとタイミングよくRBAや米国関連のニュースで方向性を曲げられているような展開が続いているからです。
なので、両建て状態の売りポジションを相当数残したままです。
今後のポジション操作は以下のような感じを想定しています。
- 上げ相場:買いポジション利益確定+売りポジション損きり
- 下げ相場:売りポジション利益確定+買いポジション損きり
買いポジション+売りポジションで合計ポジションは100万通貨前後になっています。
狭い往来相場が続く間はこのままいきます。
大きく動いたら、その方向性に合わせてポジションを減らしていくというのが今回の方針です。
両建てポジションを長期間抱えるのは、好きではないんですけどね。これだけ動かないと、しょうがないかなと思っています。
ちょっとダラけそうなところもあるので、油断しないよう注意していきます。
上げて欲しいと期待してはいけない
冒頭の「予測しても期待はするな」について誤解されやすいので補足させてください。
これは、今日の朝場帳・グラフ記入していて感じたことなんです。
数日前に「上げ転換したかな」ということでポジション操作をしました。
でも、現実には豪ドル円はちょっと上げったまま横ばいを続けています。
本日に至っては「下げ気味の値動き」です。
そんな値動きをみて「上げ転換だよな・・・・いや、上がって欲しい」そう期待している自分に気づいたんです。
こりゃあいかん!
数日前豪ドル円が上げ転換というのは「私の予想」でした。でも、数日経ってそれは「私の期待」へと変化していたわけです。
為替相場に期待したって期待するだけ無駄です。
そんなもので、上がるものではないんです。
むしろ、期待=予想となることで、それにこだわって下げだしたときに逃げ遅れてしまうリスクが高まります。
どれだけ下げても「もう底のはずだ」「そろそろ上がるはずだ」と思ってしまう心理が一番危険です。
低レバレッジのスワップ投資ではそういう心理でも勝てますが、単純な裁量トレードでは危険以外のなにものでもありません。
豪ドル円がここからどう動こうと、流れについていくことだけを考えて日々1分の作業を続けていきます。