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努力して為替予測をする必要はない

FXがうまくいかないという場合、大体共通する特徴があります。

 

  • 為替相場の見通しがいくら勉強してもわからない。
  • いろんな人の情報をもとにやっているが、信頼できるものが見つからない。
  • テクニカル指標を使っているのだが、いつも使える指標がみつからない。

 

これらに共通するのは「為替相場は勉強していけば予測できるものだし、値動きには規則性がある」という考え方です。

 

  • 為替予測しないとFXに勝てない。
  • 何がなんでも為替相場の正確な見通しを入手しよう。

 

貴方が、この辺ではまってしまっているとすれば、この先の記事は参考になるかもしれません。

代表性ヒューリスティクス 「ランダムな事象に規則性をみつけようとする錯誤」

先ほどの現象を米国雇用統計の予測で考えてみます。雇用統計トレードという言葉があるくらい、多くの方が雇用統計数値を真剣に予測してポジションを取ります。

 

でも、過去の雇用統計の結果をみればその予測がいかに困難かがわかります。

 

  • 雇用統計が良いから米ドルが必ず上がるわけではない。
  • 雇用統計が悪いから米ドルが必ず下がるわけではない。

代表性ヒューリスティクス

この現象は、多くの方が経験していると思います。

 

当然ながら、上がらないには別の理由があるからですが、ほとんど後付けの理由にすぎず、トレードに役立つものではありません。

 

これらのパターンでうまくいっているというケースもあるかもしれないのですが、長期間にわたり利益を出し続けたという事例はあまり聞いたことがありません。

 

じゃあ、どうしたらいいんだ!

 

こんな気持ちになるかもしれませんが、解決策は経済学理論の中にしっかりとあります。雇用統計数値で相場を予測する行為は、こう言い換えられます。

 

「ランダムな事象に規則性をみつけようとする錯誤」

 

これは、代表性ヒューリスティクスと呼ばれるものです。代表性ヒューリスティクスとは、人間が、本能的に直感で素早く解答をみつけとうとするためにおかしてしまう現象のことです。雇用統計の結果がどういうものでもその結果はランダムなものになりやすいという中で規則性を見つけ出して勝とうとする現象は、この言葉の説明そのものと言えます。

 

この解決策が一つあります。

 

「為替相場は、どう動くか予測がつかない」という前提で考えていくことです。例えば、「理由はどうあれ流れについていこう」というのがその一例です。多分、スキャルピングなどで成功している方は、重要指標の分析よりもそれによっておこる値動きについていくことを中心に考えているだろうとい思われます。

 

私自身は、スキャルピングはしませんが為替相場を大きな流れでみて売買をしています。

 

為替相場には、完全に規則的で予測できる値動きというものはありません。でも、ぼんやりとした形の「流れ」はあるようです。「あるようです」という書き方をするのは、私自身がその「流れ」で売買を続けているからです。

 

「流れ」には、大きく分けて短期・中期・長期の3つあると言われています。私が使うのは、長期で数ヶ月単位の流れで売買をしています。「流れ」は周期とも置き換えられます。

 

この流れにも規則性はありません。「この通貨は3ヶ月周期ですか?」なんて質問を頂くのですが、毎回3か月と決まっている訳ではありません。1.5ヶ月だったり6か月っくらい続いたりします。なので、一般的な目でこれに規則性があるとは言えません。「ある程度の流れはある」というくらいです。

 

でも、売買をして利益に変えていくだけであればこの「ある程度」というくらいで十分です。「上げの流れ」「下げの流れ」を大まかにつかみながらポジションを乗せていきます。失敗と感じれば損きりをしていくだけです。

 

私が、毎日数分で書き続けている場帖・グラフは、それを感じ続けるためのものです。大きな流れは、短期で劇的に変わることはありません。川の流れ・風の流れを肌で感じるがごとく、ゆったりと深呼吸でもするようにリラックスして日々の作業を続けていくだけです。

 

FXというのは、こんなことでも利益を出していけるものです。そういう意味では、核心をみてやり方を考えていけば深刻になる必要はないのです。

 

私のやっているサヤすべり取りの基礎レポートが●●▲■です。

2015/10/09


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