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コールオプション売り 権利行使日到来により満額利益確定

ループイフダン カバードコール戦略 2021年9月23日 5

カバードコール戦略で仕掛けてあるコールオプション売りで満期となったポジションが発生しています。

 

その状況と今後の予定などについても書かせて頂きます。

 

私のループイフンダン運用の特長

  • 運用通貨:米ドル円のみのシプル運用
  • 2021年8月改定最大レバレッジ2.5倍前後(200万円での最大ポジション5万通貨)
  • ループイフダン仕掛けは分割
  • 手動売買も時折使用
  • カバードコール戦略中心にFXオプションを使用する。
  • チャンスと思われる時にはコールオプション買いを使うこともある。
  • 運用開始時資金200万円(最低運用資金10万目安)
  • オプションも使う場合の最低資金目安は40万円

 

この運用をご覧になるのが始めての方は、「【最初に】運用方針と考え方」からお読みになることをおすすめいたします。

 

 

カバードコール戦略 コール売り1本目満期

 

ループイフダン カバードコール戦略 2021年9月23日 6

 

この運用でのカバードコール戦略1本目のポジションが昨日満期となっています。

 

今回満期となったのはこのポジションです。

 

9月権利行使日 設定内容

 

  • 作成日:2021年4月9日
  • FXオプション内容:米ドル円 コールオプション売り
  • 作成時点の米ドル円:109.27円
  • 権利行使価格:111.00円
  • 権利行使期日:2021年9月22日
  • 売買数量1万通貨
  • プレミアム:1.024
  • 利益上限:1.024×1万通貨=10,240円
  • 損益分岐点目安:111.00+1.024=112.024円

 

ポジションを作った際に10,240円を利益として受け取っています。

 

今回の満期で価値がゼロ円になっているため、最初に受け取った10,240円の満額受取が確定したということになっています。

 

これ、FXオプションの仕組みに慣れていない方は「なんで?どうして?」と思ってしまうところです。

 

でも、慣れてしまえば「こういう仕組みなんだよね。」で済んでしまうところですので問題はありません。

 

カバードコール戦略は、この満期となったコールオプション売りとループイフダン買いポジションの組み合わせで成り立っています。

 

今回のコール売りと組み合わせているループイフダン買いポジションの買い平均値は110.148円で、米ドル円現在値はそれを下回っています。

 

ここで決済して損きりするつもりはないので、引き続きカバードコール戦略で利益を増やす形で利用していきます。

 

具体的には、新規のコールオプション売りポジションを1本建てるつもりです。

 

この流れでうまくまわってくれると、利益増加が更に加速できます。

 

これからが楽しみです。

 

 

全体損益推移:第25週目

 

ループイフダン カバードコール戦略 2021年9月23日

 

ループイフダンとFXオプションを合計したここまでの確定損益と含み損推移グラフです。

 

グラフの補足

 

このグラフは、下記の「確定損益・評価損益・総合損益」の推移です。

 

  • 青色部分:確定損益
  • 赤色点線:評価損益
  • 赤色太線:評価損益を考慮した損益(総合損益)

 

項目別損益

 

項目 損益額
ループイフダン確定損益 32,039円
FXオプション確定損益 33,986円
確定損益合計 62,386円
評価損益:ループイフダン -15,892円
評価損益:FXオプション -11,100円
評価損益合計 -26,992円
総合損益 35,394円
参考:米ドル円レート 109.790円

 

ここのところ確定利益の伸び方が大きくなってきています。

 

ループイフダン売り設定の利益が貢献してくれているお陰で、ここまでのところなかなか良い状況です。

 

 

ループイフダン 自動売買状況

 



ループイフダン カバードコール戦略 2021年9月23日 2

 

売りと買いが適度に混ざって、利益を積み上げてくれています。

 

ループイフダン口座状況

 

ループイフダン カバードコール戦略 2021年9月23日 3

 

口座資産1,533,986円です。

 

含み損は-15,892円あります。

 

仮に30円規模の円高がきても、何もせずに耐えていける余裕資金を維持しています。

 

円高気味になると含み損が増加するパターンになりますので、現在は増加気味です。

 

稼働中のループイフダン設定

 

ループイフダン カバードコール戦略 2021年9月9日 4

 

米ドル円買いと米ドル円売りの2つの設定を動かしています。

 

買い設定は15銭キザミ、売り設定は25銭キザミです。

 

売買本数はどちらも最大10本です。

 

買いのループイフダンが最大本数となったら、売りのループイフダンを止めるルールです。

 

買いのループイフダンが最大本数になる状況というのは、売りのループイフダン側では含み損が少ない時です。

 

そういう時に、一緒に止めておくことで、売りのループイフダンを放ったらかしにしないようにしています。

 

米ドル円売りのループイフダンを放ったらかしにするのは、「マイナススワップポイント増加」「長期的な上昇期に入ったときの含み損増加」などのリスクを抱え込むことになります。

 

そういった状況を防ぐために、「買いのループイフダンとセットで運用」を徹底させていくという考えです。

 

 

カバードコール戦略について

カバードコール戦略 リスクを減らす

 

カバードコール戦略は、FXの買いポジションを「上げ相場での利益を犠牲にする代わりに、下げ相場での損失を減らす」ことを目的に使います。

 

オプションの教科書では、運用のリスクを減らすための有効な一手として紹介されています。

 

 

ループイフダンでの長期放置ポジションの発生は、宿命のようなものです。

 

その長期放置ポジションをカバードコールで活かしていこうという目論見でやっています。

 

カバードコール戦略は、FX+FXオプションの合成ポジションで行います。

 

カバードコール 基本形

 

  • ループイフダン口座:米ドル円買いポジション
  • FXオプション口座:米ドル円 コールオプション売り

 

この組み合わせで、実際の為替変動では以下のようになります。

 

  • 上げ相場:FXオプション損失だがFXポジションの利益が上回り、合計利益となる。
  • 下げ相場:FXポジションは含み損だが、FXオプションは利益となるので、FXの含み損を軽減できる。

 

この内容は、実際のポジションでご覧ください。

 

ここで「上昇期には利益を減らす事になるかも?」と不安に感じる方もいるかもしれません。

 

でも、ループイフダンの自動売買を稼働したままであれば上昇期には基本的に15銭なり25銭なりの利益幅で決済します。

 

ここでカバードコール戦略を使う時は、合計利益はそれ以上取れるようにしていくつもりなので、その辺で不利にはならないだろうと見ています。

 

米ドル円が大きく下落したときなど、いつも好条件で設定できるものではないので、実際の運用ではその局面で適切に対応していければと思っています。

 

保有中の米ドル円買いポジション1万通貨にカバードコール戦略に基づいたコールオプション売りポジションを設定してあります。

 

カバードコール戦略の効果について

 

カバードコール戦略は、FX口座:米ドル円買いポジション+FXオプション口座:コールオプション売りの組み合わせで成立します。

 

その効果については、以下のページで説明しています。

 

 

このポジションは、2021年9月23日にコールオプション売りポジションが満期となっています。

 

ループイフダン買いポジションは有効なままなので、そのまま再度コールオプション売りをすることで、更に利益上乗せもできます。

 

米ドル円の状況次第ですが、ループイフダン買いポジションが利益確定する必要がない時期であれば、カバードコール戦略を続けていけば利益を着実に増やしていけます。

 

現在の、コールオプション売りポジションはこんな感じです。

 

米ドル円コールオプション売り状況

 

ループイフダン カバードコール戦略 2021年9月23日 4

 

コールオプション売りは、「下落で利益・上昇で損失」で「利益限定・損失限定なし」「利益となりやすい」という性質を持ちます。

 

現在2本のコールオプション売りポジションを保有中です。

 

10月権利行使日 1本目ポジション

 

  • 作成日:2021年8月3日
  • FXオプション内容:米ドル円 コールオプション売り
  • 作成時点の米ドル円:109.325円
  • 権利行使価格:110.00円
  • 権利行使期日:2021年10月20日
  • 売買数量1万通貨
  • プレミアム:0.746
  • 利益上限:0.746×1万通貨=7.460円
  • 損益分岐点目安:110.00+0.746=110.746円

 

このポジションの利益上限は7,460円で、ポジション作成時に受取済みです。

 

ポジションを途中決済または満期時の権利行使日にプレミアムに価値があれば損失が発生して、最終損益が決まります。

 

本日のプレミアム現在値は、0.550です。

 

ポジション損益状況

 

項目 損益
プレミアム受取利益 7,460円
含み損益 ー5,500円
差引損益 1,960円

 

権利行使期日は10月20日です。あと約1ヶ月をきっています。

 

米ドル円は、権利行使価格110円近辺で動いています。

 

もしも権利行使日に110円を上回るようであれば、FXポジションの利益確定も同時に行うことも検討する予定です。

 

12月権利行使日 2本目ポジション

 

  • 作成日:2021年7月8日
  • FXオプション内容:米ドル円 コールオプション売り
  • 作成時点の米ドル円:110.180円
  • 権利行使価格:111.50円
  • 権利行使期日:2021年12月22日
  • 売買数量1万通貨
  • プレミアム:1.024
  • 利益上限:1.070×1万通貨=10,700円
  • 損益分岐点目安:111.50+1.070=112.570円

 

このポジションの利益上限は10,700円で、ポジション作成時に受取済みです。

 

本日のプレミアム現在値は、0.560です。

 

ポジション損益状況

 

項目 損益
プレミアム受取利益 10,700円
含み損益 −5,600円
差引損益 5,100円

 

権利行使期日は12月22日です。権利行使日まで約ちょうど3カ月あります。

 

これでも、権利行使日に米ドル円が権利行使価格の111.50円以下であればこのプレミアムはゼロとなり、10,700円の満額利益が確定する予定です。

 

このポジションのカバードコール戦略効果は以下のページにてまとめています。

 

 

カバードコール戦略効果

 

このカバードコール戦略の効果は、FXと合わせて考えて頂くとわかりやすいです。

 

カバードコール設定内容

 

カバードコール:対象ループイフダンポジション(FX口座)

 

ループイフダン カバードコール 2021年4月15日 FX

 

千通貨×10本=1万通貨の買いポジションで買い平均値は110.148円です。

 

米ドル円下落により売買の無くなったループイフダンポジションを「自動売買停止・決済指値削除」をして、長期放ったらかしポジションとしています。

 

このポジションは、「高水準のループイフダンのスワップポイント受取」をしながら「米ドル円上昇期を待っている」状況です。

 

このポジションを活用して、当時仕掛けたコールオプション売りがこちらです。

 

米ドル円コールオプション売り 設定内容

 

  • 作成日:2021年4月9日
  • FXオプション内容:米ドル円 コールオプション売り
  • 作成時点の米ドル円:109.27円
  • 権利行使価格:111.00円
  • 権利行使期日:2021年9月22日
  • 売買数量1万通貨
  • プレミアム:1.024
  • 利益上限:1.024×1万通貨=10,240円
  • 損益分岐点目安:111.00+1.024=112.024円

 

この2021年4月9日のポジションの効果を「単純なループイフダンだけの場合」「FXオプションを加えた応用形」での損益比較でみてみます。

 

効果比較:カバードコール戦略損益とFX損益

 

権利行使日9月22日の米ドル円レート値で比較

 

米ドル円 ループイフダンのみ カバードコール
111.000 8,520円 18,760円
110.148 0円 10,240円
109.270 -8,780円 1,460円
108.00 -21,480円 ー11,240円

 

  • ループイフダンのみは、自動売買停止させて9月まで放っておいた場合の含み損益
  • カバードコールは、自動売買停止したループイフダンポジション+コール売り損益の合計額
  • 9月22日まで決済しなかったときの含み損益の金額
  • スワップポイント考慮なし(実際には双方とも2000円程度のスワップポイント利益が加算される予定)

 

基本的にどの為替値でも買いポジションを放っておくよりは利益を上乗せできる流れになります。

 

カバードコール戦略でのコールオプション売りは、サクソバンク証券のFXオプション口座を使っています。

 

 

【最初に】運用方針と考え方

カバードコール戦略 運用方針

 

  • 運用通貨と仕掛けの方向性:米ドル円買いのみ
  • 最大レバレッジ2.5倍前後:200万円で5万米ドル買い目安
  • 分割設定を基本にする。:200万円で最大5分割
  • 売買間隔:15銭か25銭を基本とする
  • 1本の売買数量と本数:1000通貨で10本
  • 米ドル円下落により最大本数となったら次の設定開始まで最低2週間様子を見る
  • オプション使用その1:下落により長期放置となるポジションには、カバードコールを使い利益上乗せ
  • オプション使用その2:大きく下落した時には確定利益の範囲内でコールオプション買いを仕掛ける
  • 米ドル円売り設定もお試し中(2021年9月)
  • 米ドル円売り設定その1:買いと同時運用が基本
  • 米ドル円売り設定その2:買い停止時に同時停止する(売りの実の売買はしない)

 

ループイフダンにFXオプションを使って「カバードコール戦略」を組み合わせていくことで、「リスク低減+利益上乗せ」を目指しています。

 

ループイフダンの設定は、資金10万円くらいから真似して頂けるかと思います(レバレッジ4倍以内で分割で仕掛けていきます)。

 

カバードコール戦略も使う場合の運用資金目安は約40万円です。

 

運用の性質上、運用資金は2口座に分けています。

 

2021年運用開始時の資金配分

 

  • ループイフダン口座;150万円
  • FXオプション口座(サクソバンク証券):50万円
  • 合計:200万円

 

これによって、2つの効果を狙っています。

 

カバードコール戦略採用によって期待できる2つの効果

 

  • ループイフダンの損益にFXオプション利益を上乗せする
  • 米ドル円下落時の含み損増加を抑制する

 

FXオプションに慣れていない方は、無暗に真似はされないでください。

 

運用を真似される場合は、まずはループイフダンの設定パターンを参考にして頂ければと思います。

 

慣れてきたら、FXオプションも混ぜていくのを検討されるとよいです。

 

その方が、ストレス少なく運用できます。

 

元々、私のループイフダン運用は「含み損少な目」でやってきています。

 

ループイフダン設定のタイミングを参考にして頂くだけでも、利益を得ていけるはずですので、無理はされないでください。

 

2021年9月追加 ループイフダン売りルール

 

2021年9月より、ループイフダンの売りのマイナススワップポイントが大幅に下がっています。

 

 

この状況がいつまで続くかはわからないのですが、「売りのループイフダンを試す好機」であることは間違いありません。

 

チャンスを活かすために、米ドル円売りのループイフダンを動かしています。

 

米ドル円売り設定 仮ルール

 

  • 最大本数10本
  • 1本のみで最大本数になったら様子を見る。
  • 状況応じて、「損きり」「FXオプションでのカバードプット」などを検討する

 

この仮ルールで様子を見ながら、今後の有効活用法を探っていく予定です。

 

ループイフダン運用成績

ループイフダン カバードコール戦略 成績

 

月別損益

 

  • 運用資金:200万円
  • 運用開始年月:2021年4月1日

 

年月 今月利益 今年度利益 利益率
2021年4月 16,418円 16,418円 0.74%
2021年5月 7,073円 23,491円 1.15%
2021年6月 8,116円 31,607円 1.52%
2021年7月 13,798円 45,405円 2.27%
2021年8月 11,113円 56,518円 2.83%
2021年9月 5,868円 62,386円 3.11%

 

ループイフダン+FXオプションで利益上乗せ検証

 

FXオプションを使ったことが、本当に利益上乗せに貢献しているかどうかを検証するための記録です。

 

ループイフダン FXオプション 合計利益
2021年 33,986円 28,400円 62,386円

 

リピートでループイフダンを選んだ理由

ループイフダンを選んだ理由

 

一通りのリピート系自動売買を試して、ループイフダンに戻ってきました。

 

ループイフダンを選んだ理由は3つあります。

 

  1. 追尾型であること
  2. スワップポイント受取が高目であること
  3. スプレツド+手数料負担が軽い事

 

これらの特徴より、私の「米ドル円買い」を中心のリピート系自動売買に最も合うと感じています。

 

 

ループイフダン運用の主要ページ

 

 

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2021/09/23


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