電力王 相場師松永安左エ門の戒めの言葉
毎日グラフを描きながら豪ドル円の下げを待ち続けているとちょっと気持ちが焦るときがあります。そんな時に気分が落ち着く言葉を探していたら松永安左エ門さんの言葉を見つけたので紹介させていただきます。まずは、本日の豪ドル円グラフ状況をご覧ください。
電力王 相場師松永安左エ門の戒めの言葉
ちょっと見にくいのですが豪ドル円手書きグラフの写真です。豪ドル円が100円台に突入した時点からの値動きと8枚目が書き終わり9枚目に入ったために3枚のグラフを継ぎ合せて撮影したためです。
このまま往来相場が続くか、あるいは下抜けするかの分かれ道に入っています。本日豪ドル円買いポジションを10万追加しています。とはいえ、いつもの通りに買うだけです。。
こういうグラフの形のときは、買いポジションを増やしたい気持ちが強くなりがちです。往来相場の下限部分のため「ここから反転するかもしれない」という気持ちが強くなるからです。とはいえ、下抜けリスクがありますので絶対ではありません。
こういう時に、売買数量を増やしたりすると大体痛い目をみたり苦しい思いをすることになります。こういう時は、歴代相場師たちの戒めの言葉を読み直したりしています。
地道に一歩一歩進んでいく。その結果、大事業家にもなり、大金持ちにもなれる。〜松永安左エ門
松永安左エ門は、相場師であるとともに事業家でもあります。当時九州・近畿・中部に電力供給をする東邦電力の社長であり、東京電力を子会社として設立した実力者で「電力王」「電力の鬼」と呼ばれました。
当時、戦争に突き進んでいた日本で大きな力を持っていた軍閥に追随する官僚達を「人間のクズ」と呼び大問題となるなど豪快な人物だったようです。戦後も電力業界に大きな力を振いました。
相場運用成功が彼の事業化の基礎となったのですが、彼の言葉には「事業も相場も成功の基礎は同じ」という気持ちが入っている気がします。運用資金は全く違いますが、一人のトレーダーとして地道に一歩一歩進んでいきたいとこの言葉を読みながら感じています。
これからも、日々1分の場帖・グラフ記入を続けながらサヤすべり取りを地道にやっていきます。