小布施新三郎 買い続けるための大切なこと
FXのスワップ投資・株式の配当金重視投資は、ともに投資家に人気の運用法です。こういう運用法で最後まで成功し続けるために大先輩でもある小布施新三郎の考え方を紹介させていただきます。
小布施新三郎に学ぶ買いの哲学
現在の豪ドル円手書きグラフです。豪ドル円定番の往来相場が続いています。この日足グラフは大きな流れをみるためのものです。そのため、短時間では大きく動いているようなときでも、日足グラフではほとんど動いていないということもよくあります。
荒れ相場も一段落してきたのかもしれませんね。
下げ相場への耐性が強くなってきて、下げにくくなっているように感じます。少し押すようであれば買いポジションを入れてみようかと思っています。
グラフ上方向性が見えないときは、出来るだけ動かないようにしています。でも、どうしてもウズウズして動きてしまう未熟なところは今でもあるんですけどね。私がもう一段成長するために治さねばならない悪癖でもあります。
こういう動かないほうが良い時は、パソコンを離れて読書をすることもあります。
小布施新三郎という相場師をご存知でしょうか?
小布施は長野県の地名でもあるので「長野の人かな?」とピンとくるかもしれません。その推察どおり長野県出身者で、横浜でドル相場を研究することから株相場師として成り上がっていった人物です。
この方は、買い中心で成功した人物です。相場師として大成功した人物で「買い中心」という方は凄く少ないのですが、小布施新三郎はその数少ない成功者の一人です。
彼の相場哲学を紹介します。
- おのれにとらわれぬ修養が相場には第一義で、冷静に達観する。
- 金融の大勢に着目し、配当がどうの経営がこうのは末節のこと。
流石ですね。前半は一般的によく言われる部分なので、どなたにも納得いただける部分です。でも、後半は「買い中心の相場師」の言葉としては意外です。FXでも株でも「スワップポイント」や「配当金」というのは、投資方針を決めるうえで大きな部分です。それを小布施新三郎は、末節と切り捨てています。
しかも、経営も末節というところも凄いですね。
確かに、株式でもFXでももっとも大きな部分は金融の大勢です。世の中全体が「金余り気味」なのか「資金不足気味」なのかや、世界のお金の流れはどの国を中心に回っているのかなどが相場全体の流れを決めます。小布施新三郎の大きな流れの見方は、こんなところにあったのかもしれません。
私も、細かい情報に振り回されることなく場帖・グラフに従いながらポジション操作を続けていくつもりです。