2019年1月以降為替変動対応 当面の運用方針
2019年は、最初から大きく荒れる展開となっています。困惑されている方も多いと思います。参考になるかどうかわかりませんが、運用法ごとの私の方針をまとめさせていただきます。
運用法別 売買方針
昨日だけでなく、ここからの為替相場変動は相当粗くなりそうです。今回の背景とし、以下の3つの見通しがあります。
- 豪ドル円は、ここから大きく下げ局面がまだありそうだ。でも、昨日で当面の底をつけた可能性もある。
- NYダウをはじめとする株式市場は、今後も乱高下が続くのはほぼ確実。
- これらも日々の変動幅が大きい日は何度かありそうだ。
過去の記憶から、今回の下げ方はリー万時などの大きな下げ時期の動きに似てきているように感じています。
それがそのまま再現するものでもないのですが、ここからズドーンと下げても資金的にも精神的にも大丈夫な状態にはしておくつもりでいます。。
その一方で、こういう高警戒のときが底となるということも多いのも事実です。
いずれにしても、昨日のような変動は今後も起きそうです。こんな見通しを元に、それぞれの運用管理体制を考えています。
今まで通りいきます。ただ、豪ドル円の代わりに売っていた南アフリカランド円売買は当面避けます。「場帳+グラフ」を元に売買判断して、流れに応じて「買い」「売り」「両建て」+FXオプションというシンプルな流れでやっていきます。
どちらも、超長期保有している豪ドル円買いポジションということで今回の対応が同じなので、一緒にさせていただきます。。
2019年1月時保有ポジション
- FX積立:保有ポジション:豪ドル円買いポジション15.5万通貨
- 資産倍増計画:保有ポジション:豪ドル円20万通貨
全体で35.5万通貨の豪ドル円買いポジション保有中です。これらポジションの下げ対応として、豪ドル円20万通貨売りポジションを建てています。
つまり、保有ポジションのうち20万通貨分は両建てという状況です。
両方とも今後20円以上の下げがあっても問題はないのですが、下げ濃厚で本当に大きく下げたときに含み損が増加していくのを見るのも悲しいものがあります。
そこで、大きく下げたときには売りポジションで利益を得られるような形にしておくことにしました。
万が一、昨日が底でこのまま豪ドル円が大きく上げるようなことがあれば買いポジションと損益相殺して全体としては損きりにする予定でいます。
昨日のような相場急変に備えて2つの対応をします。余裕資金を大きく増やすことと新規ポジションを控え目にすることです。
一日の変動値幅が10円前後になってもロスカットされない水準を維持して様子を見ていきます。この他に5円くらいの値幅に対応できる待機資金を用意しておきます。
これでも維持できないと判断するような状況に陥ったら、この運用法でのポジション保有自体を大幅に自粛するかもしれません。
トラリピ・トライオート・ループイフダンのようなリピート系自動売買にとっては、チャンスといえる局面かもしれません。ただ、大きく動き過ぎてしまえば、恐ろしい状況も起こりうるのでいつも以上に慎重に新規設定検討をしていきます。
荒れ相場に強いEAを動かしたままにしてあるAVA社のDupritrade、この荒れ相場で大きく利益を挙げています。運用資金元金が50万円と少ないのですが、2日間で利益額7万円です。
当初予定では、今年より運用資金を大幅に増額する予定でした。
今後も荒れ相場で稼いでくれそうな気もするのですが、取り合えず運用資金はいまのまま継続していくことにしています。
昨年「NYダウ サヤ取り」をやっていたくりっく株365口座は、当面NYダウ専門売買口座にします。
米国株が今後も大きく崩れそうなため、手持ち米国株値下がり損を補う目的での売買です。専門用語では「ツナギ売り」とも呼ばれる手法で、一応ネーミングは「NYダウ ツナギ売り」としています。
補足
全体的に、大きな変動に備えて余裕資金を維持するようにしていきます。
以上ですが、お役に立つかどうかはわかりませんが、私自身の運用方針を簡単にまとめさせていただきました。