日経225同銘柄両建て 低リスクで攻める
日経225の両建て売買をしています。7月に入り2回目の決済となります(1回目記事:+44,940円 異業者両建てくりっく株365版)。日経225売りー日経225買いという同銘柄両建てポジションですので、低リスクで心理的ストレスが少ないのが大きなメリットの運用法です。
この売買で使ったのは、以下の2口座です。
+10.940円 日経225両建て早目に決済した理由
この両建ては、FXのスワップポイントサヤ取りのような形で2口座で同銘柄の両建てポジションを作って利益を出していきます。
今回の組み合わせは、「GMOクリック売りーくりっく株365買い」です。
共に、7月17日に仕掛けて7月24日に決済しています。
まずは、それぞれの約定画面をご覧ください。
くりっく株365 約定画面
GMOクリック証券 約定画面
多分、サヤ取り売買に慣れていない方は、この売買画像みただけでは意味がわからないですよね。
仕掛けと決済のサヤ変動状況を表にまとめてみます。
項目 | くりっく株365 | GMOクリッツク証券 | サヤ |
---|---|---|---|
仕掛け | 22830買 | 22730売 | 100 |
決済 | 22642売 | 22528買 | 114 |
損益 | -191,060円 | 202,000円 | 14 |
利益額は、202,000円ー-191,060円=10,940円ということになりました。
この売買で見ているポイントは一番右側の「サヤ」です。
仕掛け時のサヤは100、決済時のサヤは114です。この差14がの動きがあったので利益が出たという構図になっています。
CFD口座は、それぞれ独自の仕組みで値動きをします。同じ日経225を元にした銘柄でも大きな値動きは大体同じなのですが、完全に同じではありません。
現実には、CFD口座間で値動きの違いがでてきます。その変動を利益に変えていくのがこの売買です。
何度かやってみてわかってきたのは、面白いほど手堅く利益が狙えるということです。日々のサヤ変動をみながら手堅く利益が出せそうなところを待ちながらやっていけば、ほとんどうまくいきます。うまくいかなくても、大怪我には繋がりにくいです。同銘柄の両建てなので、片方の口座だけ暴落していくような事態は起きないからです。
正直に書くと、今回のポジションはもう少し利益を伸ばせそうな気持があります。
それでも、薄利撤退としたのには2つの理由があります。
- サヤ拡大に時間がかかりそう。
- 大きな利益を望める「NYダウー日経225のサヤ取り」の仕掛け時がそろそろきそうだ。
この同銘柄両建てサヤ取りは、いつサヤが変動しだすかはわかりません。早いときは翌日に動いたりすることもあります。
今回は、仕掛けてからほとんど動きませんでした。2日前くらいにちょっと拡がりだしたところなのですが、勢いを感じません。そんな日々の変動をみながら、50や100のサヤ利益とするには、相応の時間がかかりそうな感じがしていました。
もう一つは、サヤ取りで大きな利益が見込める「NYダウー日経225のサヤ取り」の仕掛け時がそろそろきそうな感じになってきたためです。
この同銘柄両建ては、手堅く利益が狙えるものの利益額は大したものではありません。
CFDサヤ取りで大きな利益が狙えるのが「NYダウー日経225のサヤ取り」の方です。そろそろ、この仕掛け時が到来しそうな状況になってきているので、余裕資金を作っておきたいという思惑もあります。私の中では、「NYダウー日経225のサヤ取り」が本業で、この「同銘柄両建て」はオモケ的な位置づけです。
資金を効率的に回しながら、着実に増やしていければと思っています。