ぴったんこテクニカル 2017年7月
私が信頼しているチャートの一つが「ぴたんこテクニカル」です。特に「ユーロ円」と「トルコリラ円」では重宝しています。ここのところの状況などをまとめました。
ユーロ円とトルコリラ円は売りで良いのか?
ぴたんこテクニカルでのユーロ円売買シグナル状況です。先日2本目の売りシグナルが点灯しているのですが、下がりそうで下がらないという感じで推移しています。
私のユーロ円売買で重要指標としているのが、このぴたんこテクニカルです。
今年の始めまではこの売買シグナル通りに売買をして利益も出ています(参考:外為どっとコム 売買記録)。
売買中止の原因になった「売買シグナルの変更」です。「売買シグナルが確定する1日後まで置いてから行動」することで対応していけそうです。
売買成績は、3月以降も好調で連勝をキープしています。今回の売りシグナルも1本目は含み損となっているものの、2本目の売りシグナルで取り返しそうな感じもでてきています。
まあ、いくらユーロ円に合う指標とはいっても連勝がずっと続いているときというのは手を出しずらいものです。そういう意味では、ここいらで一回負けてくれた方が使う側としては安心して入れるかもしれません。
さて、このぴたんこテクニカルでもう一つ参考にできそうなのが「トルコリラ円」です。
トルコリラ円の売り時探しで使えそうであることは、過去記事:トルコリラ円2017年 安定的に稼げそうなチャートの考察など何度か書いてきたとおりです。
本日、強力なパターンが発生しているのでご紹介させていただきます。
トルコリラ円 全指標で売りシグナル
今日のぴたんこテクンカルトルコリラ円のシグナル一覧です。全シグナルで「売り」になっています。これだけ売りが並ぶというのは通常はありません。
テクニカル指標には、流れについていく「トレンド系」と流れに逆らう感じの「オシレータ系」の2種類があります。
通常は「トレンド系=買い」となれば「オシレータ系=売り」となる感じで別々の方向性を示すことが多いのです。それが、どちらも「売りとして揃うのは珍しいことです。
これが31円割れを示唆していると断言はできませんが、気にしておきたい指標ではあります。
でも、実際のところ2017年に入って「南アフリカランド円も「ちょっと崩れても大崩れはしない」という展開が続いています。
昨年の値動きが頭に残りすぎていると「そろそろ崩れるだろう」という目でみてしまいがちなのですが、2017年は動きが違っていることを考慮して対処していくという視点も持っておくべきかもしれませんね。
仮に今回売買シグナル通りに下げたとしても大きく崩れる可能性は別問題と考えています。
トルコリラ円は、スワップポイントも上昇中です(参考:トルコリラ円(TRYJPY)スワップポイント比較 2017年最新比較)。今の水準だと、1ヶ月で35銭分のスプレッドに相当するスワップポイントが受け取れます。
3ヶ月でスプレッド1円相当のスワップポイント累積ですので、為替値30円台のトルコリラ円にとってこの高水準のスワップポイントは大きいです。少々下落してもスワップポイント累積分で補えます。
指標は指標として、総合的に考えて売買をやっていきます。