トルコリラ円 売買に使えそうなチャート
通貨別にチャートをみていて「使えそうだ」と感じる者があったのでご紹介いたします。使っているのは、外為どっとコム社のぴたんこテクニカルです。
ぴたんこテクニカルのシグナルを目安にする
大きな下落が一段落したトルコリラ円ですが、まだまだ予断を許しません。今後の売買に有効活用できるようなチャートがあると、役立ちそうです。
残念ながら、「買い」で使えそうなチャートはありませんでした。売りのタイミングを図るチャートですが、以下をご覧ください。
単純移動平均線日足の売買シグナルグラフです。一番下の総合成績はマイナスなのですが、これは買い仕掛けからの損きりがほとんどを占めます。
下から2段目が個別売買の収支です。赤が利益で青が損失です。いつもではありませんが、売りでは利益となるケースが多いのが確認できます。
この傾向は、かなり長期間続いています。
買いポジション中心の方も、「暴落への備え」としてこのチャートは使えるかもしれません。
トルコリラ円は、買いで相性の良いチャートは見当たらないのですが、売り中心であれば相性の良さそうなチャートは他にもあります。どのチャートを使うかは、その人の好みもあるので一通りみてみると良いと思います。
指数移動平均線やストキャスティクスも面白そうです。総合成績は今回紹介した単純移動平均線よりも上です。
時間軸を変えてみても面白いです。トルコリラ円は、1時間足の方がパフォーマンスが良い傾向にあります。ある程度為替相場に張り付いていられるのであれば、時間足での売買シグナルが有効活用できます。
暴落にせよ、暴騰にせよ、何か基準をもっていると冷静に対応が取れます。
トランプ大統領時代は、為替相場がかなり荒れそうです。メキシコへの風当たりの強さが、同じ新興国であるトルコリラ円に波及してくる可能性だってあります。
ぴたんこテクニカルのような売買シグナルがはっきり出るチャートが活躍する年になりそうです。