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FXグラフは「手書き」にすると大損しにくくなる」って本当?

FXで手書きグラフを描いている人なんているのかなと思った方もいるかもしれません。でも、林照太郎先生系運用法や私のメルマガ読者にはかなり存在しています。私もその一人です。FXを始めてずっと豪ドル円の手書きグラフを描いて投資判断の中心としています。このグラフの効用の一つは「大損しにくくなること」です。

 

なぜ、「大損しにくくなるのか」についてまとめました。

FXグラフは「手書き」にすると大損しにくくなるって本当?3つの理由

FX グラフ 大損

 

本日の豪ドル円手書きグラフです。こう書くと大きな買いポジションをお持ちの方には不謹慎かもしれませんが、「下げ」らしい形ができています。買い出動で待ち続けている私にとっては「そろそろ買い時か」と期待させるものがあります。

 

ただ、まだ下げのエネルギーが溜まっている感じがあります。

 

次の下げが見えてきて下げエネルギー放出を感じる流れになったら、買い出動する予定です。

 

では、本題に入ります。

 

私の手書きグラフは、1m×70cmの大きいものに記入しています。グラフ用紙は縦に使用して、1mm=0.1円ですので1枚の0〜100円までの豪ドル円値動きが記入できます。横目盛りは、2mm=1日です。

 

記入してみると実感頂けるのですが、この記入方法は相場の大きな流れを見るのに適しています。

 

私は、この豪ドル円手書きグラフを部屋の壁に貼ってたまに眺めています。相場が大好きなせいか、見ているだけでも癒されたりします。よく、家に絵を飾る方がいますが、私にとっては豪ドル手書きグラフがその絵のような役割を果たしているようです。

 

手書きグラフがFXで大損しにくくなる効果があるかもしれないと感じたのは、実はつい最近のことです。読者から「今回の豪ドル円暴落に巻き込まれずに済んだ」というメールを何度も頂く中で「ああ、そうか」と気づいた次第です。

 

大損しにくくなる理由は、3つあります。

 

手書きグラフ 大損しにくくなる3つの理由

 

  • 大きな流れに慣れると目先の動きに慌てなくなる
  • 上げすぎは買う気にならなくなる。
  • グラフ記入上、下げがみえるまで時間がかかる

 

最初に書いておきますと、FXの大損はスワップ投資などの買いポジション中心の投資家であれば「高値掴み」が原因となります。天井圏で大きな買いポジションを作ってしまったり、下げ相場初期で「底を打った」と判断して大きな買いポジションを作ってしまうようなケースです。

 

これら3つのそれぞれが、そのどちらかを防止する効果があります。それぞれ補足させて頂きます。

 

大きな流れに慣れると目先の動きに慌てなくなる

 

FXで描いている手書きグラフは、毎日2mmずつ記入して大きな波を作っていきます。そのため、小さな値動きは気にならなくなります。

 

大きな流れでみれるようになるまで慣れるのには少し時間がかかります。FX投資家の多くは、数分や数秒の値動きに敏感になるクセが染みついてしまっている方が多いからです。

 

今まで眇単位で勝負していたのが、手書きグラフを描き始めると「日」単位になるのですから慣れるまで時間がかかるのは当然といえば当然かもしれません。

 

大きな流れに慣れてくると、雇用統計などは気にならなくなります。重要指標発表のある日でも発表時間に起きていようという気持ちもなくなります。

 

これらは、私達にとっては全て目先の動きです。

 

ちなみに、私も夜9時には寝ます。

 

雇用統計を境に流れが変わることは実際あります。でも、ダマシも多く本当に流れが変わったと感じるまでは1週間程度かかります。その変化はグラフにもでてくるので、手書きグラフを描いている投資家はそれを見ながら「ああ、変わったかも」と感じてから対応していきます。

 

大きな流れで相場を見るのに慣れてくれば、「下げ相場初期の高値掴み」は大幅に減ります。

 

上げすぎは買う気にならなくなる。

 

大きなグラフ用紙に手書きで毎日描いていくと、相場が大きく上げているのをパソコン画面でみている数倍の迫力で感じることができます。

 

これは、映画などを大画面でみるときとノートパソコンの小さな画面で見る時の違いにも似ています。大画面でみると、同じ映像や音でもその迫力は全く違いますよね。

 

手書きグラフでは、音までは出ませんが上げ相場のダイナミックさの伝わり方はパソコンでみるチャ−トとは全く違うものです。上げ相場でガンガン上がる力強さを感じることが出来ます。

 

その結果、出遅れたときは「もう上げすぎだ。ここからは買えない」という判断が出来るようになります。これによって、天井圏で大きな買いポジションを防止する効果がうまれてきます。

 

グラフ記入上、下げがみえるまで時間がかかる

 

手書きグラフ自体にも不思議な効果があります。

 

グラフを描いていって「上げ」あるいは「下げ」の形が見えてくるには相応の日数がかかります。

 

それは、1m×70cmのグラフで流れがでてきたと感じるには1cmあるいは2cmくらいの幅が必要だからです。1cmや2cmなんて、みみっちい話だと思いますよね。

 

でも、グラフ記入上1日=2mmです。

 

1cmあるいは2cmの値動きを記入終わるまでの所要日数は5営業日または10営業日なので、約1〜2週間かかることになります。

 

私は、グラフ画像のところで「次の下げが見えてきて下げエネルギー放出を感じる流れになったら、買い出動する予定」と書きました。

 

この言葉の次の下げが見えてくるというのは、最低5営業日くらいは必要です。つまり、来週月曜日から下げ始めたとしても金曜日ぐらいにならないと「おっ、次の下げがはっきりしてきた」という判断にはなりません。

 

私の売買判断は、こういう感じでゆったりとやっていきます。

 

短期売買派には信じられないほどノンビリしたものです。でも、だからこそ特別な才能がない私のような一般人でも大きなストレスを感じることなく、地道に何十年も相場で利益を出し続けていられるのだと思っています。

 

毎日の2mmのグラフ記入に要する時間は場帖記入と併せても1分程度です。

 

それでも、大きな流れを感じるのには充分です。情報分析も不要で、毎日場帖とグラフ記入を粛々とやっていくだけの運用法です。まめに為替レートをチェックする必要はありません。日中は相場のことなど忘れて、仕事や自分のやりたい事に打ち込んでいくこともできます。

 

大損を防ぎながら、利益を積み上げていく。それは、誰にでもできることだと思っています。

 

サヤすべり取りの基礎 ●●▲■+場帖・グラフ 詳細説明

2017/04/14


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