投資信託100万円購入で成田―札幌2人分の航空券分のANAマイルを獲得した話
100万円分の投資信託を購入して、札幌往復航空券2人分の楽天ポイントを獲得しました。この方法、夏以降の家族旅行に間に合います。今回は、以下のようなことをしています。
- 楽天証券で投資信託100万円分購入
- 楽天ポイント大量獲得
- 今なら、そのポイントで「成田ー札幌往復航空券2人分が可能
これらの流れとポイントをまとめました。
使ったのは、楽天証券【楽天FX】です。
ちなみに、単純に楽天証券で投資信託を購入してもこれだけの楽天ポイントは獲得できません。
まずは、ゆっくりと最後までお読みになってくださいませ。
投資信託購入のポイント
これ今回獲得した楽天ポイントです。「楽天証券でポイント獲得」「31,381ポイント」となっていますね。一応、説明上約32000ポイントとさせてください。
楽天証券で投資信託購入でポイントをつける方法があります。その方法とは「投信積立で投資信託を購入すること」です。こう書くと、「投信積立引き落としに楽天カードを使うんでしょ」と思った方もいるかもしれません。
半分正解です。実は、もう一つ方法があります。
それは、「投信積立で買付手数料のある投資信託を購入すること」です。
買付手数料は購入する投資信託によって違い、0%〜4%くらいまで様々な種類があります。楽天証券は、投信積立で買付手数料の発生する投資信託を購入すると「全額楽天ポイントで還元してくれる」制度をもっています(2019年4月16日現在)。
この制度を利用することで、楽天ポイントを大量獲得できます。
なので、今はやりのノーロード投資信託(手数料無料の投資信託)ではこの方法は使えません。
その具体的な方法は、下記ページでも詳しく書かせて頂いております。
投信積立で購入というのは設定などの手間があって、「時間がかかってしまう」と思っているかもいるかもしれません。
楽天証券の投信積立は、翌日積立設定もできます。
ついでに、1回で100万円というのもできます。
え?
翌月も100万円積立出来ない?
そりゃあそうでしょう。
私だってできません(笑)。
そんな私のような人は、翌月は金額を減らしたっていいんです。翌月は1万円だっていいじゃないですか。
多分、1回きりで止めることもできます。でも、1回で止めたりするのは出来るだけしないでください。これを多用する人が沢山いると制度自体が無くなってしまうかもしれませんので・・・・。
今回、私は買付手数料3%台の米国債券系投資信託を購入しています。
購入した投資信託
これです。
USストラテジック・インカムファンドという投資信託です。
この投資信託、楽天証券の公式ページでは、以下のように説明されています。
主として米ドル建て米国債券(米国の国債、政府機関債、モーゲージ債、投資適格社債、ハイイールド債等)に投資し、各債券の投資比率を機動的に変更することで、信託財産の着実な成長と安定した収益の確保をめざす。原則、対円での為替ヘッジを行わない。
米国の債券運用系の投資信託です。
この手の投資信託は「金利低下時期に上昇する」という特徴があります。何か月先になるかはわかりませんが、米国金利下落を本格検討に入ったあたりで利益確定できればと思惑で購入しています。
買付手数料は3.24%です。先程付与された楽天ポイントが31381ポイントだったので、3.24%ではなく3.1381%ではないかと思ってしまうかもしれません。
細かい説明になりますが、この3.24%は100万円に対しての3.24%ではありません。投信信託購入+買付手数料=100万円となるように計算されて実際の買い付け手数料は算出されています。
まあ、要は3.245といっても実質3.13%くらいの手数料負担になっていると私は解釈しています。
これでも購入してから7000円くらい上昇しています。
え? マイナスじゃないの?
これだけ見ると、そう思いますよね。
これは、運用スタート時点で買付手数料分だけ評価損となっているためです。なので、買付したばかりのときはー31,381円くらいだったと思います。
獲得した楽天ポイントが31,381ポイントですので同じ数値ですね。
見方を帰れば、「買付手数料相当額で楽天ポイントを買う方法」という言い方も出来るかもしれません。
楽天ポイントをANAマイルに交換
これによって、月別の獲得楽天ポイントも一気に増えました。
旅行好きの方は、この楽天ポイントをANAマイルに変えて無料航空券を狙うという方もいるかもしれません。
交換比率は、2楽天ポイント=1ANAマイルです。
この投信積立で獲得した約32000楽天ポイント=16000ANAマイルです。
この投信積立で獲得できる楽天ポイントは、投資信託買付約定した翌日に付与されます。なので、今からやっても夏の旅行に間に合います。
これも、この方法のメリットかもしれませんね。
クレジットカードでANAマイルを獲得する場合などは、付与されるのが数か月後になるので今からいくら頑張っても夏旅行に間に合わせるのは難しいですからね。
これでいける先を探してみましょう。
ANA便では札幌1人分がやっと
切り取り画像がわかりにくくてすみません。
東京ー沖縄だとL(トーシーズン=すいている時期)に1人分だけの無料航空券となります。
東京ー札幌は、そこまでのマイルは要らないもののR(レギュラーシーズン)で7500×2=15000マイル必要です。
このマイル数は、なかなか微妙なところですよね。
先程、これは「買付手数料相当額で楽天ポイントを買う方法」のようなものと書きました。1楽天ポイント=1円で買ったような感じなので、2楽天ポインt=1ANAマイル=2円ということになります。
札幌往復15000マイル=30000円出したようなものです。LCCでもいいんであれば、片道8000円くらいで東京ー札幌はいけてしまいますので、わざわざ手間をかけて30000円で買う必要はない気がするんです。
乗る飛行機がLCCでも良いのであれば、ANAマイルはもっと有効に使えます。
ANAマイルは、グループ会社のLCC航空会社であるバニラエアの無料航空券にも交換できます。
バニラエアは、ピーチと統合が決まっているのですが、現在とってもお得な無料航空券キャンペーン実施中です。
LCC無料航空券に交換する
成田ー札幌往復8000マイルです。成田ー台湾も13,600マイルですのでOKです。
16000マイルあれば成田ー札幌2人分いけます。
4月16日現在の成田ー札幌便の空き状況もみてみました。
5月はガラガラですね。7月からの夏休みシーズンに入ると埋まっている日も増えるのですが、まだいけます。4000というのは、片道に必要なマイル数のことです。
家族3人でいくのであれば、7月〜8月の沖縄・台湾は確保難しそうです。
成田ー札幌は、日にちを選べばまだまだ空いています。
この無料航空券、うれしいポイントがあります。
座席指定は1席500円からの有料になるのは、一般のLCC格安チケットと同じです。
でも、受託手荷物(預ける荷物)20kgまで追加料金なしなんです。これはLCCでは、追加料金などが必要になるところですが、無料になっています。
今回の方法で必要な口座
この方法で無料航空券獲得までに必要なものは以下の通りです。
- 楽天証券【楽天FX】口座
- 楽天会員登録
- ANAマイレージ会員登録
- 楽天銀行口座(積立資金の入出金でも楽天ポイントがつくなるなど相乗効果あり)
尚、この方法が使えるのは2019年夏位までかもしれません。このキャンペーンは、バニラエアがピーチと統合するという特殊事情が背景にあるためです。ピーチ事態もANAグループなので、統合後も何らかのキャンペーンがあるとは思いますが、どのようなものになるかはわかりません。
私自身は、楽天ポイントを溜め込んで世界一周航空券獲得を目指しています。有益な情報があれば、今後も記事にまとめていきます。