元手ゼロからの資産運用３強比較　株・FX・ETF・投資信託を元手ゼロで始めるための必須知識

２０１７年、資産運用するにはお金を貯めなければいけないという常識が大きく変わるかもしれません。

クレジットカードのポイント部分を資産運用に活用できる仕組みが続々登場しているためです。８月から開始の楽天グループを含めた３つのサービスを比較してみました。

現在、元手ゼロから出来る資産運用サービスは開始予定も含めて３つあります。

仕組みがいろいろと違うので、ちょっと無理はあるのですが表にまとめてみました。それぞれ「マネパ」「マネーハッチ」「楽天ポイント」の項目でまとめています。

項目	マネパ	マネーハッチ	楽天ポイント
元手発生源	マネパカード買物で得たキャッシュバック	インヴァストカード買物・FX取引量などからのキャッシュバック	楽天カード・楽天市場買物で得た楽天スーパーポイント
カード還元率	１．５～１００％	１％	１％以上
運用対象	株式・FXなどなんでも有	決められた海外ETF	楽天証券の投資信託
運用仕組	全部手動	全自動	全部手動
備考	外貨両替でも有利に使える	一度設定すれば放ったらかしに出来る	限定ポイントや他からの移行ポイントは使えない。

一応、私はすべてのサービスを利用する予定です。なので、利用しながら気づいた点があれば追加していく予定です。

これだけだと大雑把すぎるので、個別にまとめさせていただきます。

マネパカード系の特徴を大まかに列挙してみます。

マネパカードは、前月確定して買い物分に対してFX取引量などにより決まった還元率（最低１．５％）によってキャッシュバックが発生する仕組みです。現金なので、そのお金を何に投資するかは利用者の自由です。なので、来月のカード引き落としに充当ともできます。

ちなみに、還元率は最大１００％と買物全額キャッシュバックまで狙えます。

当然のことではありますが、１００％はかなりの難関で私程度では全然届きません。ただ、月間１万通貨程度でも還元率は１．８％になるため、これだけでも通常のカードに比べて相当お得です。

マネーパートナーズ口座内にう限定して投資するのであれば、株式・FX・CFDなどが可能です。私の「マネパカード＋パートナーズＦＸnano「元手ゼロ（０円）からのＦＸ」企画では、キャッシュバックをFXで運用して増やしています。

マネーハッチの特徴も同様に列挙してみます。

マネーハッチの投資対象は、インヴァスト証券があらかじめ用意してある海外ETFです。まだ、サービスが始まったばかりということもあり数はそれほど多くはありません。

ただ、リピート系自動売買のトライオートFXの取引からもキャッシュバックが発生するため利用者の状況によっては運用原資がとても貯まりやすい傾向にあります。

しかも、貯まった資金はキャッシュバック資金移動から買付・売却まで全自動で運用されます。私達投資家は、最初の設定さえしておけばあとは何もせずに良いという流れです。

楽天カード利用や楽天市場買物で貯まった楽天ポイントも１００円から投資信託購入ができるようになります。

限定ポイントや他ポイントからの移行が使えないというのは、かなり残念です。私は、トラリピで得たポイントを楽天ポイントに移行させて投資信託購入資金にしようと目論んでいたからです。

でも、これで楽天ポイントを無駄なく利用できるようになります。

今までは、貯まった楽天ポイントを使う先がなくて困ったこともあるからです。これからは、１００円単位で投資信託を購入していけます。

昨年まで、私がクレジットカードで貯めていたポイントは年間１～２万程度でした。私の目標は３０万ポイント貯めて夫婦で海外旅行へいくことでした。当然のことながら、貯めたポイントを運用することはできず、貯め続けて３０万ポイントというのは気が遠くなるくらいの年月が必要でした。

２０１７年からは、貯めたポイント相当分を運用に回していけます。この効果は、既に現れています。利用開始数ヶ月で「マネパ」と「マネーハッチ」の運用資産合計額はすでに１万円を超えているのです。

この調子だと、元手ゼロから３０万円を作るのはそれほど年数もかからず達成できるかもしれません。

資産運用なので、失敗して減らすこともあるでしょう。でも、元手はゼロ円です。カードポイントのままだと失効して無くなってしまうことだってあります。そうなるよりは、自己責任で運用して大きく増やせる可能性がある方が夢もあり楽しみもできます。

新しい時代の新制度、しっかりと活用していきましょう。