ドルコスト平均法 大きな往来相場での試算比較
ドルコスト平均法のメリットとデメリットを理解頂く為の試算比較です。ここでは「大きな往来相場」のときにドルコスト平均法が有利となるか不利となるかを試算比較してみます。
ドルコスト平均法 90〜70円の往来相場
豪ドルが、仮に90円から70円まで下げて90円まで上げたという大きな往来相場で試算してみます。
- 1000通貨づつ10円ごとに5分割で買った場合
- 約定代金8万円ずつ10円ごとに買った場合
この2つの比較です。買うタイミングと為替値は一緒ですが、買う数量が違ってきます。まずは、同じ数量ずつ5分割で買った場合です。
1000通貨づつ10円ごとに5分割で買った場合
豪ドル値 | 90円 | 80円 | 70円 | 80円 | 90円 |
---|---|---|---|---|---|
買い数量 | 1000 | 1000 | 1000 | 1000 | 1000 |
合計数量 | 1000 | 2000 | 3000 | 4000 | 5000 |
買平均値 | 90 | 85 | 80 | 80 | 82 |
この場合は、合計5000豪ドルを買い平均値82円で購入できることになります。
次にドルコスト平均法で5分割で買った場合です。
約定代金8万円ずつの通貨数量を10円ごとに買った場合
豪ドル値 | 90円 | 80円 | 70円 | 80円 | 90円 |
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8万円分 | 888 | 1000 | 1142 | 1000 | 888 |
合計数量 | 888 | 1888 | 3030 | 4030 | 4918 |
買平均値 | 90 | 84.7 | 79.16 | 79.36 | 81.28 |
この場合は、合計4918豪ドルを買い平均値81.28円で購入できることになります。
1000通貨ずつ購入した場合に比べると0.72円買い平均値が低くなることになります。
この売買では、1通貨単位で売買できるSBIFXトレードを使います。