FXトレーダー 運とツキの引き寄せ方
FXトレーダーに最も必要なものは実力です。運用技術と言い換えてもよいかもしれませんが、ゆらぐことのない技術基盤のあるトレーダーは負けにくいものです。でも、利益を大きく増やす上で是非とも欲しいものがあります。それが「運」あるいは「ツキ」です。これらは、一般的にはどうしようもない事と思われがちですが、引き込みやすくする方法が近年研究によって明らかになってきています。
私も似たようなことを昨年から実践しています。円高相場で多くのスワップ投資家が苦境に陥る中で、私の口座は気にする必要がない環境で運用ができているのはそのおかげかもしれません。今回は、「運」と「ツキ」の引き寄せ方についてまとめてみました。
脳の錯覚を利用して「運」と「ツキ」を引き寄せる
ツキは偶然の産物
こう考えているうちは運やツキは引き寄せられません。やるべきことは簡単です。
「私はツイている」
こう考えることを習慣化していくことです。「私はツイていない」と思ってしまいがちな性格や他人の幸運をうらやむことが常態化するとツキに見放されてしまいます。
「私はツイている」と思うようにするというのは、脳に錯覚を起こさせることでもあります。私もそうだったのですが、多分最初のうちは無理やり「ツイている」と思いこんでいく感じになります。
でも、それを続けることで段々と「私はツイている」と思うことが普通となってきます。
そして運も良くなってきます。
このトレーニングを実践して成功している分野の一つに「日本スポーツ界」があります。最近の日本選手って強くなった気がしませんか?金メダルをスルリと取ってしまうような選手が増えた気がします。「俺は凄いよ」的なことが平然と言える有言実行タイプも結構います。そういう選手の精神面のトレーニングで脳を錯覚させる手法は使われているようです。
例えば、昨日「ツイている」と思えるこんな出来事がありました。
数日前から、ユズの木を剪定したいのだがトゲの多い枝の処理に困っていた。ところが、昨日のゴミ捨てのときに「日曜日に枝を出してくれれば市で収集してくれることになっているという情報を入手できた。
これ、ツイていますよね!
ところが、私はしっかりとした枝の剪定なんてやったことがなかったので大きな枝の切り方などがわからずに途方に暮れてしまっていたのです。そんな時に、たまたま近くを通りがかった方が「これはこうするといいよ」と説明しながら、ほとんどを切ってくれたのです。
これ、相当ツイていますよね!
幸運はさらに続きます。近所で無料で使わせて頂けることになった農地があるのですが、新参者なのでほんのわずかな土地しか割り当てがありませんでした。ところが、昨日剪定しながらいろいろな方と話をしていたら「やりたかったら、この土地もやってみな!」と近所の自治会の偉い方から声がかかったのです。私も心の準備ができていなかったので、今回は一旦保留にしたのですが、いつでも耕作ができそうな雰囲気が作れました。
これも、いい感じですよね。
よくよく考えてみれば、これらの事項は私と同じ地域に住んでいる人であれば、ほぼ同様の恩恵も受けられることなんですよね。だから、「そんなツイているなんてほどでもないだろ」という意見もあるだろうと思います。
でも、ここの気持ちの違いはとても大きいです。
小さな幸運でも「ツイている」と思えるようになるというだけで、心の中が暖かくなるのです。そして、気持ちもゆったりとしてきます。
落ち着いてゆったりとした精神環境は、FXの売買判断にも良い影響を与えてくれます。
トレード自体も「運が良い」「ツキがある」と脳に錯覚を起こし続けることがよい方向性へと導いてくれる気がします。注意して欲しいのは、作ったポジションに含み損が出た時に「運があるからこのポジションは利益になるはず」と含み損を耐えるよりどころとするのとは違うということです。
私が、FXでやっているのは「場帖とグラフを信じて売買すれば大丈夫」「私にはツキがある。自分の売買道具を信じよう」という感じのことです。そしてルール通りに売買ができたら、「しっかりとと売買できた。これで運が良くなってくる」と思うようにしています。
FXトレードのどの部分に対して「運が良い」「ツキがある」と感じるべきかは、トレード方法によっても違ってきます。ただ、運を呼び込む考え方の一つとして取り入れてみる価値はあると感じています。