トルコリラ円スワップポイント 2017年7月の傾向
トルコリラ円スワップポイント最高値が117円まで上昇しています。でも、毎日比較しているとちょっと興味深い現象も起きていますので紹介させていただきます。
トルコリラ円スワップポイント首位 2社で競り合い中
トルコリラ円サヤ取り スワップポイントランキング記事での7月25日ランキング画像です。本日は1位ヒロセ通商117円・2位GMOクリック証券107円ということでかなりの高水準での競い合いが続いています。
でも、昨日も117円だったんです。いかが昨日の画像です。
トルコリラ円(TRYJPY)スワップポイント比較 2017年最新比較記事での7月24日部分です。昨日は1位GMOクリック証券117円・2位ヒロセ通商106円という具合でした。
ちょうど、スワップポイント数値は同じでFX口座だけ入れ替わった感じですよね。
実は、先週からこのパターンが続いています。GMOクリック証券1位の翌日はヒロセ通商、その翌日はGMOクリック証券という具合で変わりばんこで首位が入れ替わっているのです。
GMOクリック証券・ヒロセ通商共に117円の翌日は10円以上落ちています。
そろそろ限界なのかもしれませんね。
トルコリラ円 レバレツジ1倍でも13%超の利回り
トルコリラ円のスワップポイント117円が1年間続いたとすると、1万通貨で117×365日=42,705円です。
トルコリラ円為替値31.3円で1万通貨であれば約定代金は313,000円です。
- スワップ利回り=42,705円÷313,000円=13.64%
117円というスワップポイントは、レバレッジ1倍でトルコリラ円買いポジションを保有していても13.64%の利回りになるくらいのスワップポイント水準です。
トルコの政策金利は8%ですので、その1.7倍の水準です。競争の賜物とはいえ、私達投資家にとってはありがたいことです。
今後もしばらくは、GMOクリック証券とヒロセ通商の2社の競り合いは続きそうです。とはいっても、ヒロセ通商さんはスワップ3倍デーには3日で240円(1日換算80円)となる傾向があり、適当に息抜きをしています。
力が入っているのはGMOクリック証券です。
117円の翌日107円程度に下がったりはするのですが、その翌日に復活するなどトルコリラ円スワップポイントで首位を死守しようとしている感じがあります。今年に入ってからのGMOクリック証券は、南アフリカランド円など一部通貨での高スワップポイント維持にもかなりこだわっているので、トルコリラ円もその方針に乗っているのかもしれません。
トルコリラ円も当面は高水準が期待できそうです。