元手最低0円からのFX マネパカード+パートナーズFXnanoで目指す10万円
マネパカードで買い物をして受けたキャッシュバックをFXで運用して増やしていくという企画です。使う口座は、パートナーズFXnano口座+マネパカードです。パートナーズFXnano口座開設後にマネパーカードを作れば準備完了です。
元手ゼロのFX カード買物ポイントでFX
マネパカードの国内買物還元率は0.5%になっています。
ただ、随時キャンペーンを実施しており利用次第で2%や3%の還元率とすることもできる時期があります。私は、その時期を活用してキャッシュバック還元率を上げて恩恵を享受するようにしています。
海外専用プリペイドカードの海外ショッピング利用に関する手数料等が、国内で発行されている類似のカードに比べて日本最安(株式会社矢野経済研究所が実施した調査結果)という特徴もあります。
マネパカードは、クレジットカードではなくプリベイトカードです。口座にお金をチャージしてから使うというWAON(ワオン)と同じ仕組みになっています。なので、継続的に支払いの発生する公共料金などの支払いには使えません。
使い方はクレジットカードと同じで、スーパーなどの買物ではマスターカードが使えるところであれば普通に使えます。
パートナーズFXnanoは、100通貨からの売買ができるため運用資金が少なくても売買回数は結構あります。20回までいくかどうかはわかりませんが、案外出来るかもしれません。
月間取引10万通貨については、メキシコペソ円で達成できそうです。
現在、マネーパートナーズFXでメキシコペソ円の実験売買をしています。為替値が5円台なので20万通貨売買しても必要証拠金は米ドル円1万通貨とほぼ同等で済みます。
一般の年会費無料クレジットカードは200円で1ポイントくらいしかつかず、ポイント還元率は0.5%くらいです。ゴールドカード系で大体1%ですので、2%という還元率はかなりの好条件なのです。
マネパカードの還元はポイントではなく、口座へのキャッシュバックで行われます。このため、キャッシュバックがあったらすぐにFX運用資金に回せます。
FX口座とマネパカード口座の両方を持っていれば、口座は繋がっているので「資金振替」だけで簡単にできていしまいます。
キャンペーンを活用しながら高還元率を目指していきます。
カード買物キャッシュバックをFX資金にする流れ
マネパカードでキャッシュバックを受けられるまでの流れをまとめると以下のようになります。
まずは、FX口座開設です。株券がFX証拠金に出来るパートナーズFX、100通貨売買の出来るパートナーズFXnano口座、それぞれ特徴があります。手続き上、同時開設になります。
FX口座管理画面からマネパカード申し込みをします。与信審査もないせいか、カード発行日数は短いです。
マネパカードが出来たら、国内ショッピング上限枠などの設定を行ってFX口座から資金をチャージします。
あとは、通常のマスター・JCBなどのクレジットカード同様に買い物でマネパカードを使います。マスターカードが使えるところであれば、クレジットカードと同じように買い物ができます。
当月内に売上確定した明細に対し翌月10日(土日祝の場合は翌営業日)にマネパカード未チャージ残高に円貨がキャッシュバックされます。
私の家で毎月スーパーなどで買い物する金額は大体4〜5万円です。これに対するキャッシュバックは還元率は2%で800〜1000円という感じになります。
運用で使う口座は、100通貨売買ができるパートナーズFXnano口座です。1米ドル=110円で米ドル円100通貨の必要証拠金は440円くらいです。買い物のキャッシュバックが貯まったらFXポジションを持つ予定でいます。
パートナーズFXnano口座は、連続注文というトラリピやトライオートににた回転系売買が使えます。手数料無料というメリットがあるのですが、設定は1本1本手動で行い最高20買いまでという制限があります。100通貨という小さい単位の売買ですので、この連続注文を使って放ったらかしという形でやっていく予定です。
幸い、パートナーズFXnano口座はスワップポイントも高目の口座です。ポジションが長期保有になればスワップポイントも少しづつ貯まってきます。
クレジットカードのポイントは、いくら貯まってもそのままでは1ポイントも利息はつきません。しかも、ある程度まで貯まらないと賞品交換などもできず失効させてしまうこともあります。
勿体ないですよね。
失効させるくらいだったらFXで大勝負してやられた方私としてはスッキリします。
買物をポイントではなく高還元率キャッシュバックという形で受け、そのままFX運用にしていけばかなり有効な資産運用が出来そうです。金額が小さいので手間はかけません。元手が買物で得たキャッシュバックというのもちょっと気楽です。
ストレス少なくできるこのスタイルでの運用は案外増えるかもしれません。
連続注文 5つの特徴
元手ゼロのFX運用は、パートナーズFXnano口座で行っています。その運用の中心となる注文機能が連続注文です。大まかに5つの特徴があるのでご紹介させていただきます。
連続注文でも、単純なリピート系自動売買ができます。
連続注文は、マネーパートナーズのFXレートをそのまま使用します。しかも、手数料は無料です。トラリピなどのリピ−ト系自動売買では手数料有料が普通ですが、連続注文は似たような機能を無料で使うことができます。
業界最狭水準のレートで手数料無料で出来るので、リピート系自動売買につきものの追加負担はありません。
その代わりといってはなんですが、設定に制約があります。
設定上の制約は、大きく2つです。
- 1本ずつしか設定できない
- 連続注文限度は20回まで
他のリピート系自動売買であれば一気に100本くらいの注文を作成するのは簡単にできます。でも、連続注文では1本づつ作成しなければいけないので一大作業となります。
そして、売買限度は20回です。設定回数の売買が終われば、その連続注文は終了ということになります。
一般のリピート系自動売買でも20回以上の売買をするには数ヶ月はかかります。その意味では、この20回はそれほど気にならないかもしれません。
ただ、1本1本注文設定する手間は相当のものなので、他のリピート系自動売買と全く同じ売買をするのはちょっと無理があるという気がします。
一般的に連続注文はリピート系自動売買の一員とは見られていませんが、その理由はこの設定上の制約にあるのだと思われます。
連続注文は、100通貨売買のできるパートナーズFXnano口座でもできます。ちなみに、米ドル円100通貨売買の必要証拠金は400〜500円くらいです。
1000円もあれば、普通に裁量トレードも連続注文もできます。
元手ゼロのFX運用は、毎月のキャッシュバック金額は数百円〜数千円レベルです。通常のFX口座ではまともな運用は半年分くらい貯めないとできません。
でも、100通貨売買可能なパートナーズFXnano口座であれば、1ヶ月分のキャッシュバック分でもポジションを持っていくことが可能となります。
これは、大きいです。
マネーパートナーズFXで提供しているもう一つのFXサービス「パートナーズFX口座」では、株券などを代用有価証券とした運用もできます。売買数量は1万通貨からなのですが、眠っている株券があればFXで複利運用的に活用するということもできます。
私も数年前から利用しています。
参考:高スワップポイントと代用有価証券 マネーパートナーズFX
資金に余裕を持たせて行えば、株式の配当金・売却益+FXのスワップポイント・運用利益といういくつもの収入源を作ることができます。
マネーパートナーズFXでは、「マネパカード」というプリベイトカードサービスも提供しています。プリベイトカードサービスというのは、WAON(ワオン)やNANAKO(ナナコ)のように口座にお金を入金しておいて買物金額を引き落とすという仕組みです。
マネパーカードは、マスターカードと提携しているためマスタカードの使えるお店であれば通常のクレジットカードと同様に買い物ができます。
買物をすることでキャッシュバックが発生するのですが、このキャッシュバック還元率が高率で魅力的になっています。
7月からは還元率1.5〜最大100%というカード業界としては前代未聞のキャンペーンも実施中です。条件を満たせば1ヶ月の買物金額全額キャッシュバックされるという驚きの内容です。
FXの取引量でキャッシュバック率が上がっていく仕組みなので、FX投資家にとって有利な内容です。
現在、私のメインカードです。
キャッシュバック金額は、マネパカード口座にそのまま入金されるのでそのまま翌月の買物でも使用できますし、「資金振替」で株やFXの資金とすることもできます。
この仕組みを活用しているのが、元手最低0円からのFXということになります。
連続注文 私の使い方
元手ゼロ(0円)からのFXは、何度か書いているようにカード買物で得たキャッシュバックをFXで増やすという企画です。
最初のうちは、キャッシュバック金額も少なかったので使っていなかったのですが、7月になって口座資金も少しまとまった金額になってきたので、入りちょこちょこと連続注文を設定して利益がではじめたところです。
参考:連続注文 2017年7月売買状況
今のところ、簡単なルールで設定をしています。
- 売買通貨:豪ドル円
- 売買数量:100通貨
- 裁量トレードでの売買の方向性を合わせて設定
- 朝方の豪ドル円値に近いところで仕掛け設置
- 利益確定 30銭または50銭
- 連続注文回数 2回程度
- レバレッジは最高5倍いない程度にする予定
- 損きり 基本的になし
こんな感じです。
かなりユルくやっています。
私は、純粋な裁量トレードは豪ドル円のみでやっています。これはサヤすべり取りという運用法で、読者歴の長い方にはお馴染みのやり方です。
この裁量トレードで感じている方向性と同じ形で連続注文を動かしています。
現在「天井圏の乱高下」に入っているという認識でいます。7月前半までは、まだ高値がありそうだったので、連続注文でも「豪ドル円買い」で設定をしていました。
2017年7月26日現在も「豪ドル円買い」方針です。
設定方法も簡単で、朝方89円ちょうどであれば89円近辺ですぐ約定しそうなところで仕掛けていきます。利益確定も毎回30銭中心でたまに50銭という具合で、利益幅についてはあまり真剣に考えていません。
そして、連続注文回数は2回です。
これは、今の豪ドル円が「天井圏にある」という認識のためです。いつ、大きく下げるかわからない局面のため、連続注文回数を多くしておくと大きく下げたときに次々に注文が約定してそのまましこり玉になる恐れがあります。
2回でも、しこる時はしこります。
それでも、天井圏で揉み合いしているうちに2回の売買注文が消化されてしまうことも多いと想定しています。
仮にしこったとしても、損きりはせずに放ったらかしにしておく方針です。ただ、「これは切っておこう」と感じるものは損きりするつもりなので、絶対に損きりはしないというほどの決意もありません。
レバレッジは、いまのところ最大5倍くらいで見ています。毎月カード買物によるキャッシュバックで口座資金が増加していくので、その辺も考慮して適正なレバレッジを決めていくつもりでいます。
こんな感じですが、100通貨売買ができるお蔭で数千円の資金でも細かい分割もできます。
まずは、口座資金10万円を目標にやっていきます。
クレジットカードで10万円相当のポイントを貯めるのは一般人には至難の業です。
先日メインカード交換のため、それまで5年くらい一度も交換をせずに貯め続けたクレジットカードポイントをマイルに交換したのですが、この交換ポイント数は74,000ポイントでした。
この調子だと、7年利用くらいで10万円相当の10万ポイントが貯まるという具合です。
これでも、100円で1ポイントつく高還元率カードなんですけどね。
クレジットカードのポイントは、運用できませんし利息も付かないので気合い入れてもなかなか貯まらないというのが現実です。
でも、マネパカード+パートナーズFXnanoのように今月カード買物で発生したキャッシュバックを翌月から運用に回していければ状況はかなり変わります。
特に、読者の皆様のように運用力を磨き続けている人々にとっては腕の見せ所でもあります。
先程、ポイントで10万円相当貯めるのは7年くらいかかったと書きましたが、「元手ゼロ(0円)からのFX」運用ではそれを2〜3年に短縮できるかもしれません。
10万円の次は100万円を目指して大きく育てていくつもりです。
貯金がなくても運用できる時代がきた
話はズレますが、この「マネパカード+パートナーズFXnano」的な形で運用ができる仕組みは、続々と登場あるいは登場予定です。
- 7月開始;インヴァスト証券「マネーハッチ」
- 近日開始予定:楽天スーパーポイントで投信購入
楽天のサービスは5月発表では「7月開始予定」だったのですが、、まだ正式開始日は決まっていないようです。
インヴァスト証券の「マネーハッチ」は、7月24日より始まっています。私も早速登録しました。
参考:マネーハッチ開始
クレジットカードだけでなく、インヴァスト証券のFX・くりっく365など金融サービス利用でキャッシュバックが発生して積立られます。
一定金額まで貯まると、それが「マネーハッチ」口座に振り替えられてETF商品を自動購入していきます。購入後は、トライオートFXと同様のリピート系自動売買で自動運用されていきます。
投資家は、最初の設定をしておけばあとのことはすべて自動で行われます。
利用者は、カード買物やFX売買を普通にやっているだけでよいわけです。楽ちんの仕組みですね。
たまに「マネーハッチ」口座を覗いてみると驚くほど増えていた、なんてこともあるかもしれませんね。
私は、当面カード買物のキャッシュバックはマネパ中心で運用する予定です。インヴァスト証券の「マネーハッチ」は、トライオートFX利用分のキャッシュバックで利用していきます。
楽天スーパーポイントでの投信購入は、楽天カード・楽天銀行などグループ利用・トラリピなどからのポイント交換などを軸にやっていく予定です。
しかし、面白い時代になったものです。
「投資運用開始に元手がいらない時代が到来した」
大げさかもしれませんが、これらの仕組みはこれまでの「投資の常識」を大きく変える可能性があります。
これまでは「投資=小金持ち以上+勉強が必要」という感じだったのが、「投資=誰にでもできる」となるからです。あと10年もすれば、「投資をするのは普通」という時代になるかもしれません。
運用原資ゼロでもできる資産運用、私もしっかりと活用していきます。
元手ゼロのFX 運用状況
年月 |
当月キャッシュバック |
当月運用損益 |
合計額 |
---|---|---|---|
2017年6月 |
4,152 |
158 |
4,310 |
2017年7月 |
2,130 |
682 |
2,812 |
2017年8月 |
2,000 |
211 |
2,211 |
2017年9月 |
1,792 |
646 |
2,436 |
2017年10月 |
1,946 |
424 |
2,370 |
2017年11月 |
2,686 |
203 |
2,889 |
2017年12月 |
1,272 |
155 |
1,427 |
2018年1月 |
1,214 |
933 |
2,147 |
2018年2月 |
2,127 |
−1.266 |
861 |
2018年3月 |
575 |
593 |
1.168 |
2018年4月 |
516 |
−321 |
195 |
2018年5月 |
44 |
265 |
309 |
2018年6月 |
7 |
538 |
545 |
2018年7月 |
3 |
302 |
305 |
2018年8月 |
0 |
534 |
534 |
2018年9月 |
0 |
-805 |
-805 |
累計額 |
20,464 |
4,055 |
24,519 |
元手ゼロからのFXは、2018年9月末で取組終了しています。
運用で使っているパートナーズFXnano口座の取引条件が大幅に向上したので、もっと多額の資金での運用に使いたくなったというのが一番の理由です。
パートナーズFXnano口座は、こういう運用にも使えるという一例として少しでも参考になれば幸いです。