南アフリカランド円両建て300万決済
ここのところ暴落気味に推移している南アフリカランド円、買い中心の方は苦しい想いをされているだろうと思います。その方々には申し訳ないのですが、先日両建てポジションを利益確定することができました。こういう暴落期は両建て派にとっては、利益拡大の好機でもあります。売買記録と今後の予定をまとめました。
南アフリカランド円両建て 暴落りようして利益確定
買い:くりっく365
売り:DMMFX
明細を表にまとめてみます。
口座 |
為替損益 |
スワップポイント |
合計 |
---|---|---|---|
買い:くりっく365 |
-5,349,000円 |
899,310円 |
-4,449,690円 |
売り:DMMFX |
5,612,500円 |
-615,640円 |
4,996,860円 |
合計 |
263,500円 |
283,670円 |
547,170円 |
利益合計が547,170円です。為替差益が263,500円でスワップポイント差益が283,670円となっており、いつもより為替差益が大きくなっています。
今回の決済には3つの要因があります。
- スワップポイント差も縮小気味
- 買い値から大きく動いたため両建てポジション維持の証拠金負担が増大
- 暴落期は為替差益を大きく取る好機
この両建てポジションのうち、買いポジションの買い平均値は9円台でした。上記表でも決済時に500万円以上の決済損がでています。
こういう暴落局面の南アフリカランド円は昔から恐ろしいほど下げる傾向にあります。8月のように暴落が極まると一時的に0.5円程度下押しするような局面も想定しなければいけません。この辺を考慮すると両建てポジションを安定して維持するためには、常に1.5円程度下落を想定した資金的余裕を持たせるのが無難です。
このため、この状況で両建てポジションを維持するために買い証拠金+含み損+余裕資金が必要となり300万通貨の買いポジション用口座だけでも1200万円以上の資金を必要とする状況でした。
10万通貨あたりに換算しても売り・買い合わせて50万くらいの口座入金があった方が良い状況です。更に、南アフリカランド円のスワップポイント差が40円以下になることが多くなっていたので期待できる利回りは大幅に低下していました。
以上のようなことで、そろそろ決済を検討していたところです。
検討中に南アフリカランド円は本格的な暴落に突入しておりました。暴落期は、両建て派のスワップポイントサヤ取りにとっては利益拡大の好機でもあります(参考記事:FX両建売買 荒れ相場を利用すべし)。
今回も買いポジションを7.695円で損きりした後、売りポジションを暴落に乗せたままにして5銭程度下げて利益を増やした後に決済しています。結果から見れば、そのまま売りポジションを残していれば今頃は更に100万円くらい利益が増えていたという指摘もあるかもしれません。
でも、それは結果論です。いつもここまで下げる訳ではありません。南アフリカランド円は、暴落も凄いのですが反動高も凄いのです。まだまだ暴落が続くと思いこみ、反動高にはまってしまったら恐ろしい目に遭います。
そもそもスワップポイントサヤ取りは、両建てでリスクを徹底的に下げながら利益を出すのが強味です。こういう欲張りも5銭程度も頂ければいいと私は考えています。
昨年100万円以上の利益となったスワップポイントサヤ取り、今年も早々に50万円以上の利益確定ができました。荒れ相場は続くかもしれませんが、スワップポイント変動はそれとば別の動きをしています。リスクは取らずに堅実に今年も稼いでいくつもりです。
両建てポジションを全部決済したのでポジションは一旦ゼロになっています。また、チャンスがあればポジションを作り直す予定です。現在時点での主要通貨最適組合せは昨日更新しております。