ナスダック優位の値動きにそろそろ変化あるかな?
ナスダック鞘取りの売買記録です。
2021年6月10日の売買をご紹介します。
ナスダック鞘取りについて
- 米国経済の新興企業と老舗巨大企業の相対的衰退の流れを利益に変えていく鞘取りです。
- 1枚のポジションを持つのに必要な資金目安は約60万円です。
- 上げでも下げてもナスダック100がNYダウよりもパフォーマンスが良ければ利益になります。
- 上げ相場:NYダウ上昇率よりもナスダック100の上昇率が高ければ利益
- 下げ相場:NYダウ下落失よりもナスダック100の下落率が低ければ利益
- 米国市場の両建てなので、単純にナスダック100買いをするよりもリスク低目です。
ナスダックサヤ取り 6月10日決済記録
昨日6月10日に、保有ポジションのうち半分を決済しています。画像の数字が、決済したポジションの損益です。
+147,908円ということで、利益としては少な目です。
ここのところ、米国金利低下の流れもあり、ナスダックのサヤは拡大傾向が続いていて、保有ポジションも良い感じになってきています。
でも、そろそろ流れが変わりそうな気がします。
米国金利がどこまでも低下していくとは、到底思えないからです。
ここで流れが変わると、保有ポジションの含み損が一気に増加しかねません。
ということで、大事をとって利益の乗っていた半分のポジションを決済したという次第です。
残りのポジションは、こんな感じです。
まだ116万円くらいの含み損があるんです。
これでも大分減ったんでよ。
一時は含み損が270万円を超えていましたからね。
それから、ここまで持ちこたえてきています。
長期的にはナスダック優位の値動きが続くという私の見通しに変化はありません。
なので、このポジションも持ち続けていればいずれはプラス圏に入るだろうと思っているので、その見通しが変わらない限り、損きりはしない方針でいます。
半分のポジションを決済したので、資金にかなりの余裕ができました。
ここから、サヤがマイナス圏に再突入するようであれば、再度の仕掛けを検討するつもりでいます。
明日以降の場帳をみて、いつもどおりの売買判断をしていきます。
ナスダック鞘取りについて
上げ相場でも下げ相場でも、ナスダック優位の値動きが続く場合に利益を出していけるのが「ナスダック鞘取り」です。
この運用法は、以下の場合に利益となります。
- 下げ相場:NYダウよりもナスダック100の方が下げ方が小さい
- 上げ相場:NYダウよりもナスダック100の方が上げ方が大きい
- つまり、サヤが拡大すれば利益増となります。
逆にみれば、この流れが変わると「上げ相場」でも「下げ相場」でも損失になるというのが、リスクでもあります。
リスク事例:こういう時期もあるのでご注意ください
この運用は、いつでも大きな利益が出せるというようなものではありません。
流れが悪ければ、大きな含み損を抱える時期もあります。
参考までに、過去の運用上での失敗例や含み損増加事例記事をご紹介させていただきます。
私自身も、この記事は好調なときでも油断しないための資料として活用しています。
ナスダック鞘取り 含み損増加事例
こういう時期もありますので、油断ないようくれぐれもご注意ください。
ナスダック鞘取り これまでの最大ロスカット
運用開始してから、これまでで最大の損失を計上した取引記事です。
売買方針・売買ルール
- 運用資金1200万円での基準
- ナスダック最大ポジション20枚まで
- NYダウ最大ポジション80枚まで
- 1枚の両建てポジション資金目安:60万円
- 分割売買:10枚×2分割
- NYダウ:現在値から3000の目安で変動対応
- ナスダック:現在値から2000目安で変動対応
強制ロスカットされない運用を心がける。
過去の失敗教訓
年間運用状況
- 2020年7月運用開始(損益計算開始月)
- 運用開始時資金 1200万円
- 2021年度運用資金 13,654,089円
- ナスダック100 最大ポジション20枚
年度 |
損益額 |
累計損益額 |
---|---|---|
2020年 |
1,443,373円 |
1,443,373円 |
2021年 |
529,136円 |
1,972,509円 |
ナスダック鞘取り 運用口座について
ナスダック鞘取り運用は、GMOクリック証券CFD取引口座を使用しています。
GMOクリック証券のCFD取引口座は、鞘取り運用に向く特徴を持っています。
- スプレッドが狭い
- 価格調整額などの各種調整金が「売り」と「買い」の差がゼロで公平になっている
- 取扱銘柄数が多い
NYダウに相当する米国30・ナスダック100に相当する米国NQ100ともにスプレッドは業界最狭水準です。
他の取引銘柄でも優位なものが多いので、様々な運用ができます。
定期的に発生する価格調整額は、米国30と米国NQ100は3か月に一度発生します。
この金額も「買い100」「売りー100」という具合に、「買い+売り=ゼロ」となっていて、この部分で買い方・売り方で不利になることがありません。
この売りと買いの差がゼロという取引条件は売買銘柄によって違ってきます(米国30・米国NQ100・日本225・原油などは売りと買いの差ゼロ)。
サヤ取りのような両建て取引では、とても助かる部分です。
売りからでも買いからでも取引条件の有利不利を気にせず攻められるというのは、取引制度を高めて運用成績を上げる効果があります。
私も、自分の運用でその効果をお見せできればと思っています。
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