ポーランドズロチ 暴落完了につき決済
ポーランドズロチ相場が落ち着き反転しそうな状況となってきました。ユーロ・ポーランドズロチ(EURPLN)売りポジションを昨日決済しています。暴落気味に下げたあと一休みとなり、反転する可能性が高まったための決済です。使っているのはOANDAJAPAN口座です。
ポーランドズロチ暴落というほどではないが値動きは荒い
ポーランド経済にも今回のスイス・ショックの影響がいろいろでているようです。英金融大手ロイヤル・バンク・オブ・スコットランドによるとポーランドの住宅ローンの約4割はスイスフラン建てなのだそうです。日本では外貨での住宅ローン商品がないので、この影響はわかりにくいかもしれません。
仮に、住宅ローン3000万円を1米ドル=100円の時代に30万米ドルという形で住宅ローンが組めたと仮定してください。現在1米ドル=120円くらいですので、当時日本円換算で3000万円だった住宅ローン元金が3600万円に増加してしまうことになります。
これって、大変なことですよね。
スイス・フランはユーロやポーランドズロチに対してこれよりも更に激しい上昇をしているので、負債が急膨張するため住宅ローン返済が難しくなるという現象が起きているわけです。ただ、数年もすればスイスフラン相場も落ち着いてくるだろうと思われるので、勤勉なポーランド国民であれば踏ん張って乗り切るかもしれません。
では、今回の売買記録です。
ポーランドズロチ 売買結果
今回の利益額は、434,065円です。売買数量10万通貨で4.36で売り、4.22で決済しています。とった値幅は0.14です。ユーロ・ポーランドズロチ(EURPLN)は、いつもはほとんど値動きがありません。逆に、動き出すと数日で大きく動きます。今回も3日で0.15動きました。ユーロ・ポーランドズロチ(EURPLN)の値動きとしては、暴落に近い形になっています。
とはいえ、先週スイス関連通貨で派手な変動があったばかりなので、この程度は大したことがないように感じてしまいますけどね。チャート上は、下げが一休みした形になっています。
問題はここからなんです。
ユーロ・ポーランドズロチ(EURPLN)は、一休み→ガツンと動く→一休み→ガツンと動くの循環がはっきりしています。しかも、ポーランドズロチは基本的にユーロに値動きが連動する準ペッグ通貨の性質があるので、今の水準から大きく下げていくことはあまり考えられないのです。チャート上はもう少し落ちるように見えても、そろそろ上げる可能性のほうが高いと判断しました。
売買の指標となるMT4のEAはそのまま動かしたままにしてあります。現在売りポジションが1000通貨だけあり、これはそのままです。上げても上値がそれほどある訳ではないので、長期保有しておきます。目論見通りに上昇するようであれば、再び売ります。