両建て派に朗報 ＦＸＴＦＭＴ４ ＭＡＸ方式に変更
２０１６年７月１１日よりＦＸＴＦＭＴ４口座の証拠金計算方法がＭＡＸ方式に変更となります。両建て運用が多い私にとってうれしいニュースです。証拠金ＭＡＸ方式の復習をかねて記事にまとめさせて頂きます。
ＦＸＴＦＭＴ４ ＭＡＸ方式とメリット
証拠金ＭＡＸ方式とは、口座内で同通貨を両建てしたときに証拠金を共有できる制度です。これにより、両建て時の必要証拠金が少なくて済むようになるため、資金を効率的に使えるというメリットがあります。
ＦＸＴＦさんのＨＰでの説明画像がとてもわかり易いのでお借りしてきました。
引用元：ＦＸＴＦＨＰ
この図、とてもわかり易いので説明も不要かもしれません。念のため書かせて頂きますね。
左図のように２万通貨の売りポジション＋１万通貨の買いポジションとした場合、ＭＡＸ方式でないＦＸ口座では３万通貨分の証拠金が必要となります。
これに対して、右図のようにＭＡＸ方式を採用する口座では２万通貨の証拠金のみで済みます。
ＭＡＸ方式を採用しているかどうかは、両建て派にとっては重要なポイントです。両建て運用は、通常トレードよりも高レバレッジになる傾向があるからです。なぜかといえば、両建てにすることで為替変動に対するリスクが少なくなるため、レバレッジを高目にしても口座が安定するためです。
そして、両建て運用でとても重要となるのが余裕資金です。必要証拠金を差し引いた余力がどれくらいあるかは両建てポジション管理上とても大切になります。
ＭＡＸ方式採用口座であれば、必要証拠金自体が少なくて済みます。必要証拠金を減らせた分だけ、余裕資金が増えることになり両建てポジション管理が楽になります。
ＦＸＴＦＭＴ４口座が、両建てに向く理由はもう一つあります。それは、スワップポイントの売りと買いの差が小さい事です。両建てポジションを保有し続けると、両方のポジションで発生するスワップポイントの差額がコストとなります。スワップポイント差が０円のくりっく３６５などでは、コストがゼロとなるのですが通常はそれ相応の差額負担が発生します。
本日のＦＸＴＦＭＴ４口座の米ドル円スワップポイントは、買い１６円・売りー１９円で３円差です。主要通貨では２〜５円差くらいになっていて、このスワップポイント差は、ＦＸ業界内でも差の小さいグループに入ります。
実は、ＦＸＴＦＭＴ４口座はスワップポイントサヤ取り（異業者両建）でも時折魅力的なスワップポイントを提供してくれる口座です。証拠金ＭＡＸ方式を採用したことにより、ＦＸＴＦＭＴ４は更に使いやすくなります。
今後も有効に使っていく所存です。
