トラリピ検証「決済トレールVSせま割」 第一週結果
先週より開始したトラリピ検証「決済トレールVSせま割」の第一週結果をまとめました。私にとっては、想像以上の意外な結果になっております。
トラリピ検証「決済トレールVSせま割」
3月15日、このトラリピ検証の仕掛けを投下してからの米ドル円約1週間の値動きです。米ドル円買いのトラリピ設定で、戻りも少なく下げ続けています。私の設定にとっては、望ましくない流れでした。
同じ時間に同じ値幅30銭で、最高本数・利益確定値幅もすべて合わせた「せま割」と「決済トレール」の仕掛けを動かしています。
この1週間の戻りの少ない相場展開でも、利益確定決済は発生しています。
設定毎にまとめると以下のようになりました。
項目 |
せま割 |
決済トレール |
合計 |
---|---|---|---|
利益確定本数 |
3本 |
0本 |
3本 |
利益額 |
900円 |
0円 |
900円 |
3本の利益確定はすべて「せま割」設定によるものでした。「決済トレール」設定のポジションは「あと1〜3銭で決済というところまでいくのですが、なぜかその数銭が届かないという展開が続いています。
売買回数にここまで差がつくとは思っていませんでした。
両方の仕掛け値設定は一緒です。仕掛けと決済で違うのは手数料です。1000通貨売買で「せま割手数料」は片道1銭で「決済トレール手数料」は片道5銭です。
マネースクエアの約定値にはこの手数料がスプレッドとして上乗せされる形になっているます。このため、売買では「せま割」と「決済トレール」では約定値で往復8銭の差がでます。
その往復8銭の差が明暗を分けた週でした。「決済トレール」設定のポジションにとっては、運の悪い1週間だったのかもしれません。
ある程度の往来相場であれば、手数料差が少しあっても売買回数にはあまり影響はないのではないかと私自身は思っていました。
でも、現実はそうではないようです。
売買回数は減るものの、決済トレールが劣るという結論はまだ早いです。ある程度円安になる流れになれば、決済トレールが威力を発揮しはじめるはずだからです。
今週も検証を続けながら、トラリピの両機能の使い分けを考えていきます。