投信積立で最大5%以上の楽天ポイントを獲得する方法
このページでは、楽天証券の投資信託の積立(以下投信積立)の特徴と注意点などをまとめています。
楽天証券は投信積立制度をしっかり活用すれば5%以上楽天ポイントを獲得できる仕組みになっています。
投信信託はどこの証券会社で購入しても運用成績は同じです。だからこそプラスαの特典は重要になります。
楽天証券使って投資信託購入しているけれど、私のはそんなに有利になっていない。
・・という方もいるかもしれません。この記事を参考にされてみてください。
楽天証券の積立投信の制度を最大限活用するには「楽天証券」「楽天銀行」「楽天カード」の3口座が必須です。
一般・特定口座だけでなく積立NISAでも有効な方法です。
では、順番に説明させていただきます。
この記事は、2019年3月21日現在の楽天グループ制度をもとに作成しています。
楽天証券 投信積立の概要
楽天証券の投信積立制度のメリットは6つあります。
今回使うのは、薄赤色部分となっている4つです。
- 楽天カード決済で投資積立
- スーパーポイントアッツププログラム
- 投信積立買付手数料全額ポイントバック
- ハッピープログラム
ハッピープログラムと資産形成プログラムはどちらかしか活用できません。今回私はハッピープログラムを使うので、資産形成プログラムは使えないということになります。
ハッピープログラムでは、楽天FXの取引や楽天銀行からのクィック入金でもポイントが貯まります。楽天会員は迷わずハッピープログラムを活用しておきましょう。
では、各制度の活用ポイントを説明させていただきます。
投資積立 楽天カード決済でポイント獲得
毎月の投信積立の楽天カード引き落としにすると、1%の楽天ポイントがつきます。
最大5万円までですが、100円=1楽天ポイントlです。
仮に5万円の積立投信設定をすれば、これだけで毎月500楽天ポイント獲得できます。
投信積立10万円とか5万円以上行いたい場合は、5万円分は楽天カード決済でポイント獲得できるようにして残りは他の引き落とし方法にするのがおすすめです。
投信積立総額が10万円になっても楽天カード決済でポイント獲得できるのは5万円部分のみですので500楽天ポイントが上限になります。
スーパーポイントアッププログラム対象
積立投信設定時に、買付代金の一部を楽天ポイントで購入するという設定をすると楽天市場での買物で獲得できるポイントが1%アップします。
この設定は、投信積立設定画面で簡単にできます。
毎月500円以上の積立投信をして、その中に楽天ポイントを1ポイントでもいれればOKです。
これで、その月の楽天市場での買物獲得ポイントが1%アップします。
例えば楽天市場で1万円買物した場合、獲得できるポイントが1%=100楽天ポイント(100円相当)増えることになります。
1楽天ポイントで良いので、忘れずに設定しておきましょう。
「楽天銀行」引き落としに設定するとこの設定は出来ないのでご注意ください。
「証券口座引き落としは楽天証券口座に残高から投信積立を行います。証券口座に残高がなければ楽天銀行から自動入金となるので、口座残高をゼロ円にしておけば実質的には「楽天口座引き落とし」と同じ状況に出来ます。
楽天ポイントアップと銀行口座引き落としの両方を実現したい時に使える小技です。
投信積立買付手数料全額ポイントバック
楽天証券は、投信積立買付手数料を全額ポイントバックしてくれます。ポイントバックされるのは、もちろん楽天ポイントです。
最近の投資信託は手数料無料タイプの「ノーロード」が人気です。
投資信託購入検討する際には、買付手数料有料のものは最初から選択肢に入れていない方も多いと思います。
でも、有手数料タイプの投資信託には買付手数料無料タイプではみられないユニークなものも結構あります。こjの制度を活用すれば、買付手数料有料か無料化は関係なく優秀な投資信託探しが出来ます。
投資信託の手数料は最大4.32%(税込)くらいまであります。これが、投信積立にして購入すれば全額ポイントバックされる仕組みです。
これ不思議な制度ですよね。
楽天証券で普通に投信購入したら、4.32%の手数料取られるんです。でも、投信積立にすれば全額ポイントバックですからね。
ちなみに、投資信託でかかる手数料には、購入時の申し込み手数料の他に大きく2つあります。
- 毎年の管理費用
- 解約時の信託財産保留額
この2つは、しっかりとかかりますので投資信託を選ぶ際には必ずチェックしておきましょう。
ハッピープログラム 保有額でポイント獲得
一番最後がハッピープログラムで獲得できる楽天ポイントです。
毎月10万円ごとに4楽天ポイント獲得できます。
10万円で年間48楽天ポイントですので、100万円では480楽天ポイントとなり、残高が増えるに従い大きなものになります。
ついでに獲得できる楽天ポイント
これらの他にも、いくつかのメリットがあります。
- 楽天銀行 自動引き落としで1回1〜3楽天ポイント獲得
- 楽天銀行の取引件数が増えることによってステージアップしやすくなる。
- 楽天カードを楽天銀行引き落としにすることで獲得ポイント1倍アップ
思いつくところを、列挙しておきました。
楽天証券で投信積立で楽天グループの特典を活用すればこれらメリットを受けられます。
4つの特典を受けるのに必要な手続き
まず、関連口座の口座開設が必要です。
- 楽天証券【楽天FX】口座開設
- 楽天銀行口座開設
- 楽天カード 発行
楽天証券の総合口座は、FX口座開設時に一緒に開設できます。
投信積立効果を最大限にするために以下も事前にやっておきましょう。
- 楽天カ−ド引き落とし口座を楽天銀行に設定(楽天ポイント+1倍アップ!)
- 楽天銀行 ハッピープログラム申込
- 楽天グループの各種キャンペーンチェック申込
楽天では毎日のようにいろんなキャンペーンをやっています。
投信・金融関連のキャンペーンもあります。
エントリーしておくだけでメリットが多いキャンペーンがいくつもあるので、定期的に必ずチェックして自分が関連しそうなものには必ずエントリーしておきましょう。
これで、楽天証券の投信積立準備が整いました。
次は、どう活用していくかに入ります。
投信積立 楽天ポイント5%のカラクリと活用方法
ここまでの説明で、投信積立で最大5%以上にする方法は大体ご想像できていると思います。
きっちりと準備をして楽天証券で投信積立を月5万円以内で楽天カード引き落とし設定をする、そして、申し込む投資信託をは、手数料4.32%の中から選びます。
そうすると、以下の楽天ポイントが獲得できます。
- 楽天カード引き落としで1%分=500楽天ポイント
- 投信積立手数料全額ポイントバックで4.32%=2160楽天ポイント
この2つを合計すると、500+2160=2620楽天ポイントとなって、毎月5万円の積立で5.24%の楽天ポイントが獲得できる計算となります。
この楽天ポイントを何に使うのかは人それぞれです。
- 楽天市場で1楽天=1円として買物に使う
- 楽天Edyにチャージして加盟店(コンビニなど)で使う
- 楽天ペイで現金同様に使う
- ANAマイルなどに交換して活用
楽天Edyや楽天ペイを活用すれば、普通にお金として使えます。
私は、ANAマイルに交換して使う予定(2楽天ポイント⇒1ANAマイルで交換)です。その理由などは、この後に書かせていただきます。
とはいうものの・・・・購入するのは元本保証のない投資信託です。
このような形で投信積立を真剣に検討する気になっている方は、次の投資信託選びのポイントもお読みになってください。
投資信託 選び方のアドバイス
意外に思われるかもしれませんが、高手数料の投資信託だからといって成績が良い訳でもありません。
これ、本当です。
なので、購入する投資信託はきっちり吟味されてください。
楽天ポイントの大量獲得に大きな魅力を感じているのであれば、なおさら高リスクと思われる投資信託は避けるべきです。
手堅くいけそうな投資信託が望ましいと思います。
高手数料投資信託を探していて、手堅い投資信託選びからははずした方が賢明と思われるタイプをいくつか指摘させていただきます。
- 毎月分配型
- 新興国通貨建て
- 新興国債券
これらのタイプで高手数料の当信託は結構あります。
まず「毎月分配型」は、毎月配当があるのですが利益が出ていなくても配当を続けていて所謂「たこ足配当」になっているものが沢山あります。
元本が減っていくのではどうしようもないので、避けておきましょう。
新興国通貨建てあるいは新興国債券中心のタイプは、好景気のときにはかなりの高成績を出すのですが、景気が傾き始めると大きく下げる傾向があります。
これ以外の投資信託も相場環境に左右されるので、ご注意ください。
私が、第一弾として選んだ投資信託もご紹介させて頂きます。
私の使い方 投信積立
私が最初の投信積立に選んだのはこれです。
東京海上・グローバルヘルスケアREITオープン(年1回決算型)です。世界(日本含む)の金融商品取引所に上場の高齢者向け施設、医療用ビル、病院、看護施設およびライフサイエンス等施設を対象とするヘルスケアREITに投資するという投資信託です。
2019年3月時点、ここ1年の運用成績は31%と大きくプラスです。
最初の投信積立は、証券口座引落25万円+楽天カード引き落とし5万円=30万円で設定しています。
3月はこれですが、来月はこのままいくかはわかりません。
- 金額の調整
- 投信の変更
これ、自由にできます。
不動産市況は株式市場よりもブームが遅れる傾向があります。
昨年までは、株式市場に比べるとREITは大したことはなかったんです。今年に入り、株式市場に天井感がでてきたせいか、資金が不動産市場に流れだしている状況があるようです。
でも、今後はわからないですけどね。ここが天井の可能性だってありますしね(汗)。
明日資金が入金されて25日に買付される予定です。今回はこのままいきます。
追記:楽天スーパーポイントを更に獲得するために証券口座引落で設定したい場合は、残高不足時に楽天銀行から自動入金できる設定「自動入出金(スイープ)設定」をしておいてください。私はこれをしていなかったため、最初の引き落としが「残高不足でできず」となってしまった経験があります。
この「東京海上・グローバルヘルスケアREITオープン(年1回決算型)」の買付手数料は3.24%です。
なので、こんな内訳になります。
薄赤色部分、概算手数料7,845円になっています。これが、7,845楽天ポイントとしてポイントバックされる予定です。
これが25万円の証券口座引落部分で獲得予定の楽天ポイントです。
月5万円の楽天カード引き落とし部分で獲得できるポイントは、もぅちょっとお得になります。
- 楽天カード引き落としによる楽天ポイント 500
- 投信買付手数料ポイントバック 2,615
- 合計 500+2615=3,165楽天ポイント
このまま投信積立を続ければ、毎月7,845+3,165=11,010楽天ポイント獲得できる計算です。
お気づきかもしれませんが、買付手数料部分のポイントバックは、運用する投資信託の元本には含まれていません。
なので、楽天カード引き落としで獲得した楽天ポイントとは違って、この部分は1楽天ポイント=1円で買った楽天ポイントという感じになります。
先程書きましたが、私はこの楽天ポイントを将来ANAマイルに交換する予定です。
2楽天ポイント⇒1ANAマイルですので、買付手数料ポイントバック部分は1ANAマイルを手に入れるために2円かけている計算になります。
細かいけれど、私にとってここは大切なことなんです。
LCCが勢いを増して航空運賃も下がっているこのご時世にここまでやる意味があるかどうかってことなんです。
私が手に入れようとしているのは、世界一周航空券です。2019年3月時点で、必要とされているANAマイル数は75000マイルです。普通に購入すると358,900円します。
- 世界一周航空券にできた場合の1ANAマイルの価値:358000円÷75000マイル=4.77円の価値
こういうことなので、現状1ANAマイルを2円で購入できるのであれば採算が合うことになります。
ただ、状況は変わります。
マイルのルールなどは、数年おきに変更がありますので、その辺は柔軟に対応していかねばなりません。
幸い、楽天ポイントは楽天Edyや楽天ペイを使えば現金として普通に使えます。今後も加盟店は増えていくので、使える場はどんどん拡大していくはずです。
選択肢はいくつもあるので、まずは貯めることに専念します。
えっ?
月30万円も投信積立して大丈夫なのかって?
凄い金額ですよね。
勿論、ずっと続ける気はありませんよ。
投資信託だって、ずっと保有するつもりはありません。
適度に上昇したら、利益確定します。
情勢に応じて投資対象の銘柄も変更していきます。
運用対象の投資信託も、大きく上昇しそうなものよりも値下がりリスクの小さい「債券系」または「REIT系」で「先進国系」に絞っていきます。
特に債券系は、金利低下傾向がでてきたときに大きく上昇する可能性があるので、これからの時期はチャンスです。
上げ続けるときは、投信積立金額を減らしたりして買い平均値を大きく上げないように調整しながらやっていきます。
積立だからって何年も続けることが義務づけられている訳ではありません。
運用枠自体も、当面は最大で10ヶ月分くらい投信積立が続けられるくらいの予定です。何千万円も購入することは想定していません。
こういうやり方で、楽天ポイントを獲得していければと思っています。
以上、参考になれば幸いです。
口座お持ちでない方は、まず準備です。楽天証券の総合口座は、FX口座開設時に一緒に開設できます。
- 楽天証券【楽天FX】口座開設
- 楽天銀行口座開設
- 楽天カード 発行