NYダウー日経225サヤ取り 5年目に突入
NYダウー日経225サヤ取り、2021年に入ってもいつも通り場帳記入を続けています。
ところが、ここのところのサヤ変動は、いつもと違うんです。
そういう時にどうしていくかの考え方なども記事にしました。
NYダウー日経225サヤ取りの特徴
- 勝率約90%。2017年からの売買実績
- 1枚売買の目安は40〜50万円(証拠金状況を勘案して決定)
- 特徴@:両建てなのでリスクは一般の裁量トレードより低目
- 特徴A:暴騰・暴落の影響を受けにくい
- 特徴B:周囲の雰囲気を気にせずに、冷静な売買判断をしやすい
いつもと違うサヤ変動への対応
月日 |
NYダウ |
日経225 |
価格差(サヤ) |
---|---|---|---|
12月29日 |
30259 |
27505 |
2754 |
12月30日 |
30302 |
27442 |
2860 |
12月31日 |
30492 |
27489 |
3003 |
1月4日 |
30092 |
27074 |
3018 |
1月5日 |
30275 |
27117 |
3158 |
29日に2700台まで縮小したのですが、その後は緩やかに拡大傾向です。
ここのところいつもとは違ったサヤ変動をしています。
約1カ月前12月7日のサヤは3694でしたので、長めの期間でみると「縮小傾向」です。
こういう時期は、毎日のサヤ変動も縮小気味で推移することが多いものです。
「縮小・縮小・拡大・縮小・縮小」・・・こんな風に縮小する日が続く展開です。
ところが、今回は「拡大の日が多い」のです。
「拡大・拡大・大きく縮小・拡大・拡大」・・・こんな感じで縮小してきています。
少しづつ拡大しては、大きく縮小してい帳消しにしてしまう動きです。
ちょっと変わった展開ではありますが、こういう時はあまり細かいことは考えないようにしています。
「この動きに合わせてポジション操作を変更しよう」・・・という発想を持たないようにしているということです。
いつもと違う売買スタイルに切り替えると、直後はうまくいっても、その後にチグハグな売買になったりするからです。
一時的な傾向よりも大きなサヤ変動の流れを追いかける。
これが重要です。
NYダウー日経225サヤ取りは2017年より始めて、今年で5年目に突入します。
短期的な変化に合わせて売買スタイルを変えたことは何度かあり、その度にやられました。
苦い経験です。
この苦い経験を、これからの利益のための肥やしにしていかねばなりません。
そのためにも、日々の場帳記入を続けながら、いつもの売買を心がけていきます。
NYダウー日経225サヤ取りについて
NYダウと日経225の価格差(サヤと呼ばれています)変動を利用しながら利益をだしていく運用法です。
日本と米国は関係が深いこともあり、NYダウと日経225は相互が影響を与え合うような形で変動しています。
その価格差(サヤ)は、拡大したり縮小したりします。
その流れを利益に変えていくものです。
サヤ変動を利益に変えていくには、「NYダウ売りー日経225買い」という感じの両建てポジションによる売買をしていきます。
具体的な仕掛けパターンは2つあります。
- NYダウー日経225の価格差(サヤ)縮小⇒拡大をねらった仕掛け:日経225売りーNYダウ買い
- NYダウー日経225の価格差(サヤ)拡大⇒縮小をねらった仕掛け:NYダウ売りー日経225買い
拡大を狙うか、縮小を狙うかで、作るポジションが正反対になります。
このサヤ取りのメリットは、大きく3つあります。
- 周囲の雰囲気に呑まれにくく冷静な売買判断ができる。
- 拡大縮小の流れがつかめてくれると収支が安定する。
- 日中株価を見ている必要がないため、忙しくても実践可能
売買には、この後にお見せする「場帳(バチョウ)」という売買道具を使います。
岡三証券が提供するサヤチャートも似たようなタイミングでシグナルが出るので、参考指標として使っています。
NYダウー日経225サヤ取り ここまでの成績
- 2017年運用開始
- 運用原資:7,797,081円
- 2021年運用元金 10,889,376円
年度 |
損益額 |
累計損益額 |
---|---|---|
2017年 |
1,202,919円 |
1,202,919円 |
2018年 |
819,128円 |
2,022,047円 |
2019年 |
-1,465,652円 |
556,395円 |
2020年 |
2,535,900円 |
3,092,295円 |
2021年 |
0円 |
3,092,295円 |
地道に続けています。
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