FX初心者の8割は本当は勝てるはずなのです
よく「初心者なのでFXに負けた」「経験が少なくて負けた」という言葉を耳にします。でも、そんな事はないんです。実は、FX始めての方ほどすんなりFXに勝ってしまうということもあります。でも、稀なんです。あと一歩のところでウzれて負けてしまうことが多いんです。
何が良くて何が悪かったのか、ここを理解しておくことが大切です。今回はこの部分についてまとめさせていただきます。
FX初心者の8割 勝てるチャンスは最初に訪れる?
相場の失敗は予測を誤ったからではなく、玉の建て方を誤ったためであることがほとんどである。〜林輝太郎
私は、正しい相場のやり方のほぼ100%を林輝太郎先生の著書より学びました。この言葉は、その著書の中にあるものです。
玉の建て方=売買ルールと置き換えてもほぼ同意です。
この言葉の中に、冒頭の答えがあります。
FXを始めてやるときの頃を思い出して欲しいのです。ほとんどの方が「十分な余裕を持ってやろう」とか「買いポジションはここから10円くらい下げてから始めよう」なんて感じでとても慎重にやり方を考えます。
特に、最初のポジションを作るまではしっかりとやっています。最初から売買ルールの有益性に気づいている方も多く、簡単なものを作っていたりします。
ここの時の気持ちややった事って大切なんです。
その後に、売買で苦労した方は思い出して欲しいのです。「当初の想定どおりの売買ができたかどうか」です。おそらく、大多数の方が「当初想定したとおりに出来なかった」と答えるはずです。
「売買チャンスがくるまで待ちきれなかった」とか「損きりが予定通りにできなかった」という反省文が次に並びます。
では、当初の想定どおりに売買ができたらどうなるか。
非常に稀なのですが、そういう方もたまにいます。そして、そういう人達は大した苦労もせずに自然に利益が出せるようになったりするのです。
羨ましい限りです。意志が本当に強い人って世の中にはいるんですよね。
もう一つ驚くのは、冷静なときの人間の思考力や直観力のすばらしさです。冷静なときにしっかりと考え抜いた売買ルールというのはかなりの確率で正しいのです。大きく利益は出ないかもしれませんが、しっかりと自分の売買ルールを守れば、大きな苦労はしなくて済むようになれます。
「大損の時に成功のきっかけをつかんだ」
こういうのは、利益が出せるようになった投資家にによくある話です。私も経験あります。これ現実に起こる話なのです。
運用資金がゼロになるくらいの大損をすると心にポッカリと穴が開いたようになります。だって、運用資金も無くなって売買もできなくなって、その現実に呆然としてしまうんです。
それから数日すると気持ちがスーッとしてきます。そして、それまでの相場のやり方のまずさに気づくことになります。更に、意欲が回復してくると「次はこの売買ルールを徹底しよう」という気持ちが出てくる。
でも、お金はないんです。
お金は、働いて作るしかありません。当然、給料から貯金して軍資金を作るまでは時間がかかります。その軍資金を貯めている間に、売買ルールは更に試行錯誤を重ねて改良されていきます。
これができた人は、軍資金ができて運用再開となった後に成功への道を歩み始めます。でも、本当はFXを始める時に同じくらい慎重に売買ルールを考え抜いていたはずなんです。
初心忘るべからず。
この格言通りなんです。
私も、結局最初の頃は最初の売買ルールなんて守らず、うまくいかずにさんざん苦労しました。絶望感まで漂い始めたころに林輝太郎先生の著書を偶然に目にしたことで復活の糸口をみつけ、現在まで続けてこれました。
それ以来、私のメイン運用法は「サヤすべり取り」です。
FXで利益を出す方法は沢山あります。最初から成功の道を歩む人もいれば、私のようにさんざん苦労してから道をみつける者もいます。私のやり方だけが正しいわけではありません。それでも、利益を出せるようになったことでこういうブログも書くようになりました。
これからも、日々1分の場帖・グラフ記入をしながら、静かに売買を続けてまいります。