FXオプション権利行使期日 最終日の注意点
先月位からなのですが、FXオプションの権利行使期日の扱いが変更になっているようです。最終日に調整をしようとお考えの方には大切な事柄になるのでご必ずご確認ください。
車両進入禁止マーク? 期日にできること出来ないこと
現在保有中のFXオプションポジションです。一番上のポジションが本日権利行使期日最終日になります。新規約定値0,331の横に赤丸で道路標識での車両進入禁止マークと同じ形がでているのが確認できるかと思います。
当然ですが、このマークは車とは関係ありません。
このマークを適当にいじると、この画像のように「オプションボードの契約認証に失敗しました」という読みようによっては不安になるメツセージまででてしまいます。
ちなみにこのFXオプションポジションは、過去記事:カバードコールで仕掛けた豪ドル円コールオプション売りで本日が権利行使期日で最終日のものです。
コールオプション売りで権利行使価格が82.00円なので、豪ドル円がここから82円越えまで急上昇しない限り、0.331×17万通貨=56,270円利益受取となります。
多分、このままいけば90%くらいの確率で利益となるはずです。
今晩FOMCが始まるので最後までわからないんですけどね。
一応、豪ドル円82円はないだろうと思っています。
このマークが出始めたのは、数か月前からです。具体的には以下のような状況となります。
- 最終日に途中決済ができない。
- 行使方法変更「スポット⇒キャッシュ」などは可能
権利行使価格と現在値が近いと、夜のNY市場で利益が消えてしまうこともあります。
今回の豪ドル円であれば、現在値81.90円のような時です、権利行使価格82.00円と10銭程度しか差がありません。
ここから豪ドル円が上昇するという見通しであれば、その前に途中決済しておいた方がよいのですが、最終日は出来ないということです。
途中決済は、権利行使最終日前日までに行うというのはFXオプション利用者は意識しておかねばなりませんね。
私のFXオプション運用は、キワドイ勝負はしないので、最終日に売買できなくても影響はほとんどありません。むしろ、最終日も売買ができると、「念のため」なんて思って利益を減らす途中決済を選択しかねないので、この方が私にとっては良いことが多いです。
ここからものんびり利益を増やしていきます。
追記:サクソバンク証券さんに電話で確正確なところを確認しました。この現象は、「流動性がなくなったとき」などに起こるようで、最終売買日以外でも起こることがあるようです。一般的には権利行使価格が現在値から大きく離れたときなどに起こりやすいようです。私が経験したことがあるのは最終日だけですが、たまに起こりうる現象としてご認識頂いておいた方が良いようです。