暴落局面でのサヤ取り派の立ち位置
NYダウ・日経225ともに暴落気味の大きな動きが出てきています。
その影響はサヤ変動にはまだ出ていませんが、気になるところですね。
NYダウー日経225サヤ取りの特徴
- 勝率約90%。2017年からの売買実績
- サヤ取り両建てポジション1枚売買の証拠金目安は40〜50万円(証拠金状況を勘案して決定)
- 特徴@:両建てなのでリスクは一般の裁量トレードより低目
- 特徴A:暴騰・暴落の影響を受けにくい
- 特徴B:周囲の雰囲気を気にせずに、冷静な売買判断をしやすい
サヤ取り場帳 2021年7月20日
月日 |
NYダウ |
日経225 |
価格差(サヤ) |
---|---|---|---|
7月12日 |
34882 |
28648 |
6174 |
7月13日 |
34779 |
28504 |
6295 |
7月14日 |
34815 |
28521 |
6294 |
7月15日 |
34832 |
28018 |
6818 |
7月16日 |
34525 |
27717 |
6808 |
7月19日 |
33883 |
27267 |
6616 |
補足事項
- 売買口座は、くりっく株365主力で時折GMOクリック証券CFD口座を使用しています。
- この場帳値は、GMOクリック証券CFD取引口座のものです。
サヤは6800まで急拡大して一段落ついたような動きになっています。
ここ一週間、NYダウ・日経225ともに大きく動いています。
でも、サヤの動きでみればそれほど気にするものでもありません。
通常の裁量トレードをされている方は、現在気が気でない方もいるだろうと思います。
サヤ取りは、この辺は特にストレスを感じるようなことはありません。
通常の裁量トレードとサヤ取りでは、ストレスを感じる局面が異なるからです。
NYダウー日経225サヤ取りは、どんなときもサヤの動きだけをみて売買をします。
なのでNYダウが大きく下落してもサヤが大きく動かない限り、売買を検討する必要がありません。
ここはポジションも持たずに、静かに状況をみているだけです。
場帳記入しながらサヤが動き出すのを待ちます。
NYダウー日経225サヤ取りについて
NYダウと日経225の価格差(サヤと呼ばれています)変動を利用しながら利益をだしていく運用法です。
日本と米国は関係が深いこともあり、NYダウと日経225は相互が影響を与え合うような形で変動しています。
その価格差(サヤ)は、拡大したり縮小したりします。
その流れを利益に変えていくものです。
サヤ変動を利益に変えていくには、「NYダウ売りー日経225買い」という感じの両建てポジションによる売買をしていきます。
具体的な仕掛けパターンは2つあります。
- NYダウー日経225の価格差(サヤ)縮小⇒拡大をねらった仕掛け:日経225売りーNYダウ買い
- NYダウー日経225の価格差(サヤ)拡大⇒縮小をねらった仕掛け:NYダウ売りー日経225買い
拡大を狙うか、縮小を狙うかで、作るポジションが正反対になります。
このサヤ取りのメリットは、大きく3つあります。
- 周囲の雰囲気に呑まれにくく冷静な売買判断ができる。
- 拡大縮小の流れがつかめてくれると収支が安定する。
- 日中株価を見ている必要がないため、忙しくても実践可能
売買には、この後にお見せする「場帳(バチョウ)」という売買道具を使います。
岡三証券が提供するサヤチャートも似たようなタイミングでシグナルが出るので、参考指標として使っています。
リスクについて
サヤ取りにも様々なリスクがあります。
一見、安定してそうなのですが、現実に起きた過去の値動きや損きりなど、リスクを意識するうえで参考になる記事をご紹介します。
サヤ変動リスク これまでの大きな変動記録
記事でも触れていますが、サヤ取りを始めてから一番大きな1日でのサヤ変動幅は2020年3月19⇒20日の908(3005−2097)です。
損きりリスク これまでの記録
NYダウー日経225サヤ取り ここまでの成績
- 2017年運用開始
- 運用原資:7,797,081円
- 2021年運用元金 10,889,376円
年度 |
損益額 |
累計損益額 |
---|---|---|
2017年 |
1,202,919円 |
1,202,919円 |
2018年 |
819,128円 |
2,022,047円 |
2019年 |
-1,465,652円 |
556,395円 |
2020年 |
2,535,900円 |
3,092,295円 |
2021年 |
2,862,348円 |
5,955,143円 |
2021年もコツコツいきます。
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