タートルズに学ぶ 【優秀なトレーダー 7つのルール】
優秀なトレーダーがリスク管理に使う「トレーダーの7つのルール」をご紹介します。
このルールを作ったのは常勝集団としられて米国投資家集団「タートルズ」の一員であったカーティス・フェイスという人物です。
タートルズ出身者の本を読むのはこれで2冊目です。その著者を読んで感じるのが「タートルズという組織はやはり尋常ではなかった」という事です。
一人一人が非常に優秀でトレードの基礎部分をきっちり認識している。これは当然なようで当然でもありません。
伝説という宣伝をしておいて、中身をみたらまがいものというケースは非常に多いからです。
タートルズを褒めるのはこの辺で止めておいて本題に入ります。7つのルールとはこれです。
- ルール1:恐怖を克服せよ
- ルール2:柔軟でありつづけよ
- ルール3:筋の通ったリスクを取れ
- ルール4:はずれに備えよ
- ルール5:積極的に現実をもとめよ
- ルール6:変化にすばやく対応せよ
- ルール7:結果ではなく決断に集中せよ
タートルズが使ったといわれる運用法は「ブレイクアウト手法」だったと言われています。この手法は、現在の自動売買でよく使われている方法でもあります。自動売買系の運用をしている人達のルールとして見た場合、ちょっと意外な気もします。
私のような裁量トレーダーのルールとよく似ているんですよね。この中で例えばルール1:恐怖を克服せよの中ではこう書かれています。
恐怖は2通りのやり方でトレーダーの能力を奪う。1つは、恐怖に負けてリスクを取るのを避けてしまい、好機の逃してしまうことだ。もう1つは、恐怖のせいで、すでに引き受けたリスクの現状を直視できず、見込みのない取引から抜け出すタイミングを見失ってしまう。
年初から運用が好調で利益を確定した後などは、その利益を守る為に運用が慎重になってしまう時があります。あるいは、大損をして一旦売買から手を引いた跡に再出発するときなどもそうですね。かなり臆病になってしまってうまくポジションが作れなくなってしまうんですよね。
あれらも、一種の恐怖なんですよね。
7つのルールをじっくりと読み込みながら、次の仕掛けを待つことにします。
「お気楽FX 相場生活入門」 2月1日 更新情報