トルコリラ円2017年 安定的に稼げそうなチャートの考察
トルコリラ円で2017年に使っていけそうなチャート候補を3つに絞り、もっとも合いそうなチャートについて記事にまとめてみました。
トルコリラ円 未来チャ−トからみた見通し
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外為どっとコム未来チャートによるトルコリラ円の先行き予測です。近似する変動パターンでは、今後上昇するというパターンも登場しています。3週間くらい前からちょこちょことみているのですが、かなり改善してきています。
トルコリラ円の全体的な雰囲気としては「格下げ」や「20円台定着傾向」など悲観的な感じになっているのですが、チャート上は少し上げそうな可能性が出てきています。
チャート中心の投資家をチャーチストと呼ぶこともあります。チャーチスト系投資の方がたは、「そろそろ買いを入れていこう」なんてこともあり得そうです。
今回はもう少し踏み込んで、トルコリラ円で2017年に使えそうなチャートを探してみました。
トルコリラ円2017年に使えそうなチャート
外為どっとコム無料ツール「ぴたんこテクニカル」でトルコリラ円を見ると、過去1000日分の売買シグナルでプラスとなっているのが3つあります。
- 一目均衡表 +1,293
- ストキャスティクス +219
- MACD +459
この3つであれば、長期間このチャートを売買の参考として使っていけばトータルで大怪我をすることはある程度防げそうです。
でも、2017年に稼げそうという条件であれば最近の値動きにあったものが良いですよね。
そこで、2016年からの売買シグナル成績で3つのチャートを比較してみました。
- ストキャスティクス +2,212
- MACD −366
- 一目均衡表 −982
2016年の流れがある程度続くと想定すれば、ストキャスティクス日足が面白そうです。
トルコリラ円のストキャスティクス日足の売買シグナルグラフはこんな感じになっています。1月に大きな利益を計上してトータル利益達成と勢いに乗っていますね。
このチャートの個別収支をみていくとなかなか興味深いです。
「売りからの仕掛け」での収支が格段によいのです。ここのところのトルコリラ円の値動きからみれば当然のことかもしれませんが、この相性の良さは「トルコリラ円買い方のリスク回避」としても使えます。
「この売買シグナルで売りシグナルが発生したら一旦両建てなどにしてポジション相場下落に備える」
いずれは、トルコリラ円上昇の時期もくるでしょう。でも、今の世界経済とトルコ経済の状況をみてすぐに大幅上昇となるとみている方は少数派だろうと思われます。
ここからもちょっとした苦難の可能性も想定しているのであれば、その指標の一つとして使えるのではないかという気がするのです。
相場の神様はイジワルです。
こうやって「最悪の事態を想定している時」が大底だったりすることはよくあります。今回のトルコリラ円もそうかもしれません。
ただ、今回紹介した3つのチャートはこれから長く使っていっても問題無さそうです。今後のトルコリラ円売買の何かの参考としてお役に立てれば幸いです。
きつい相場が続きますが、頑張っていきましょう。