トルコリラ円2.9銭 ヒロセ通商の挑発への答えやいかに

FX大手GMOクリック証券ネオ口座でトルコリラ円の取り扱いが本日より始まっています。ヒロセ通商では、これに対抗したと思われるトルコリラ円スプレッド2.9銭への縮小が発表されています。

トルコリラ円2.9銭 ヒロセ通商の挑発への答えやいかに

トルコリラ円 ヒロセ通商

 

ヒロセ通商、相変わらず気合い入っています。バナーも張り替え、スワップポイントは本日96円です。1位のSBIFXトレード102円には及ばないものの「スプレッド最狭はヒロセ通商」というところは死守する覚悟なのだと思われます。

 

注目のGMOクリック証券ネオ口座の本日9時時点のトルコリラ円スプレッドは3.7銭・スワップポイントは101円でした。

 

この数値は、GMOクリック証券ネオ口座としての基本方針が示されている気がします。

 

スプレッドは、ヒロセ通商の発表さえなければ、先日参入したマネーパートナーズFXよりも狭くなるため業界最狭水準となる予定でした。でも、ヒロセ通商の先手によりその衝撃は取り消された形です。

 

スワップポイントに関しては、わざわざSBIFXトレード102円よりも1円低い設定です。これは、GMOクリック証券ネオ口座としてはスワップポイントでこれ以上高水準の競争はしないという意思表示とも読めます。

 

この読みでいくと、トルコリラ円スプレッドはGMOクリック証券FXネオ口座あたりでさらなる縮小もあるかもしれません。

 

マネーパートナーズFXのトルコリラ円取扱開始から始まった競争は、GMOクリック証券ヒロセ通商・SBIFXトレードの3社を軸に次の段階へと進んできました。

 

私は、トルコリラ円は両建てのスワップポイントサヤ取り(異業者両建)運用対象通貨としてみています。競争によるスプレッド縮小は、両建て売買にとっても大きな恩恵となります。

 

今後も、各社の動向が楽しみです。

2017/05/22


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