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トルコリラ円 2019年に使えそうな売買シグナル

テクニカル指標の売買シグナルを売買の目安にされている方も多いと思います。ご存知の方も多いのですが、通貨ペアによって相性の良いテクニカル指標は違います。その相性は、年度によっても違ってきます。

 

今回は、トルコリラ円で2019年に使えそうなテクニカル指標を探してみました。こういうテクニカル指標探して信頼しているのが「外為どっとコム ぴたんこテクニカル」です。

相場急変に強い売買シグナル

トルコリラ円 2019年 売買シグナル

 

2017年からのトランプ相場で、トルコリラ円でもっとも成績の良いテクニカル指標は、「指数移動平均線(EMA)」でした。時間軸は、ダマシを減らすため「日足」を使っています。

 

ここまでの累積利益幅が2204pipsです。

 

売りと買いの両方のシグナルでの成績で、2017年からの利益曲線も右肩上がりに近い良い形です。

 

ちなみに、只今売りシグナルです。

 

指数移動平均線(EMA)は、単純な移動平均線よりも直近の価格に比重を置いています。これによるメリットは、「相場の変化に早く対応し易い」というところです。デメリットは、「ダマシが多くなる」ことです。

 

トルコリラ円は、大きく下げることもあるのですが、下げ方は比較的素直なところもあります。

 

ここ数年の値動きをみていると、「動き出すと一定期間同方向に動いている」傾向もあります。

 

いつまでもこの傾向ばかりではないかもしれませんが、当面はこの指標を目安にしておくというのもトルコリラ円戦略上は面白そうです。

 

売りシグナルは出ているものの、ここから売るかどうかは検討の余地があります。

 

売りシグナルが発生したのが2月20日です。既に2週間が経過していて、日足自体はちょっと上向きの値動きになってきています。

 

ぴたんこテクニカルの指数移動平均線(EMA)は、5日と12日の線を使っています。指数移動平均線(EMA)の特徴上、直近傾向が重視される計算式のため、現在値が上向きとなってくると買いシグナルがでる転換点も近くなります。

 

売買で使うのであれば、次の売買シグナル辺りからを参考にすると良さそうです。トルコリラ円が大きく崩れたりしなければ、数日後くらいに買いシグナルが出そうです。

 

トルコリラ円 暴落対策にも有効かも

 

この指数移動平均線(EMA)がトルコリラ円売買では大いに役立つかもしれない理由がもう一つあります。

 

それは、ここ2年間でトルコリラ円が大きく下げた時期はいずれも「売りシグナル」が出ているということです。

 

  • 2017年1月:33円台⇒29円台まで下げ
  • 2018年5月:26円台⇒22円台まで下げ
  • 2018年8月:23円台⇒15円台まで下げ

 

これら3つの時期の急落時前に「売りシグナル」になっています。

 

トルコリラ円買いポジションを保有していた場合、この売りシグナルに合わせてポジション対応しておけば、急落での損失を防げたことになります。

 

ちなみに、今年1月のフラッシュショック時も「売りシグナル」でした。

 

トルコリラ円はそれほど下げなかったのですが、それでも一時的に18〜19円台まで落ちているのでこの指数移動平均線(EMA)売買シグナルが有効に使えたことになります。

 

こういう相性の良さはしばらく続く傾向があります。

 

当面は、「外為どっとコムのぴたんこテクニカル」をトルコリラ円売買の参考指標として使っていそうな気がします。

 

私自身の備忘記録として記事にまとめました。

 

2019/03/12


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