自動売買利益10万円 コツコツ増加ペース継続中
ループイフダン+カバードコール戦略運用、2021年11月25日状況です。
確定損益が10万円を超えました。
まずは目先の通過点を過ぎたという感じですね。
ここからも、コツコツ頑張って貰います。
私のループイフンダン運用の特長
- 運用通貨:米ドル円のみのシプル運用
- 2021年8月改定最大レバレッジ2.5倍前後(200万円での最大ポジション5万通貨)
- 利益10万円増えるごとに、ポジション数2千通貨追加
- ループイフダン仕掛けは分割
- 手動売買も時折使用
- カバードコール戦略中心にFXオプションを使用する。
- チャンスと思われる時にはコールオプション買いを使うこともある。
- 運用開始時資金200万円(最低運用資金10万目安)
- オプションも使う場合の最低資金目安は40万円
この運用をご覧になるのが始めての方は、「【最初に】運用方針と考え方」からお読みになることをおすすめいたします。
確定損益10万円超える :第34週目
ループイフダンとFXオプションを合計したここまでの確定損益と含み損推移グラフです。
このグラフは、下記の「確定損益・評価損益・総合損益」の推移です。
- 青色部分:確定損益
- 赤色点線:評価損益
- 赤色太線:評価損益を考慮した損益(総合損益)
項目 | 損益額 |
---|---|
ループイフダン確定損益 | 155,638円 |
FXオプション確定損益 | -54,575円 |
確定損益合計 | 101,063円 |
評価損益:ループイフダン | 61,120円 |
評価損益:FXオプション | -62,610円 |
評価損益合計 | -1,490円 |
総合損益 | 99,573円 |
参考:米ドル円レート | 115.42円 |
確定損益が10万円超えました。
利益10万円利益ごとに米ドル円2千通貨の買いを増やしていきます。
どういう形で増やすか考えたのですが、ループイフダンなので自動売買で増やすのが良さそうだという結論に至りました。
そこで、100銭で2千通貨の設定を1本入れています。
ループイフダン 自動売買状況
ループイフダン口座の利益確定分です。
自動売買+カバードコール戦略決済となっているのですが、11月はなかなか派手な利益になっています。
ループイフダン口座状況
口座資産1,655,638円です。
稼働中の自動売買設定も3本に増えたので、増加ペースが上がることを期待しています。
稼働中のループイフダン設定
買い設定3本に増えました。
15銭設定は、最大本数となったらカバードコール戦略でコール売りを設定していきます。
残り2本は、最大本数となってもそのままにする方針です。
米ドル円の強い展開が続きそうなので、上げ相場に素直に載せていくポジションという位置づけです。
カバードコール戦略について
カバードコール戦略は、FXの買いポジションを「上げ相場での利益を犠牲にする代わりに、下げ相場での損失を減らす」ことを目的に使います。
オプションの教科書では、運用のリスクを減らすための有効な一手として紹介されています。
参考記事:カバード・コールFXオプションでの使い方
ループイフダンでの長期放置ポジションの発生は、宿命のようなものです。
その長期放置ポジションをカバードコールで活かしていこうという目論見でやっています。
カバードコール戦略は、FX+FXオプションの合成ポジションで行います。
- ループイフダン口座:米ドル円買いポジション
- FXオプション口座:米ドル円 コールオプション売り
この組み合わせで、実際の為替変動では以下のようになります。
- 上げ相場:FXオプション損失だがFXポジションの利益が上回り、合計利益となる。
- 下げ相場:FXポジションは含み損だが、FXオプションは利益となるので、FXの含み損を軽減できる。
この内容は、実際のポジションでご覧ください。
ここで「上昇期には利益を減らす事になるかも?」と不安に感じる方もいるかもしれません。
でも、ループイフダンの自動売買を稼働したままであれば上昇期には基本的に15銭なり25銭なりの利益幅で決済します。
ここでカバードコール戦略を使う時は、合計利益はそれ以上取れるようにしていくつもりなので、その辺で不利にはならないだろうと見ています。
米ドル円が大きく下落したときなど、いつも好条件で設定できるものではないので、実際の運用ではその局面で適切に対応していければと思っています。
保有中の米ドル円買いポジション1万通貨にカバードコール戦略に基づいたコールオプション売りポジションを設定してあります。
カバードコール戦略の効果について
カバードコール戦略は、FX口座:米ドル円買いポジション+FXオプション口座:コールオプション売りの組み合わせで成立します。
その効果については、以下のページで説明しています。
設定時記事:カバードコール 4月9日設定内容
このポジションは、2021年9月23日にコールオプション売りポジションが満期となっています。
ループイフダン買いポジションは有効なままなので、そのまま再度コールオプション売りをすることで、更に利益上乗せもできます。
米ドル円の状況次第ですが、ループイフダン買いポジションが利益確定する必要がない時期であれば、カバードコール戦略を続けていけば利益を着実に増やしていけます。
現在の、コールオプション売りポジションはこんな感じです。
米ドル円コールオプション売り状況
コールオプション売りは、「下落で利益・上昇で損失」で「利益限定・損失限定なし」「利益となりやすい」という性質を持ちます。
現在2本のコールオプション売りポジションを保有中です。
12月権利行使日 1本目ポジション
- 作成日:2021年7月8日
- FXオプション内容:米ドル円 コールオプション売り
- 作成時点の米ドル円:110.180円
- 権利行使価格:111.50円
- 権利行使期日:2021年12月22日
- 売買数量1万通貨
- プレミアム:1.024
- 利益上限:1.070×1万通貨=10,700円
- 損益分岐点目安:111.50+1.070=112.570円
このポジションの利益上限は10,700円で、ポジション作成時に受取済みです。
本日のプレミアム現在値は、4.027です。
ポジション損益状況
項目 | 損益 |
---|---|
プレミアム受取利益 | 10,700円 |
含み損益 | −40,270円 |
差引損益 | ー29,570円 |
権利行使期日は12月22日です。権利行使日まで約1ヶ月をきっています。
このポジションのカバードコール戦略効果は以下のページにてまとめています。
参考記事:カバードコール戦略 7月8日分の効果
4月権利行使日 2本目ポジション
- 作成日:2021年11月9日
- FXオプション内容:米ドル円 コールオプション売り
- 作成時点の米ドル円:113.592円
- 権利行使価格:115.00円
- 権利行使期日:2022年4月20日
- 売買数量1万通貨
- プレミアム:1.059
- 利益上限:0.746×1万通貨=10,590円
- 損益分岐点目安:115.00+1.059=116.059円
このポジションの利益上限は10,590円で、ポジション作成時に受取済みです。
本日のプレミアム現在値は、2.234です。
ポジション損益状況
項目 | 損益 |
---|---|
プレミアム受取利益 | 10,590円 |
含み損益 | −22,340円 |
差引損益 | ー11,750円 |
権利行使期日は4月20日です。権利行使日まで約5ヶ月くらいの超長期ポジションです。
米ドル円値が権利行使価格115円を下回っていれば、日数経過とともにゆっくりとプレアムがゼロに近づいていきます。
カバードコール戦略効果
このカバードコール戦略の効果は、FXと合わせて考えて頂くとわかりやすいです。
カバードコール設定内容
千通貨×10本=1万通貨の買いポジションで買い平均値は110.148円です。
米ドル円下落により売買の無くなったループイフダンポジションを「自動売買停止・決済指値削除」をして、長期放ったらかしポジションとしています。
このポジションは、「高水準のループイフダンのスワップポイント受取」をしながら「米ドル円上昇期を待っている」状況です。
このポジションを活用して、当時仕掛けたコールオプション売りがこちらです。
- 作成日:2021年4月9日
- FXオプション内容:米ドル円 コールオプション売り
- 作成時点の米ドル円:109.27円
- 権利行使価格:111.00円
- 権利行使期日:2021年9月22日
- 売買数量1万通貨
- プレミアム:1.024
- 利益上限:1.024×1万通貨=10,240円
- 損益分岐点目安:111.00+1.024=112.024円
この2021年4月9日のポジションの効果を「単純なループイフダンだけの場合」と「FXオプションを加えた応用形」での損益比較でみてみます。
効果比較:カバードコール戦略損益とFX損益
米ドル円 | ループイフダンのみ | カバードコール |
---|---|---|
111.000 | 8,520円 | 18,760円 |
110.148 | 0円 | 10,240円 |
109.270 | -8,780円 | 1,460円 |
108.00 | -21,480円 | ー11,240円 |
- ループイフダンのみは、自動売買停止させて9月まで放っておいた場合の含み損益
- カバードコールは、自動売買停止したループイフダンポジション+コール売り損益の合計額
- 9月22日まで決済しなかったときの含み損益の金額
- スワップポイント考慮なし(実際には双方とも2000円程度のスワップポイント利益が加算される予定)
基本的にどの為替値でも買いポジションを放っておくよりは利益を上乗せできる流れになります。
カバードコール戦略でのコールオプション売りは、サクソバンク証券のFXオプション口座を使っています。
【最初に】運用方針と考え方
- 運用通貨と仕掛けの方向性:米ドル円買いのみ
- 最大レバレッジ2.5倍前後:200万円で5万米ドル買い目安
- 最大ポジション数は、利益10万円で2千通貨目安で増やしていく
- 分割設定を基本にする。:200万円で最大5分割
- 売買間隔:15銭か25銭を基本とする
- 1本の売買数量と本数:1000通貨で10本
- 米ドル円下落により最大本数となったら次の設定開始まで最低2週間様子を見る
- オプション使用その1:下落により長期放置となるポジションには、カバードコールを使い利益上乗せ
- オプション使用その2:大きく下落した時には確定利益の範囲内でコールオプション買いを仕掛ける
ループイフダンにFXオプションを使って「カバードコール戦略」を組み合わせていくことで、「リスク低減+利益上乗せ」を目指しています。
ループイフダンの設定は、資金10万円くらいから真似して頂けるかと思います(レバレッジ4倍以内で分割で仕掛けていきます)。
カバードコール戦略も使う場合の運用資金目安は約40万円です。
運用の性質上、運用資金は2口座に分けています。
- ループイフダン口座;150万円
- FXオプション口座(サクソバンク証券):50万円
- 合計:200万円
これによって、2つの効果を狙っています。
- ループイフダンの損益にFXオプション利益を上乗せする
- 米ドル円下落時の含み損増加を抑制する
FXオプションに慣れていない方は、無暗に真似はされないでください。
運用を真似される場合は、まずはループイフダンの設定パターンを参考にして頂ければと思います。
慣れてきたら、FXオプションも混ぜていくのを検討されるとよいです。
その方が、ストレス少なく運用できます。
元々、私のループイフダン運用は「含み損少な目」でやってきています。
ループイフダン設定のタイミングを参考にして頂くだけでも、利益を得ていけるはずですので、無理はされないでください。
ループイフダン運用成績
月別損益
- 運用資金:200万円
- 運用開始年月:2021年4月1日
年月 | 今月利益 | 今年度利益 | 利益率 |
---|---|---|---|
2021年4月 | 16,418円 | 16,418円 | 0.74% |
2021年5月 | 7,073円 | 23,491円 | 1.15% |
2021年6月 | 8,116円 | 31,607円 | 1.52% |
2021年7月 | 13,798円 | 45,405円 | 2.27% |
2021年8月 | 11,113円 | 56,518円 | 2.83% |
2021年9月 | 2,961円 | 59,479円 | 2,97% |
2021年10月 | 16,786円 | 76,265円 | 3.81% |
2021年11月 | 24,798円 | 101,063円 | 5.05% |
ループイフダン+FXオプションで利益上乗せ検証
FXオプションを使ったことが、本当に利益上乗せに貢献しているかどうかを検証するための記録です。
年 | ループイフダン | FXオプション | 合計利益 |
---|---|---|---|
2021年 | 155,638円 | -54,575円 | 101,063円 |
リピートでループイフダンを選んだ理由
一通りのリピート系自動売買を試して、ループイフダンに戻ってきました。
ループイフダンを選んだ理由は3つあります。
- 追尾型であること
- スワップポイント受取が高目であること
- スプレツド+手数料負担が軽い事
これらの特徴より、私の「米ドル円買い」を中心のリピート系自動売買に最も合うと感じています。
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