スワップポイントサヤ取り USDCHF決済
スワップポイントサヤ取りで保有中のUSDCHFポジション20万通貨を決済しています。一部決済を「トレール注文」でやってみたのでその結果報告もかねて記事にさせていただきます。
損失の出ない範囲でトレール注文での決済実験
今回の組み合わせは「買いGMO外貨−売りDMMFX」です。DMMFX口座の売りスワップポイントが前週ー37円⇒ー44円に上昇し買い口座GMO外貨とのスワップポイント差が10円前後まで縮小したため決済しています。
まずは各口座の決済約定画面をご覧ください。
GMO外貨決済約定画面
DMMFX決済約定画面
それぞれの口座で10万通貨を2本づつポジション作成して合計20万通貨の両建てにしてありました。合計収支を表にまとめると以下のようになります。
FX口座 |
為替損益 |
スワップポイント損益 |
合計損益 |
---|---|---|---|
GMO外貨 |
-440,424円 |
142,400円 |
-298,024円 |
DMMFX |
416,753円 |
-90,940円 |
325,813円 |
合計 |
-23,671円 |
51,460円 |
27,789円 |
+27,789円と利益は確保したものの、今回の売買は失敗例でもあります。
上記表で為替差損がー23,671円となっています。この両建てポジションは仕掛け時は普通にできたポジションで含み損益はほぼゼロ円でした。決済のときにしくじったために最終損失となっています。
その原因は、GMO外貨の買いポジション決済を通常の成行注文または指値注文ではなく「トレール注文」を使ったことにあります。
一番最初のGMO外貨決済約定画面画像で薄赤色の部分をご覧ください。決済値が1.00512とその上の1.00676から20ポイントくらい下で約定しています。
これは、昨日決済のトレール注文を20ポイント下で仕掛けたところ、注文後ほとんど上昇することなく下げてきて約定したためです。しかも、そこが昨日の安値で底値で売り決済した形になってしまいす。
これが、逆指値注文の辛い所ですね。狙われたわけではないと思うんですけどね。
調度、昨日記事トラリピ決済トレール効果でトラリピ注文とトレール注文の相性の良さを感じていたところだったので、裁量トレードでも試してみたくなったのがいけませんでした。
逆指値は、損失がでない範囲で設定してあったので最終収支は確保できています。素直に決済していれば利益額は約2倍の5万円くらいになる予定でしたが、まあ実験なのでしょうがないですね。
効果的に使うには、もう一工夫必要なようです。
スワップポイントサヤ取りは、日々の利益は僅かながら着実に積み上がっていくところが大きな特徴です。利益を粗末にするのはいけないことですが、こういう利益を伸ばすための実験も損失をだすことなくできます。
今後もチャンスを見つけ、コツコツと利益を貯めていきます。