トルコリラ円 FXチャートからの見通し 2017年6月
外為どっとコムのぴたんこテクニカルでのユーロ円売買を停止してから3ヶ月が経過しました(参考記事:ぴたんこテクニカル売買 次の相場に備え鋭気養う)。その後の売買シグナルを見ると、相変わらず好調のようです。売買をそのまま再開しようかとも思っているのですが、折角なのでもう一ひねりした使い方をしようかと思っています。
たまに状況チェッツクしているのですが、トルコリラ円もぴたんこテクニカルと相性の良い通貨ペアだと感じています。興味深い感じになってきているのでご紹介させていただきます。
トルコリラ円 FXチャートからの見通し 2017年6月
ぴたんこテクニカルでのトルコリラ円の売買シグナルルグラフとその成績です。2017年に入ってからは連勝が続いています。
でも、注目して欲しいのはそこではありません。
過去の成績に遡って成績をみて欲しいのです。
過去10年の総合成績は1000をちょっと超えた程度なので大したものではありません。
でもですね。
「売り」と「買い」に分けて成績を遡ってみてください。
大負けしているのは大体「買い」なんです。「売り」だけであれば、プラス成績が多いのが確認できます。
つまり「トルコリラ円売りに使える指標」といえます。
今、売りシグナルが3本立っています。2本〜3本の売りポジションが立った後にカクンと下げて利益確定、なんてのがこの売買シグナルでの利益パターンです。
いつも勝てる訳ではありませんが、ポジションを少し乗せてみたくなる形です。
一時は大暴落必至とみられていたトルコリラ円ですが、最近は随分安定してきました。独裁色の強いエルドアン政権ですが、もともと運営力はある方なので今は良い方向に出ているようです。
ただ、EUや米国との関係などで課題は山積みです。大きく暴騰・暴落する可能性は薄くなってきていますが、1日数%くらいの急騰あるいは急落する局面は定期的にありそうです。
ぴたんこテクニカルのこの売買シグナルグラフは、ストキャスティクスです。ストキャスティクスは、オシレーター系のテクニカル指標です。大きく上げれば売りシグナルが出ますし、大きく下げれば買いシグナルに転換します。元々、大きな相場を深追いすることはない指標なので、そういう視点でも今のトルコリラ円ではストキャスティクスが有効に使えそうです。
トルコリラ円を売りからも攻めようとお考えの方には有益な指標です。